とうとうカネキが旧多の言う「竜」になり、地上を覆う大きな得体のしれない
ムカデお化けのような巨大赫子になってしまいました・・・(笑)
前話の感想でも書きましたが本当に展開が早すぎてヒデが出てきたタイミングと
カネキが竜になってしまう展開が1話で終わらせてしまっていて原作で描かれて
いない場面が結構ありそうです。
隻眼の王が竜になり、そこからは劇場版などでゆっくり観れるかなぁ。
と思っていたのですが劇場版での最終回続編はなさそうですねぇ・・・。
さて、旧多の鬼畜な仕業で竜と化してしまったカネキですが今回はどんな
展開になるのでしょうか。
なんのために竜を生み出したのか。
CCGとグール、双方はどうなっていくのか。
それでは第21話の記事を書いていきたいと思います!!
※以下ネタバレを含む記事になります。
第21話「心覚え Morse」
恋って素敵やん♪ By旧多元局長
竜と化したカネキの前に立ちすくむ六月、そこへ旧多が現れ六月に言います。
「感謝しますよ、六月君。」
六月が率いていたオッガイ隊はカネキが竜になる養分の役割をし
無事期待通りカネキの元へたどり着いた。
「恋って素敵やぁん♪どうです??愛する先生を化け物にした気分は?♪」
と六月に告げますが・・・
ほんと旧多はグール今世紀最強のド変態、最凶キャラ認定します(笑)
真実を告げられその場で崩れてしまう六月。
旧多に利用されているとは知らずに愛するハイセを手に入れたい一心で
周りが見えてしまわなくなり真実を告げられ絶望した。
というところでしょうか。
とうとうクライマックスか・・・?
全ての元凶、リゼの赫包をカネキに移植した嘉納の元へ向かうクロナ。
クロナはシロナを無下に扱った嘉納がずっと許せず嘉納を追いかけていました。
嘉納家の墓を参っている嘉納を見つけるクロナですがやっと見つけたところで
嘉納が自害してしまいます。
和修がひた隠しにしてきたグールの情報が明るみに出る、旧多はうまくやって
いたようだ。
などと自害する前にクロナに話していました。
嘉納は医学に熱中しておりグールと人間の半グール人間を作る実験や
オッガイ、クインクスそして旧多も受けていた「嘉納式」など今までの流れを
つなぎ合わせると和修に手を貸していたように思います。
しかし和修の目的の為に手を貸していたわけではなく、自分が医学での経験を
積むことが目的で和修と手を組んでいた。
自害前クロナに「もう少し早ければ医学にも使えた」と話しているところを
考えれば筆者はそう推測します。
嘉納が遺体で見つかったことはCCGにも知れ渡り、嘉納がいなくなれば
保険が現れると言ったヒデ。
その保険とは、西尾が学生時代に付き合っていた彼女「貴未」でした。
貴未は嘉納の助手として嘉納の元で働いていたようです。
竜の駆逐はかなり難しい状況で貴未の情報を頼りに作戦を開くCCG。
貴未の情報では竜は活動を再開すればエネルギーを補てんするために暴食に走ってしまいます。
それを阻止するためには自然消滅を待つか、本体(カネキ)を取り出すしか方法はないといいます。
しかし自然消滅には200年ほどかかり、本体を取り出すにも砂漠でアリを探すような次元。
どんな次元なんだよ!!(笑)
カネキの運命が本当に残酷で「この世界は残酷だ。」にマッチしすぎ!;;
貴未と丸出特等が作戦会議をしている最中にヒデが真戸と亜門さん、ゴートやグールを
引き連れCCGにやってきます。
丸出特等に協力者を連れてきたというヒデ。
今までの展開ならCCGにグールを迎え入れるなど考えられない展開です!
竜から本体を取り出すには人間では限界があるというヒデはグールと人間が
手を組む必要があると提案します。
ここでCCGに竜の本体がカネキであり隻眼の王だということをCCGに伝え
その隻眼の王のためならグールは人間に協力する気があるということも伝えます。
そこへ筆者の一押し、宇井さん登場♪(笑)
局長はどこだと騒ぐ捜査員たちに旧多は局長を辞め、旧多の目的は
竜を生み出すことでまんまとCCGは旧多に騙されていたことを話します。
宇井さんは作中でも一番旧多の存在を怪しんでいましたからね。
さすが!宇井さん!♪(笑)
そして捜査官がグールに本当に手を貸すと思うのか?駆逐される前に姿を消せと
いいますが亜門さんが捜査官にとって最も重要なことは「平和の為に戦うこと」といいます。
すると才子が手を挙げ、私は協力する!と挙手!
捜査官たちがCCGの誇りがあるとざわつくなか、トーカが誇りなんかクソくらえだ!
という声とともにマスクを取るグール達。
その姿に圧倒された丸出特等は決定権を什造にゆだねます。
什造は笑顔で「全員でやっちゃいましょう♪その方が楽ちんですしね♪」といい
CCGはこのヒデの申し受けを受理します。
人間とグール双方が協力し竜を駆逐(助ける)展開となりました。
東京喰種第1話から見ているとこの展開にそうとうのクライマックス感を感じました。
隻眼の王が望む世界へとかなり近づいてきています。
憎みあって生きてきた2つの種族が同じ目的の為に手を組む。
今後の展開から目が離せませんね!
「同じ日本人ですからね・・・」
久しぶりに登場したヒデはいつものような明るい性格でトーカに
カネキとのいきさつを根ほり葉ほり聞いています。
結婚式は?新婚旅行は?指輪とかもらったの?
というヒデの質問にハッとするトーカ。
慌てて丸出特等と貴未の元へ向かい金属探知機でカネキを探せるという提案をします。
しかし巨大化してしまった巨大赫子から探すには相当な数の金属探知機が必要となります。
そこで天下の月山さん登場。
月山パパの力を借り大量の金属探知機を回収することに成功します。
どうやってこんなにもの金属探知機を用意できたか月山パパに丸出特等が聞くと
「総理頼みました。」と一言(笑)
国民が聞いたら卒倒すんぞ・・・という丸出特等。
そして「感謝する」と月山パパに宇井が言うと月山パパの口からは
「同じ日本人ですからね。」という言葉が。
もう人間とグールの壁は薄皮1枚のところまできているでしょう(笑)
特等丸出と月山パパ(グール)との少し笑えるやりとりや宇井が月山パパ(グール)に
感謝の気持ちを伝えるシーンは長年このアニメを観てきた筆者は本当にうれしくて
鳥肌が立ってしました。
六月。
月山パパの力で手に入れた金属探知機で指輪の反応を探す捜査官たちとグールたち。
とうとう竜が活動を再開してしまいます。
撤退命令を出す捜査官に対し貴未は活動が開始されてしまうと数日で竜は2.3倍の
大きさに成長してしまうため続行するようにといいます。
活動を再開した竜にはCCGが交戦し、本体探しはグールとクインクスが担当。
まさに協力しあってますね!♪
一方、瓜江と才子は六月と遭遇します。
いきなり瓜江に襲いかかる六月に対し、戦う必要はない!という才子。
みんな六月のことを心配していた、けど六月はどうしたいの?うちらはどうすればいい?
と才子は優しくいいますが、六月は自分が女だったことをハイセは初めから知っていた。
なんて優しい他人を傷つけない嘘をつく人なんだ・・・そんな人を自分の手でこんな姿に
してしまった。
殺したきゃ殺してくれ!と瓜江にいいます。
もうこの時点で六月は自分のことを「俺」ではなく「わたし」と言っています。
瓜江もトルソーの元から六月を助けた際に性別のことは気づいていたと思います。
止めたきゃ殺してよ!といいながら攻撃してくる六月の赫子を全身で受け止め
「断る。」という瓜江。
シャトーでの暮らしが幸せだった六月。
ハイセに振り向いてもらえなくてもそれが幸せだったがハイセがカネキに戻り
トーカと幸せになってしまった。
いわば大失恋中むっちゃんこです(笑)
そして自害しようとする六月を止める瓜江、おもいっきり六月にビンタし
「才子はむっちゃんこが大好きなんやーーーー!」と泣きじゃくる才子。
そしてシラズもそんなこと望んでいないという言葉に号泣する六月は
戦意も喪失し才子と抱き合いながら号泣します。
「俺も少しは役に立つようになったろ?・・・シラズ班長。」
という瓜江の心の言葉で第21話は終わります。
~あとがき~
声を出せるように改造してもらったヒデですがいつも通り明るく
トーカと接しているシーンを見ると早くカネキに会わしてあげたい気持ちが
高ぶります!!!
CCGとグールが手を組みカネキ救出作戦が続行されるなかやはりこのまま
いけばカネキとトーカの子供がキーマンとなってくるのでしょうか。
しかし前回も書きましたがアニメ版の展開が本っ当に早すぎます・・・
次回予告ではカネキがすでに姿を現しているようでした。
隻眼の王が竜になり、ヒデが現れそしてカネキ救出まで約2話で終わらせて
しまってますよね。
何故こんなに慌てて進めてしまうのでしょうか(笑)
もっとゆっくり観たい方も絶対多いはずです。
そしてやっと六月がクインクス班に戻れそうな雰囲気が出ています。
大失恋中むっちゃんこは旧多に利用され竜を生み出してしまった張本人だったのですが。
鬼畜化六月の間はこの野郎!という気持ちで観ていましたが才子と瓜江との
シーンを観てしまうと「おかえり、むっちゃんこ;;」となってしまいました(笑)
このままいけば次回六月はクインクス班たちと共にカネキ救出に協力するのでは
ないでしょうか。
筆者的には劇場版でゆっくり終わらせて欲しいなぁ・・・(笑)
読んで頂きありがとうございました!