レヴォーグVSホンダ・オデッセイ！どっちがいいか比較してみた。

スバルレヴォーグとホンダオデッセイ。

ステーションワゴンとミニバン、クラスは異なりますがスポーティーでフットワークの良さという点は共通しているのではないでしょうか？

中には、レヴォーグとオデッセイのどっちを新車で買おうか悩んでいる人もいるでしょう。

そこで今回は、スバルレヴォーグとホンダオデッセイを

• 価格
• 乗り心地
• 大きさ
• 燃費
• 維持費

の5項目で比較してみたいと思います。

レヴォーグVSホンダ・オデッセイ！価格はどっちが高い？

まずは、レヴォーグとオデッセイの価格を比較してみましょう。

車格的にはレヴォーグのほうが安いのではないかと思いますが、価格面はどっちが有利でしょうか。

• スバルレヴォーグ

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

スバルレヴォーグは全部で6グレードをラインナップ。

ベースグレードと上位グレードの価格差は110万円以上です。

1.6と2.0では動力性能に差があり、特に加速力は段違い。

ただ、1.6Lでも加速性能は必要十分なレベルで普段使いでは1.6Lで満足できるでしょう。

むしろ、2.0Lは手に余るスペックで、性能を最大限引き出せるシーンが限られてしまうのでその点はよく考えて購入したほうが良いです。

• オデッセイ

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

※（）内は4WDの価格です。

ホンダオデッセイのグレードラインナップは大きく分けて3種類。

それぞれに8人乗りと7人乗りが用意されています。

４WDの設定があるのは8人乗りだけです。

オデッセイにはハイブリッドもありますが、レヴォーグはガソリンエンジンのみとなるので今回の比較ではハイブリッド車は割愛させていただきます。

いずれもホンダの先進安全装備がパッケージングされた「Honda SENSING」が標準装備されています。

以外にも両者の価格差はないみたいですね。

オデッセイが安いというよりかは、レヴォーグが高いと見るべきでしょう。

価格の比較は難しい部分もありますが、コスパ面を考えればホンダオデッセイに軍配が上がりますね。

レヴォーグVSホンダ・オデッセイ！乗り心地や大きさの比較

スバルレヴォーグとホンダオデッセイの乗り心地と大きさを比較してみます。

乗り心地比較

乗り心地はユーザーレビューを参考にします。

【レヴォーグ】

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

• やっぱり乗り心地は硬いですね。とは言え、ガチガチの足回りは出ないからなれてる人は不快もないです。
• 自分的には硬いと言うよりかは、しっかりしてる感じかな。
• 今までトヨタ車だったからなのかわからなけど、価格に見合わない乗り心地。
• しっかりした足回りで、コーナーリングも安定しています。
• ファミリカーとして買ったけど、家族から総スカンくらってます。
• 凹凸の上を走るときは結構ゴツゴツがきますね。
• この間、はじめて後の席に座ってけど快適とは程遠いです。
• 営業マンは上質とか言ってたけど、ただただ硬いだけで、普段乗るのには向いてないですよ。

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

スバルレヴォーグはスポーツ走行時の安定性や乗り心地は優れていますが、その硬さゆえに普段使いには向かないとの意見が多かったです。

乗り心地は好みの問題でもありますが、注意したいのは後席の乗り心地。

家族を乗せる車として購入するのは危険かもしれませんね。

購入前に一度、後席に家族を乗せて感想を聞いてからのほうが良さそうです。

【オデッセイ】

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

• 乗り心地は硬めですね。ファミリカーとして考えた場合の乗り心地は良くないですね。
• 家族を乗せるのに買ったけど、不評です。
• ミニバンらしくない乗り心地で、スポーティーさが出ている感じですね。
• 低重心だからロールは少ないけど、乗り心地は良いものではないです。
• 特に3列目の乗り心地は悪いです。酔いやすい人は乗らないほうが良いでしょう。
• フワフワした乗り心地が好みの人には向かないでしょう。
• 段差がある道路を走ると振動は結構きますね。特に後席はヒドイ。
• 後席は突き上げが結構あるので快適性は低い。

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

オデッセイは、他のミニバンと比べて走りやスポーティーさを出したミニバンです。

そのため、乗り心地は硬めでミニバンとしての乗り心地は決して良いものではありません。

ドライバーはミニバンでも走りを楽しめる満足感は得られるかも知れませんが、家族からは不評の声が聞こえてくる可能性が高いでしょう。

スバルレヴォーグとホンダオデッセイ、どちらも走りに力を入れている車だけあって乗り心地は硬めで快適性は二の次といったところでしょう。

どちらも乗り心地の評価は良くないため、乗り心地の比較対決は引き分けとします。

大きさ比較

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

言わずもがなですが、大きさはやはりホンダオデッセイのほうが上です。

ただ、以外なことにボディサイズが大きいにも関わらず最小回転半径は同じです。

取り回しの良さは同程度と見て良さそうです。

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

室内サイズもオデッセイが上回っています。

特に室内長はミニバンらしく、100mm近くもオデッセイのほうが長いです。

広さによる快適性や居住性はホンダオデッセイに軍配が上がりますね。

レヴォーグVSホンダ・オデッセイ！燃費や維持費はどっちが安い？

車を購入するうえで気になるのがやはり燃費や維持費でしょう。

できるだけ家計に負担をかけずに好きな車に乗りたいところ。

レヴォーグとオデッセイ、維持費が安いのはどっちでしょうか。

燃費

燃費性能はスバルレヴォーグが上です。

もっとも車格が違いますし、オデッセイのほうが重量は200kg以上重いですから当然でしょう。

燃費を重視したいならオデッセイはハイブリッド車を選ぶのが良いですね。

年間維持費

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

年間維持費を比べてみましょう。

比較するのはベースグレードです。

レヴォーグ：1.6GT EyeSight
オデッセイ：G・AERO Honda SENSING（8人乗り）

年間維持費はやはり車格が大きいミニバンのほうが不利ですね。

ホンダオデッセイは、スバルレヴォーグよりも年間維持費は約3万円高くなります。

維持費の比較対決はスバルレヴォーグに軍配が上がります。

自動車税

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

自動車税は排気量が多いほど税額が高くなるので、当然ながら排気量が多いオデッセイのほうが高額です。

ハイブリッド車ならエコカー減税対象になりますが、ガソリン車では適用なしなので税負担は重いですね。

車検代

車検代は、法定費用（重量税・自賠責保険・印紙代）・車検基本料・部品代からなります。

部品代は走行距離や車の状態によってかかる費用が違うので、比較対象から外しています。

車検基本料は、基本的にミニバンのほうが高く付きます。

やはり車検代はオデッセイのほうが高いですね。

燃料代

上記燃費は、カタログ燃費の7掛けで算出しています。

どちらも燃料はレギュラーガソリンで、リッターあたりの料金は全国平均140円としました。

年間の走行距離を10,000kmとした場合、レヴォーグは約12万5000円、オデッセイは約15万円もかかります。

あとがき

引用：https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

以上の比較結果をまとめると・・・

• 価格：オデッセイの勝ち
• 乗り心地：引き分け
• 大きさ：オデッセイの勝ち
• 燃費：レヴォーグの勝ち
• 維持費：レヴォーグの勝ち

今回の比較対決は引き分けという結果になりました。

ただ、両車は走り・スポーティーという面で似ていますが、使用目的やシーンは異なります。

オデッセイも走りの面で優れた車ですが、エンジン性能や安定性ではレヴォーグには勝てません。

一方で、オデッセイはファミリカーということで室内の居住性ではレヴォーグに勝っています。

そのため、両車それぞれのメリット・デメリットによってどっちを選ぶか決めると良いでしょう。