日産 エクストレイル 新型 年式

【日産・エクストレイル】の新型や旧型などの型式、年式についてまとめてみた。

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日産エクストレイルは2000年に初代が誕生し、実に18年もの歳月を経て今もなお人気のSUVです。

日産を代表するSUVといっても過言ではないエクストレイル。

今回はエクストレイルを旧型、新型を比較しながらその歴史を紐解いていきたいと思います。

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【日産・エクストレイル】の現行・新型モデルについて

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

まずは現行・新型モデルのエクストレイルについて解説していきたいと思います。

新型エクストレイルは、それまで続いてコンセプトを引継ぎながらも、モダンなフォルムを身に纏って2013年12月に登場しました。

それまでのエクストレイルと言えば、無骨でSUV然とした出で立ちでしたが、新型エクストレイルは、スタイリッシュでシティ派SUVと言えるほどのSUVへと進化しています。

ルノーとの共同開発で誕生したエンジニアリングアーキテクチャ「CMF」プラットフォームを基に、スケールメリットを活かし初採用となった車種です。

日産共通のブランドデザインであるVモーショングリルを採用。

エクステリアデザインは直線基調から丸みを帯び、ボリュームある見た目へと変貌を遂げました。

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

ディーゼルエンジンは廃止し、新しく追加されたパワーユニットはハイブリッドシステム

厳しくなる排ガス規制に対応し、エコカー減税も取得するまでに至っています。

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

先代でも設定の合った4WDは、そのシステムを改良。

オールモード4×4ではなくインテリジェント4×4へ進化させ、より悪路走破性を高めています

同時にVDC(横滑り防止装置)も改良、加えてヨーモーメントコントロールを搭載し、車両が横滑りするのを防ぐのと同時に、ドライバーが意図するラインに戻す役割も果たすようになりました

新型エクストレイルで注目すべき機能はそれだけではありません。

エクストレイルには、最先端の安全運転支援システムが搭載されています

装備される先進安全装備には以下のものが挙げられます。

  • プロパイロット
  • インテリジェントエマージェンシーブレーキ
  • 踏み間違い衝突防止アシスト
  • LDW(車線逸脱警報)
  • 進入禁止標識検知)
  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • インテリジェントパーキングアシスト

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

特に注目すべき機能はプロパイロットです。

フロントガラス上部に設置されたカメラが先行車と車線を検知し、ドライバーの指示した速度の範囲内で先行車の追従走行を行います

プロパイロッが活躍する場面は、主に高速道路走行時

渋滞などによる単調な運転ではプロパイロット機能が大いに役立ち、事故のリスクを大幅に低減してくれます

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

インテリジェントエマージェンシーブレーキとは自動ブレーキのこと。

今や新車ではついていて当たり前と言われるほどメジャーな安全装備となりましたが、新型エクストレイルでも自動ブレーキは標準装備となります。

エクストレイルの自動ブレーキは、車両だけでなく人に対してもシステムが反応するので、より安全性が高いです。

システムが衝突の危険性を判断し、ブザーや警告表示でドライバーに注意喚起。

衝突する可能性が高まったときは、車両自らブレーキを自動作動させ衝突回避・軽減を行ってくれます

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

インテリジェントアラウンドビューモニターは、エクストレイルの四方に設置したカメラにより、上空からエクストレイルを見下ろしているかのような映像をモニターに映し出してくれます。

 

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【日産・エクストレイル】の旧型モデルの歴史

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

では、日産エクストレイルの旧型モデルの歴史についてご紹介します。

【初代エクストレイル T30型(2000年11月~2007年7月)】

引用:https://autoc-one.jp/catalog/nissan/x-trail/grade/

初代エクストレイルは2000年11月に発売されました。

型式はT30型です。

「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」をコンセプトに、本格的なSUVとして走行性能と機能性の高さが評価され、絶大な人気を得ました

頑丈な造りなうえに故障が少ないということもあり、未だに街なかで初代エクストレイルを目にする機会が多いです。

引用:https://autoc-one.jp/catalog/nissan/x-trail/grade/

また、エクストレイルは国内だけでなく、世界167か国で80万台以上を販売し、トヨタやホンダに対抗する日産の世界戦略車です。

エンジンは、直4 DOHC2000ccのQR20DE型とSR20VET型の2種類のパワートレインを用意。

初代は、ターボエンジン搭載モデルもありました。

また、当初から環境配慮型モデルもラインナップし、官公庁向けの燃料電池車モデルもありました。

【2代目エクストレイル T31型(2007年8月~2010年6月)】

引用:https://autoc-one.jp/catalog/nissan/x-trail/grade/

フルモデルチェンジした2代目エクストレイルは2007年8月22日に発売。

型式はT31型です。

エクステリアはキープコンセプトとなりましたが、各部を一新しています。

パワートレインは2000ccガソリンエンジンと2500ccの大排気量モデルの2種類をラインナップ。

環境基準に適合しないということで、ターボエンジン搭載モデルは廃止となっています。

引用:https://autoc-one.jp/catalog/nissan/x-trail/grade/

2代目エクストレイルからはオールモード4×4の最新の電子制御システムとなり、さらにオフロード走破性を高めました

初代で好評だったセンターメーターは運転席側に移動、樹脂製フェンダーから金属製へと変っています。

また、2代目エクストレイルでは、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの20GTも追加されています。

パワフルな走りに加え、環境基準に適合していることで各種税金が免除になりエコカーの先駆け的存在となりました。

引用:https://autoc-one.jp/catalog/nissan/x-trail/grade/

2010年7月にマイナーチェンジを行い、後期型を発売。

20GTにATモデルを追加。

フロント周り、ヘッドランプのデザインを変更するなど、開発コンセプトである「タフギア」を強調したデザインとなりました。

同じく、オーテックジャパンの特別装備車である「エクストリーマーX」も追加。

さらにワイルドな外観となり力強さが増したエクストレイルで人気となりました。

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【日産・エクストレイル】の各年式・モデルの比較

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

現行エクストレイルは前期型と後期型の2種類あります。

  • 前期型(2013年~2016年)
  • 後期型(2017年~現在)

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

前期型は2013年12月に発売。

翌年にはオーテック特別仕様車「20XブラックエクストリーマーX」を追加。

2015年4月には待望のハイブリッドモデルが追加となり、SUVでも低燃費な車として注目を集めました。

同年7月にはオーテック特別仕様車「モードプレミア」を追加。

2015年12月にはマイナーチェンジで仕様向上、さらに特別仕様車としてエマージェンシーブレーキパッケージ車を発売。

2016年8月にはオーテックジャパン創立30週年を記念した特別仕様車を発売、同年11月にも特別仕様車を発売しています。

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

エクストレイル後期型では、プロパイロットの性能が向上したモデルを発売。

更に、自動ブレーキはインテリジェントエマージェンシーブレーキにパワーアップ。

インテリジェントパーキングアシストの性能強化、インテリジェントアラウンドビューモニターには動体検知機能も追加されるなど、前期型エクストレイルよりも遥かに先進安全装備が進化しています。

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

特に、自動ブレーキにおける使用カメラはモービルアイ社の新型カメラを採用し、検知する性能と精度が格段に向上しています

これまでのエクストレイルの自動ブレーキは、あまり役立たないと言われてきましたが、モービルアイ社のカメラに変ってからはきちんと止まれる自動ブレーキと好評です。

現行エクストレイルを中古で購入するにしても、安全装備を重視するなら後期型一択と言えるでしょう。

あとがき

日産エクストレイルは、アウトドアのアクティブなニーズに応える形で登場し、今もなお世代を問わず愛され続けているSUVです。

近年、競合車の多くが高級路線にシフトチェンジしている中、エクストレイルは初代のコンセプトを貫抜き通してオフロード重視です。

3代目となる現行モデルは、価格が223.9万〜356.7万円とトヨタハリアーに比べかなり手頃な価格設定です。

中古だと、ハイブリッド車は高めとなりますが、ガソリン車なら200万円前後の価格帯が多いです。

2代目でも2010年式なら130万円前後が多く、クリーンディーゼル車も割安感があります。

アウトドア好きならこのあたりも魅力的かなと思いますね。

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