今回は、バンドサウンドについて語っていく2回目の記事となります。
ここでは前回ご紹介したバンドにおける楽器パートの残りのものを紹介していきたいと思います。
この記事では、バンドに対する熱い思いをとことんぶつけて書いていますので、
読む人にバンドってこんなに魅力的なんだなとか、
私もバンドをやってみたいなとか楽器をなんか弾いてみたい、
そう思っていただけたら嬉しいなと思います。
それでは早速行ってみましょう!
つまりは変態!?キーボード
多彩な手数、右手と左手をごちゃまぜにして複雑なフレーズを弾きこなす、
音の魔術師とも言わんばかりのテクニックを惜しげも無く披露してくるキーボーディストです。
それだけでなくありとあらゆる音色さえも切り替えて繰り出してくる様は、
まさに変態と言えるでしょう。
それしか言葉が当てはまりません。
リズムも裏の拍子を入れたり跳ねるようなスタッカートを入れたりと、
様々なアレンジで持って観る人を魅了させます。
時に繊細で流れるように落ち着いた表情を出すかと思えば、
激しくノリのいい軽快な音を奏でたりと、
キーボードの味をいかに表現しバンドに馴染ませるか、
これがかなり重要になってくるパートであります。
そのため、音色のこだわりは強く、他のパートとの兼ね合いを何より気にし、
さりげなく優しく寄り添うような立ち振る舞いをすることが多いです。
キーボードの使用機材によっても変わってきます。
タッチの差は機材で大きく出ます。
バンドで力強いパワープレーに持っていくのだったらタッチの重めの、
よりピアノに近い鍵盤を使用するべきです。
しかし音色の多さや手数の多さで攻める場合、
タッチの軽いものを使用するのが無難です。
ここら辺はキーボーディストのプレースタイルがどのようなものかによって変わってきます。
バンドによってキーボーディストは、
鍵盤の機材数も2つや3つと使用していたり、
鍵盤の長さも88鍵の長いものを使用していたりと、
様々な顔を見せてくれるものであり、
非常に見ていて面白いパートであります。
実際にやるとなっても奥が深くて面白いです。
バンド内の雰囲気を和ませるマスコットキャラクター的な立ち位置になる場合もあり、
メンバーにも愛されやすいです。
しかし演奏になると独自の世界に入り込んで、
その集中力や覇気で周りを圧倒する姿は、
とてもかっこいいです。
これはもちろんバンドのどのパートにも言えることです。
もしバンドでキーボードをこれからやってみたいという方は、
まずはこうしたキーボーディストの理想像や見られ方を意識してみると良いでしょう。
技術ももちろん大事ですが、
それ以上にどんな気持ちで演奏するかが重要になってきます。
凄腕のキーボーディストはみんなこうした見せ方や自分の実力をしっかり把握しているものであります。
あとキーボードの魅力で言えることはその流れるように弾く弾き方にあります。
音数の多さで攻めたり、少なくしてニュアンスで攻めることも大事です。
多種多様な性格のギター
さてバンドサウンドの実態に迫る記事としてこれまでバンドの各パートについて書いてきましたが、
いよいよ最後です。
この章ではギターについて書いていきたいと思います。
ギタリストの人口はバンド楽器の中でも多いです。
そのため非常に競争率の高いパートと言えるでしょう。
ギターの上手い下手は色々な見方があります。
音作りが上手な人を上手いと指すこともできますし、
ピッキングが上手い人も居ます。
早弾きが得意だと上手いと見られるかもしれません。
どんなジャンルをやるかにもよります。
ロックにおいて上手にリフを刻むことができたり、
カントリーやロカビリーのようにアルペジオを駆使することができたり、
あとはメタルのように超絶早い技巧を披露したりすることもあります。
弾き語りながら歌うこともあります。
一つのバンド内でギターのアンサンブルを2つに分けて表現することもあります。
音圧があると良いとされる風潮はありますが、
それでなくとも細かなタッチやニュアンスがしっかりしているギタリストもいます。
ですからギタリストは一人一人性格が違っていて、
それを見るのがとにかく楽しいです。
ギターフレーズは力強く迫力があって、とても漢らしい人も居れば、
ニュアンスがしっかりしていて、流れるように弾く感じがとてもエロい人も居ます。
バンドマンは髪型や服装にもこだわっているものなので、
どんな格好をしているのか見るのも楽しいです。
どんな機材を使用しているのかを見るのも楽しみの一つです。
漢らしさを求めるなら太く力強い音のですレスポールを使用したり、
妖美で複雑なフレーズを奏でるならストラトを使用しても良いですし、
カッティング系で枯れたサウンドを効かせたいならテレキャスターを使用し、
ジャキジャキとした音作りや変態チックなフレーズセンスで行くならジャズマスターを使用すると良いでしょう。
このようにギターの種類について語ればきりがないですが、
お気に入りのサウンドを奏でられるギターを探すと良いでしょう。
まとめ
バンドにおける主に活躍する楽器について今まで見てきました。
どの楽器も非常に奥が深いもので、
やっていて実に楽しいものです。
これから楽器を何かやってみたいとか、挑戦してみたいと思う方はぜひ参考にしてみてください。
またバンドにおける演奏者の価値観なんかについても変わったのではないでしょうか。
以上バンドサウンドについて楽器の面から迫る記事でした。