ギターエフェクターを上手く使いこなすことができると、
楽曲のクオリティを上げることだけでなく、
音楽の可能性を広げることができます。
次々に変わるギターサウンドで周りをあっと言わせたり、
わずかなサウンドの違いによって、
心地よいバンドサウンドに変化させたりすることができます。
しかし踏むタイミングが難しかったり、
踏み間違えなどをしない度胸が必要だったりと、
ギターエフェクターの使い方をマスターするのはなかなかに大変です。
今回は、
そんなギターエフェクターの上手な使い方に関するお話をさせていただきたいと思います。
組み合わせを意識する
ギターエフェクターを上手に使いこなすためには、
組み合わせをうまく意識することが大事になってきます。
例えば歪みを二つブレンドして、
片方の歪みは抑え気味に、もう片方の歪みは強めにかけることによって、
2つの歪みが組み合わさった心地の良い歪みになります。
これは使う歪みの種類を工夫することが大事ですが、
片方の歪みをブースターとして利用するという意味になります。
ブースターとは音圧を足すものであり、
作った音質をなるべくそのままナチュラルに音量だけを上げ、
音圧の増加を図るものになります。
この時なるべくナチュラルに音圧を上げたいので、
片方の歪みの歪み成分は極力小さくする必要があります。
逆に2つの歪みの使い方を誤ると、歪みが強すぎて音が潰れてしまいます。
歪みとはそれだけ繊細だということを理解しておく必要があるのです。
ディレイ、リバーブと組み合わせる
ギターエフェクターの上手な使い方の一つとして、
空間系を組み合わせることも大切です。
ギターソロなんかに置いて、響きを足すことは重要です。
乾いたサウンドを狙うのか、
伸びやかなサウンドを狙うのか、
その狙い方によって空間系の使い方が変わってきます。
ショートディレイを駆使してロカビリーサウンドにすることもできます。
ディレイ、リバーブ成分を極限まで高めて使用すれば、
その残響音を利用したサウンドを作り出すことができます。
他にもある使い方
他にもギターエフェクターの使い方はあります。
スイッチャーを使ってアンプを使い分けるという方法です。
スイッチャーは2種類のアンプを切り替えるのに使えます。
中には2つのアンプの音をブレンドすることができるものもあるので、
取り入れてみてはいかがでしょうか。
2台アンプを繋いでの使用は、
音圧の増加により大迫力なサウンドを手に入れることができます。
飛び道具としてフランジャーやフェイザーなどを駆使するのも面白いでしょう。
このようにギターエフェクターには無限の可能性が秘められているのです。
まとめ
ギターエフェクターはうまく使いこなすことで、
良質な音楽へと仕上げてくれます。
心地の良い音楽にするために、
少しずつその成分を足していくと良いでしょう。
様々な特性を持つギターエフェクターを組み合わせることで、
未知なるサウンドを生み出すことができるはずです。
皆さんもぜひいろんなギターエフェクターの使い方を試してみてください。
以上ギターエフェクターの上手な使い方についての考察記事でした。