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さて、今回取り上げる日産フェアレディZ。
スバルインプレッサとの比較をしてみようと言う訳ですが、まずは読者の皆さんにお断りをさせていただきます。
この2車種は、全く別物と言うことです。
もちろんインプレッサにもSTIバーションがありますが、インプレッサ自体がSTIを主力としてはいないのに対して、Zはスポーツカーそのもの。
まずは、そこをご理解いただいた上での記事となります。
前置きはここまでにして、本文に入る前にフェアレディーZの歴史を遡って、みることにしましょう。
Contents
フェアレディZの概要
初代フェアレディが登場したのは、1961年。
日本の高度成長がスタートするのとほぼ同時期に登場しました。
まだこの時はZは名前についていません。
それでも当時か既に55PSを叩き出す車、見た目も斬新で今までの日本人の物の概念に新しい扉を開くきっかけとなったと言っても過言ではないほどのインパクトを与えたようです。
デザインが斬新で、全長4025mm・全幅147mm・全高1380mmともろに2人乗りサイズ。
フェアレディと言う名前の由来は、当時アメリカのミュージカルで大ヒットしていたマイフェアレディーにあやかりたいと、当時の日産社長が名付けたことに由来します。
現代もそのまま受け継がれているわけですが、2台目フェアレディが1962年に登場し、とうとう馬力も145PS、現代のNAスポーツとほぼ同レベルの馬力を叩き出すにまでに至ります。
エンジンもSOHC4気筒エンジンを搭載して、1967年には2000ccエンジン搭載車を発表します。
そして、この後登場するⅬ型S30zシリーズ。
1978年に登場した、Ⅼ型エンジン搭載のzはまさに、今のピュアスポーツの代表格。
ロングノーズボディーにフェンダーミラー搭載の姿は、その名前を知らない現代の若い世代の方が見てもカッコ良い存在です。
楠みちはるさん著の湾岸ミッドナイトは、まさにこのZが主役。
L型フルチューン搭載のZが湾岸エリアを舞台に数々の名勝負を繰り広げる漫画ですが、今見てもそん色ないカッコよさは、現代でもファンが数多く存在し、しっかり整備されたzは、新車以上の価値で市場で愛されています。
そして、1983年から1989年に登場した第4世代のフェアレディz。
名ドラマ西部警察にも登場したモデルです。
VG30DEエンジンを搭載したzは、ライトの形状も今風に変わり、ボディデザインも一新され更に洗練されたモデルでした。
そして、現代にまで受け継がれていく礎を築きます。
フェアレディzとスバルインプレッサ、価格はどちらが高い?
ざっと歴史を振り返ってみると、価格もそれなりにするフェアレディz。
実際にインプレッサワゴンとの価格差を見てみることにしましょう。
予想通りと言うか、3、907、440円がフェアレディZの最低価格。
このグレードから、最上位グレードのNISMOバージョンの価格は6,293,100円となっています。
一方のスバルインプレッサの価格を見てみると2,160,000円から2,681,600円となっています。
およそ100万円から200万の差があります。
ちなみに、zは6MTの設定グレードになるほど価格が高くなり、4,082,000円からの扱いとなります。
本当にzのドライビングを楽しみたいなら、このグレードがお勧めでしょう。
一方のインプレッサ。
この場合比較対象として考えるのであれば、2.0i-s EYE SIGHT モデルとなるでしょう。
一番グレードが高くても300万以内に収めることができます。
フェアレディzとスバルインプレッサ、大きさや乗り心地は?
次にボディの大きさ比較をしてみましょう。
まずは、zから。
このzはクーペタイプと言われるタイプの車で、本当にドライビングそのものを楽しみたい方にとっての車。
ですから、はっきり言って居住性は求められません。
そういった乗り心地に関しては、インプレッサとは比べようもありません。
2by2と言われるシート形状。要するに後部座席はおまけ程度ですが、全面コクピット回りはまさに、コクピットを思わせるスタイルに仕上がっています。
全長4260mm
全幅1845mm
全高1315mm
室内長990mm
室内幅1495mm
室内高1090mm
一方のスバルインプレッサはというと、こちらはもともと乗車定員が5名と設定されており、
全長4460mm
全幅1775mm
全高1480mm
室内長2085mm
室内幅1520mm
室内高1200mm
となっています。
いかにzが小さいコンパクトなスポーツカーであると同時にFRレイアウトによる操作性も期待できるスポーツかが伺えます。
そして、この馬力はまさに車好きの方の為の車。
こうしてみるといかにzがコンパクトで、いかにインプレッサが広いかが分かるでしょう。
かと言って、インプレッサの方もドライビング性能を上げる為の工夫がされています。
スバルグローバルプラットフォーム+ボクサーエンジン搭載により、低重心かつ、安定性向上に貢献した作りを手掛けています。
やはり、飛行機屋としての意地が垣間見える一台と言えるでしょう。
馬力、走り適したルックスから生ずる操作性、そういった観点から乗り心地をみるならば、Zに軍配が上がるのではないかと思います。
一般的な意味での操作性、取り回し、乗り心地などの意味でいえば、やはりインプレッサに分があります。
フェアレディzとスバルインプレッサ、維持費や燃費を比較してみた。
ここからは維持費、燃費を比較しますが、もちろんzの負けです。
が一体どれくらいの維持費の差が出るのか検証してみましょう。
まずは、燃費。
jc08モードでzのカタログ燃費は9.2キロ。
一方のインプレッサの燃費は15.6キロ~17.0キロとなっています。
約倍近い燃費の差があるのですが、金額的に見るともっとわかりやすいので、比較してみます。
一回満タン給油での比較です。
まずはz。
タンク容量72リットル。
もちろんハイオクです。
現在のハイオク全国平均値は158.5円となっており、72×158円(円未満切り捨て計算)=11376円。
インプレッサ、タンク容量50リットル、レギュラー仕様です。
現在のレギュラーガソリン平均値は147.3円となっています。
50×147=7350円。
4026円の差。
月3回給油として、12078円、年換算144936円の差が生じます。
約15万円、年間の維持費だけで違うことに。
さらに自動車税。
zは排気量3リットルに分類されますので、66500円となります。
一方のインプレッサ。
2リットル以下の分類になりますので、39500円となります。
ここでも27000円の差が。
先ほどの、ガソリン価格差と合わせて、171936円の差があります。
また、エンジンオイル、保険なども違ってきますので、20万の年間維持費の差は必然と言えるでしょう。
あとがき
いわゆるz31モデルが登場した後、z32が2002年に登場しました。
皮肉にもルノーとの提携があり、z計画も継承されています。
本当は日産独自で歩んでいたら今頃は消えていた車なのです。
車ファンとして残っている事に喜びを感じているのは筆者だけではないはずです。
インプレッサ。
比較するのであればWRX STIバージョンと言ったスバルのラリー仕様を引っ張りだしたかったのですが、既にスバルはラリーから撤退しているので現実味がないと思い避けました。
ですが、この仕様はzと遜色ないどころか、2リットルベースのボクサーエンジンでz同等のパワーを叩き出せる化け物カーです。
今でもファンが多く、中古車市場でも高値で取引されています。
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