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スバルは2018年11月1日にリコールを届け出しているのをご存知でしょうか。
しかも悲しいことにスバルインプレッサもリコールの対象となっています。
今回のリコールは重大なものなのか・・・インプレッサの購入を検討している方にとっても心配になりますよね。
今回はインプレッサのリコールについて解説していきます。
【スバル・インプレッサ】の不具合情報
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/
まず、前提としてインプレッサを始めとするスバル車は不具合を起こすことは多いのか?という部分が気になりますよね?
しょっちゅう不具合を起こしているようなメーカーであれば、インプレッサを購入するのはやめようと思ってしまうでしょう。
スバル車は頻繁に不具合を起こすような自動車メーカーではありませんが、よく聞かれる不具合というのはいくつかあります。
具体的にどのよう不具合が多いのかと言いますと、主に次のようなものがあげられます。
- エアコンの不具合
- エンジンオイル漏れ
- ブーストがかからない、パワーが出ない
ただ、これらの不具合はGD系のインプレッサまででよくある不具合であり、現行インプレッサでは、またた別の不具合事例が報告されています。
【スバル・インプレッサ】のリコールについて
さて今回のリコール情報、具体的にどこに不具合があったのでしょうか?
今回のスバルインプレッサの不具合は「バルブスプリング」です。
引用:https://www.subaru.co.jp/press/recall/2018_11_01_6443/attachment/2018_1101_02z/
バルブスプリングとは、エンジン内にあるパーツの一つです。
バルブスプリングに大きな負荷がかかり、それが想定以上の負担になると欠損してしまいます。
これによってエンジンから異音がしたり不調に陥ってしまうのです。
最悪の場合エンジン停止・・・なんて恐れもある、恐ろしい不具合なのです。
今回のリコールでは、スバルは「高強度のバルブスプリングへ交換する」対応を取っています。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/
バルブスプリングとは、要約するとバネです。
そのため「たかがバネの不具合で大げさすぎる」と思ってしまう方もいたようです。
しかし実のところ、今回のバルブスプリングのリコールというのは他の不具合とは一味違うヤバさがあるのです。
何がやばいのか?というとバルブスプリング交換自体がきつすぎるということです。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/
スバル車は水平対向エンジン搭載でお馴染みです。
そもそも論として、この水平対向エンジンというのはかなり厄介なもの。
それだけに、バルブスプリング1つ交換するだけでもかなりの大作業なのです。
バルブスプリング取付部を交換するためには、エンジンを車両から下ろすところから始まります。
次に、エンジンヘッドカバーを外す、カムを外す、この工程を経てやっとバルブスプリング部分にたどり着けます。
直列エンジンならば、交換作業は実に簡単でスムーズに行うことができます。
しかし、水平対向エンジンとなると、ボディがベッドの両方のサイドに近づいてる状態ですから、これではバルブスプリングを取り替えるのは不可能に近い状態です。
有名な自動車評論家の方が、「作業難易度で言えば確かに難しい、けどこれならエンジンはそのままでも作業できる」と言っていたようですが、実際のところエンジンを載せた状態で作業するのは現実的ではないのです。
水平対向エンジンの場合エンジンとボディの間には10cm前後の空間がありますから、確かにそのままの状態で作業することも可能です。
しかし、バルブスプリングの交換となると、それ相応の作業クオリティが求められるということを忘れてはいけません。
もしも、誤って組み替えたりや脱落してしまえば二次災害となりますから、NGと考えるのが妥当です。
そのため、安全かつ高い作業クオリティを保証するのであればエンジンを載せたままでの作業というのは困難となるでしょう。
エンジンを下ろして交換作業するのがベストと言えるのです。
とは言え、エンジンを降ろすといっても簡単な話ではありません。
ただエンジンを降ろすだけでもかなりの工数があり、それだけで実に4時間はかかってしまうものなので。
しかも最短でできた場合の所要時間であり、下手したら8時間近くかかることだってあるのです。
エンジンを降ろすという作業はかなりの重整備。
そうなると販売店だけで交換s業するとなれば現場はパンクするのは目に見えてますね。
そのため、スバルではユーザーに代車を提供し、当面の間は車両をしばらく預かる形となります。
預かった車両は整備拠点に集めて、一度にに交換するという流れが現実的といえます。
何よりも、今回のリコールは非常に事態が大きいことを物語っています。
リコール対象となったのはインプレッサだけではありません。フォレスターやBRZなどいずれもスバルの人気車種ばかり・・・。
グローバル展開しているので、その数は世界全体でみれば40万台以上にもなるのです。
リコールの場合、ユーザは修理費用を払う必要はありません。
しかし、実際に修理となった場合にエンジンを取り出すという作業だけでも修理金額は莫大なものになります。
工賃に換算すれば、おおよそ10万円は軽くいくでしょう。
今回のリコールでは、そのような作業を40万台分すべて無償でやるわけです。
スバル側への負担は金額にして数百億円規模にもなってしまうわけですから、シャレにならないレベルですね。
【スバル・インプレッサ】に不具合があった場合のリコール対応について。
さて、今回のリコールを受けて「5万円がキャッシュバックされるのかな?」と思った方、少なからずいるのではないでしょうか?
結論を言えば、今回のリコールで5万円キャッシュバックされることはありません。
確かに、スバルではリコール対象で5万円キャッシュバックという対応をとっていましたが、なんでもかんでもリコールなら5万円キャッシュバックを受け取れるわけではないのです。
5万円キャッシュバックの対象は完成検査の不正です。
こちらは昨年10月から実施されているもので、その年にはリコールも行われています。
無資格者によって検査したことが原因でリコールしたので、スバル側が返金制度という形をとったのです。
今回のバルブスプリングのリコールは完成試験に対するものですから、5万円キャッシュバックされると思った方も多いでしょう。
しかし、現時点ではそのような情報はありませんので、残念ながら5万円キャッシュバックはありません。
また5万円キャッシュバックは無資格者による検査でしたが、5万円受け取れるかどうかはしっかりと確認しなければなりません。
キャッシュバックを受け取る条件としては法定12ヶ月点検を受けることです。
バルブスプリングによるリコールでキャッシュバックされることは現時点では考えにくいですが、念の為注意点を抑えておいてください。
キャッシュバックの注意点は「24か月点検・12か月点検の際に返金」「普通為替証書で返金」ということ。
すバツの5万円キャッシュバック対象は、12ヶ月点検もしくは24ヶ月点検をスバルディーラーによって実施された場合だけです。
点検内容は法定点検や車検と同じような点検がリコール時に行われます。
点検内容が同じですから、これをクリアできている車はリコールによる影響はないということです。
また、5万円キャッシュバックはディーラー点検のみ対象です。
それ以外で点検した場合はキャッシュバックされることはないので気をつけましょう。
キャッシュバックによる返金は、その場で現金手渡しではありません。
普通為替証書を使います。これはゆうちょ銀行による送金サービスのこと。
ディーラー側で普通為替証書を自宅に送りますので、郵便局またはゆうちょ銀行で引き換えれば5万円を受け取ることができます。
普通為替証書はすぐには届かず、おおよそ3ヶ月かかります。
あとがき
以上、スバルインプレッサの不具合・リコールについてでした。
エンジン周りというのは使っていくうちに不具合や故障はつき物。
とは言え、今回のリコールは発売から比較的早い段階で発覚したものですから、ユーザー側としては不満が大きいですよね。
不具合というのは周囲の人にも迷惑をかける恐れがあるものですから、出来る限り不具合やリコールは起こしてほしくないですね。
ときにはオーナーの雑な扱いによる不具合や故障もあります。
異変を感じたときはそのままにせずディーラーへ相談したり整備工場などに持ち込んで早めに対処するようにしましょう。
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