皆さんはキーボードの存在を知っていますでしょうか。
いえいえ、パソコンの方ではなくてですね、
楽器のキーボードです。
キーボードはピアノの鍵盤と、
シンセサイザーのシーケンサーを合体させたようなデジタル楽器であり、
様々な音色やタッチのニュアンスによって音を変化させたりして音を奏でます。
その独特で煌びやかな響きによって、
バンドに取り入れると一気に雰囲気も変わってくる楽器と言えます。
また、キーボーディストは、
ピアニストとはまた違ったアブワローチが必要になってくるため、
その操作方法をマスターしたり、
音色を把握したりと、
別の視点から練習を試みる必要があります。
今回はそんなキーボードの練習方法について説明していきたいと思います。
Contents
キーボードの鍵盤
まずはキーボードの操作性について言及して行きたいと思います。
キーボードにおいてピアノのように流暢に弾き倒すことは少し難しいかもしれません。
と言うのもキーボードはタッチが非常に軽いのが特徴であり、
タッチの重さによってニュアンスもかなり変わってくるピアノに比べれば、
その味も薄らいでいると言え、
どちらかと言うと鍵盤の弾き方よりも音色で勝負すると言ったような楽器なのです。
様々ある音色の中から、演奏にあった音を見つけ出し、
それをいかにアレンジしていくか、編曲能力の高さが求められると言っても良いでしょう。
とは言え鍵盤を弾く能力も求められます。
特に弾き語りよりもバンドに馴染むオケとしてその活躍の場を広げ、
斬新な発想やアイデアを音やフレーズに込めて弾くと良いでしょう。
これはキーボードのアレンジ能力ももちろん必要ですが、
適材適所に音を入れられるかどうかの見極めは、
よりたくさんの音楽を聴くことによって耳を鍛えて行く必要があります。
これはキーボードだけにとどまりませんが、
たくさん音楽を聴くことも練習の一つとなるのです。
練習方法
キーボードの練習方法は基本的なピアノの練習とある程度は同じです。
指を早く細かく動かす練習をしたり、
両手で弾く練習をしたりしましょう。
そして何より内蔵されている音源を把握したり、
プリセットへの音源の登録方法や音色の作り込み方など、
デジタルの要素が肝になってきます。
これらを覚える練習をし、バンドなどでは、
その演奏の時々によって音を瞬時に切り替えられるように慣れておく必要もあります。
プリセットなどに登録したり、
音色を組み合わせて作り出すことも、最近のキーボードでは可能なため、
これらの技術を駆使してオリジナルの音色を作ったりしてオケに馴染ませると良いでしょう。
まとめ
キーボードは、ピアノとはまた一味違った楽しみ方があります。
昔は、キーボードなんて、
ピアノの劣化版みたいなものじゃないのかとたかをくくっていた私ですが、
いざキーボードに触れてみると、
音色の変化や音量バランス、EQにcutoffをいじったりと、
そこに無限の可能性を感じずにはいられませんでした。
皆さんもぜひキーボードを練習してみてはいかがでしょうか。