インプレッサのリセール価格は高め？高価買取のための注意点についても

スバルインプレッサを新車で購入するうえで、重視するポイントは人それぞれかと思います。

中には数年後の買取価格を重視される方もいらっしゃるのではないでしょうか？

インプレッサを売る上でリセールバリューがポイントとなりますが、いくらぐらいなのでしょうか？

今回はスバルインプレッサのリセールについて解説していきたいと思います。

【スバル・インプレッサ】のリセールバリューは高め？

いま乗っている車を下取りを売るなら、できるだけ高値で買い取ってもらいたいもの。それはインプレッサを購入して数年後に売るときでも同じことですよね。

いくつも中古車買取店をまわったり、信頼できる個人売買で高く買い取ってもらう方法もあります。

スバルインプレッサを3年～5年程度で売却を考えているなら、新車で買うときから売却することも考える必要があります。できるだけ値落ちしない車・グレードを選んでおくのも一つの手ではないでしょうか。

下取り・買取りで売るまたはリセールするときの価値は、新車購入から3年で3万km前後で売るときの価格で表すことが多いです。

リセールバリューが10%違うと、3年後の売却価格は数十万円も変わってくることもあるのです。車種、グレード、装備、オプションはもちろんですが、ボディカラーや使用状況、中古車市場で人気があるかなどによってもリセールバリューは変動します。

また、リセールバリューはある程度知ることはできますが、あくまでも目安金額だということは頭に入れておいてください。必ずしも数年後にその価格で買い取ってもらえる保証があるわけではないのです。

さて、スバルインプレッサはどのグレードがリセールバリューが高いのか見てみましょう。ここでは、1年落ちスバルインプレッサ（スポーツ・G4）のリセールバリューをご紹介します。

・インプレッサスポーツ

引用：https://www.subaru.jp/impreza/impreza/

・インプレッサG4

引用：https://www.subaru.jp/impreza/g4/special/photo.html

今回は、現行型のスバルインプレッサのリセールバリューを調査しましたが中古車市場の流通台数はまだまだ少ないです。装備ボディカラーによって相場のブレが生じています。

インプレッサスポーツは2.0i-Sアイサイトの2WDを除いて、リセールバリューは同程度ですが、駆動方式は２WDよりも４WDの方がリセールバリューは有利となっていますね。

一方で、スバルインプレッサG4は、インプレッサスポーツに比べるとリセールバリューは1年後でもだいぶ下がっていますね。インプレッサG4はインプレッサスポーツに比べて中古車市場への流通台数が圧倒的に少ないのか、それともあまり人気がないのでしょうか？

もし、インプレッサをスポーツとG4どちらを購入するかで迷っているなら、リセールバリューのことも考えてインプレッサスポーツを選ぶのが良いでしょう。

引用：https://www.subaru.jp/impreza/impreza/

インプレッサのリセールバリューから見たおすすめのグレードは2.0i-L EyeSight 4WDです。

インプレッサは1.6i-LEyeSight4WDが流通台数が多人気のグレードですが、将来的なことを考えると2.0i-L EyeSight 4WDが良いでしょう。

2.0i-LEyeSightは２WDと４WDのリセールバリューが同じぐらいですが、実は４WDのほうが年数経つに連れてが価値が下がりにくいとされています。

そのため、2.0i-L EyeSightの4WDをおすすめしています。

ただ、インプレッサスポーツの場合、グレード間でリセールバリューの差は小さいので、基本的にはどのグレードを選んでも損することはないと思っていいですね。

リセールバリューが同等なら、初期費用が安く済む1.6Lモデルでも良さそうです。ただし、1.6Lはパワー・トルク不足が否めませんので運転する楽しみが欲しいなら2.0Lモデルがおすすめです。

【スバル・インプレッサ】の下取り価格の具体例

引用：https://www.subaru.jp/impreza/g4/special/photo.html

スバルインプレッサを新車で購入する場合、今乗っている車をディーラーに下取りに出す方が多いかと思います。

値引き額の相場、狙っているグレードが決まっていてディーラー巡りするなら、あらかじめ下取り車の相場を調べておくといいですよ。

そうすることで、ディーラーの査定が高いか安いか判断ができるからです。

また、インプレッサを購入した後、乗り換える際も下取りに出すかと思いますがその際の下取り価格も気になるところ。ここでは、スバルインプレッサのディーラー下取り価格（1年落ち）をご紹介します。

引用：https://www.subaru.jp/impreza/impreza/

インプレッサスポーツ1年落ち
1.6i-L EyeSight：147万円
2.0i-L EyeSight：169万円
2.0i-S EyeSight：182万円

インプレッサG4
1.6i-L EyeSight：138万円
2.0i-L EyeSight：159万円
2.0i-S EyeSight：178万円

そこまで大きな差ではありませんが、インプレッサはスポーツモデルのほうがディーラー下取り価格は高い傾向にありますね。

ちなみに、ディーラー下取り価格はトヨタや日産の下取りシミュレーションというツールで調べることができます。ぜひ参考にしてください。

【スバル・インプレッサ】を買取ってもらう際の注意点

車を乗り換えるなら、下取り車はディーラーで査定してもらうのが一般的です。

しかしここで覚えておいてほしいのが、ディーラーの下取り金額は低めに見積もられているという事です。

ディーラーは下取り相場より安く買えば、新車を値引きして売っても下取り車の利益で回収できてしまうのです。だからこそ、ディーラーは新車を値引きすることができるという仕組みです。

また常套手段として使われている「値引きはこちらが限界です。その代わりと言ってはなんですが下取り金額を+10万円しましたので、これで契約してください」というのは契約に繋げるためでもあるのです。

あらかじめ下取り金額を低く見積もっているからこそできるというわけですね。

ディーラーにとってはメリットが大きいですが、ユーザーにはデメリットしかありません。

このような事実を知ってしまうと、ディーラーに騙されているようで詳しいですね。

そこでおすすめしたいのが中古車買取店による買い取り査定です。

ディーラーの下取りに比べ、買取査定は車を高く買い取ってもらえる可能性が高いです。

先述したとおり、下取りでは大損してしまいます。

ディーラーの下取りは、車種ごとの需要に沿った買取額ではありません。ボディカラーやパーツなどは基本的に査定基準に入れられません。あくまでもマニュアルに沿って査定しています。

しかも社外品はマイナスポイントになりますし、走行距離が10万キロ以上または年式が10年以上も前になると下取り価格は0円になるなど、そもそもデメリットだらけなのです。

これに対し中古車買取査定は、中古車市場の人気度や需要に合わせて車種を評価してくれますし、パーツも査定基準に入ります。それに査定店どうしで比較することもできます。ネットで査定できるので、わざわざお店に足を運ぶ必要はありません。

走行距離が長くても、年式古くても需要に見合った金額で査定してくれます。

このようにスバルインプレッサをできるだけ高く売りたい！と考えているならば、まずは中古車買取査定を利用するといいでしょう。そこで大体の相場を知ってからディーラーへ下取り査定をお願いするほうが賢いですよ。

あとがき

以上、スバルインプレッサのリセール情報でした。

インプレッサはスポーツモデルとG4モデルでリセールバリューに差がありましたね。

今回は1年後のリセールバリューでしたが、おそらく3年後、5年後もリセールバリューはインプレッサスポーツのほうが高いでしょう。

インプレッサスポーツはどのグレードもリセールバリューが高いので、基本的にどれを選んでも損することはなさそうですね。

インプレッサを売るときは、安易にディーラーへ下取りせず、まずは中古車買取店で査定をしてもらうといいですよ。おおよその目安を知っておけば、ディーラーで下取りを出すとなったときでも騙されずに済みます。