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今年、満を持してフルモデルチェンジされたスバル新型フォレスター。
発売当初から絶大な人気を誇っており、今回の新型も例外ではないようです。
もともとスバルが発表する車はコストパフォーマンスが抜群に良いと言われています。
独特のエンジンである水平対向エンジンはもとより、車作りに対する工夫がみられることもその一つではないでしょうか。
今回はそんな工夫がふんだんに盛り込まれた新型フォレスターの安全性について見ていくことにしましょう。
Contents
フォレスターの安全性ってどうなの?
やはりスバルの安全装備と言えば、アイサイトですよね。
簡単に言うと、社内ルームミラー付近についている左右の小型カメラが、車前方の障害物や、車を認識して、衝突を回避する装置です。
登場したのは、2008年、当時はレガシーアウトバックのみ装着されていた装置で、国内ではそれほど認識はされていなかったようです。
それから、2010年になりアイサイトを前面に宣伝し、さらに+10万円でアイサイトの機能が装着できることから、徐々に装着台数も増えていくことになります。
もはや10年の歴史がある安全装置と言うことで、今回新型フォレスターに装着されているアイサイトはバージョン3となっています。
新型のドライバーモニタリングシステムと滑らかな自動ブレーキ
アイサイト発表当初の機能は、単に前面の障害物に反応すると言うことでした。
もちろん、これだけでも素晴らしい安全機能なのですが、バージョン3になったことで様々な機能が追加されるようになっています。
カメラ自体の機能を生かして、走行レーンを自動で認識し、最適な車幅で走ることができる機能や日本車では今でも珍しいクルーズコントロール機能、AT後発進制御機能などが追加されています。
それが全車標準装備となっているのも素晴らしいのですが、このアイサイトはもともと日立製作所との共同開発と言うことで、技術の信頼性も確かな物と言えるでしょう。
実際に、車購入前に、アイサイトを体感することもできますから、ぜひ、スバルディーラーで体験してみてはいかがでしょうか。
バージョン3となったこともあり、自動ブレーキの作動自体もより滑らか、スムーズに機能するようになっております。
アイサイトだけでもすごいのですが、それだけでは事故を防ぐことはできません。
アイサイトで察知し、自動ブレーキが動作するからこそです。
この自動ブレーキの作動の仕方大切な点です。
急に反応するようでは、かえって被害が大きくなることも考えられるでしょう。
スバルの自動ブレーキはかなりナチュラルに動作します。
ドライバーや乗車している人に負担をかけないように少しずつ滑らかに減速していく、その性能には本当に驚かされます。
水平対向エンジンと安全性
水平対向エンジンにこだわるのも安全性の理由からと言えそうです。
スバル独自の水平対向エンジンと言うのは、通称ボクサーエンジンと呼ばれているように、ピストンが左右水平に回転することで、車に与える振動などが軽減できるとともに、車自体の車高を低めに設定することができます。
フォレスターはSUVですから、敢えて、車高を低く設定する必要性はないのですが、車自体の安定性を増すことができると言ったメリットがあります。
どっしりとしたエンジンが鎮座することで車の安全性の向上にも繋がります。
これらはスバルプラットフォームと呼ばれているスバル独自の車自体の構造を称したものので、エンジンもこのプラットフォームと位置付けられています。
エンジン=安全機能の一部として捉えています。
横滑り防止機能も優秀
VDC。
ビークルダイナミクスコントロールの頭文字を意味するこの機能は、走行中に起きるアンダーステア、オーバーステアの状況になりえる状態をあらかじめ、計算しながら、車の走行ラインを適切な位置に補正することが目的とされた装置でもあります。
こう書くとわかりづらいのですが、要するにコーナーにハイスピードで突っ込んだりした際に、自動でブレーキやステアを調整して事故を防いでくれる、という非常に優れたシステムです。
この機能により、不意なステアリングの誤操作にも対応できますので、より安全性を保った運転走行が可能になります。
次に紹介するのはEBD。
この装置はブレーキ制御システムの一つで、ABSとセット。
ABSは既にご存知の方も多いでしょうが、アンチロックブレーキシステムを意味します。
ブレーキ時にブレーキパッドを適度に振動させることで、車の制御力のアップに貢献させる装置です。
雨や、雪の日には特に有効とされております。
そして、このEBSはさらに後輪、前輪の駆動走行差をも制御することで、ABSの機能をさらに進化、発揮させるために付け加えられた装置です。
この2つの組み合わせで。さらに安全なブレーキ制御を行うことができます。
安全装置と交通事故の発生件数
さて、ここまでを紹介しながら、ふと思いました。
一昔前の車、例えば、1990年代から、2000年初頭の車にはこのような安全機能はあまり見受けられませんでした。
〈もちろん、一部の高級グレード、メーカーオプションでは見られたかもしれませんが〉
技術的な問題というよりも時代背景が大きく影響しているように思います。
この時代は車そのものを楽しむ相棒としての感覚も主流であった時代です。
その証拠にエンジン馬力、ツインターボなどと言ったスポーツカーも台頭していました。
なぜ最近になってこのようなさまざまなお助け機能がつけられるようになったのでしょうか。
その理由を裏つけるデータとして、交通事故件数データをみてみることにしました。
まず、2017年度に起きた総交通事故件数データを見てみると、なんと49万216件。
49万と言うと日本の中核都市人口と同じぐらいの事故件数が起きているのですが、実は対前年比、2万7036件も減少しているとの発表があります。
もちろん一概に車の安全機能が増しただけとは言い難いですが、今回紹介した安全装置の普及もこの減少数に貢献しているとも言えます。
また、高齢化とともに増えている75歳以上の事故件数は418件。
一日一件以上はどこかしこで起こっている現実もあります。
ニュースでたびたび報道されているようなブレーキ、アクセルの踏み間違え事故も件数も多く含まれています。
このようなことを踏まえ、日本政府は、現行の安全機能装置新車装着率を2020年度までに、90%以上の新車に付けることを目標としています。
このような試みは、もちろん、車の事故件数減少に貢献することですし、機能を増すと言うことは、それだけ様々な雇用を生むと言う意味でもありメリットは大きいと言えるでしょう。
あとがき
やはり最終的には、自分自身が安全装置となるのが一番。
免許を取って、公道に出るとなんだか解放感があって、だんだん安全面に対しておざなりになってしまいがちです。
基本的には車間距離を保っていれば、よっぽど大きな交通事故は防げると言われています。
電子装置はもちろん頼りになりますが、まずは安全第一に車と付き合いながら、一つの道具としてこれらの装備を上手く使いこなしたいものです。
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