レヴォーグVSゴルフヴァリアント！どっちがいいか比較してみた。

今回は、スバルの新型レヴォーグとフォルクスワーゲンの新型ゴルフヴァリアント比較します。

どちらも国内で人気のステーションワゴンと言うだけあって、新車で購入するならどっちが良いかと迷われている方も多いでしょう。

価格・乗り心地・大きさ・燃費・維持費の5項目を比較していきます。

レヴォーグVSゴルフヴァリアント！価格はどっちが高い？

スバルレヴォーグとゴルフヴァリアントの価格を比較してみましょう。

• スバルレヴォーグ

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

• ゴルフヴァリアント

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

両車のグレードラインナップ数は近く、価格設定も似通っています。

価格差が大きいのは最上位グレードでレヴォーグの「2.0STI Sport EyeSight」は405万円に対し、ゴルフヴァリアントの「R」は579.9万円。

最上位グレードの価格差は180万円近くありますが、それ以外の価格は大きな差はありません。

レヴォーグVSゴルフヴァリアント！乗り心地や大きさの比較

スバルレヴォーグとゴルフヴァリアントの乗り心地、大きさを比較してみましょう。

乗り心地比較

レヴォーグとゴルフヴァリアントの乗り心地を、ユーザーレビューで比較してみます。

【レヴォーグ】

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

• 予想通り、乗り心地は硬めです。そもそも、乗り心地を求める車ではないでしょう。
• 人それぞれかも知れませんが、ムダに硬いなと感じて購入を断念しました。
• この価格で、この乗り心地だと買う気にはならないですね。
• 足回りはかなりしっかりしている印象で、カーブでもしっかり沈み込んで持ち直しも悪くない。
• 家族を乗せる車ではないですね。試乗したけど、絶対イヤだって言われました。
• 路面の凹凸を拾いますね。
• 後席は特に座ってられないですね。
• 多少覚悟はしていたけど、やっぱり硬い。上質とは言い難く、若い人向けですね。

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

レヴォーグの乗り心地のレビューではとにかく「硬い」というのが多いです。

車に求める乗り心地は人それぞれですから、硬いのが好きな人もいます。

ただ乗り心地が硬くて利点があるのは主に高速域のとき。

街乗りメインの場合、そこまでスピードを出すシーンは皆無でしょうから、硬めの乗り心地は普段使いには向かないでしょう。

【ゴルフヴァリアント】

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

• 長距離運転してもお尻は全然痛くならない。
• 家族から苦痛の訴えもなく快適です。
• 足回りはやや硬めですけど、乗り心地は悪くないですね。
• 特に高速域ではフラットで快適です。
• 荷物をワゴンだから、乗り心地はちょっと硬いけどこれがちょうどいいと思う。
• 足が硬めという意見もあるけど、そこまでとは思わない。BMWのほうが硬いです。
• 国産車特有のふわふわやコーナーでのふらつきが嫌いな人にはピッタリ。
• 硬めでも段差はしっかりといなしてくれますね。

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

ゴルフヴァリアントは「やや硬い」という意見がちらほら見られました。

ただし、レヴォーグのように不快に感じることはなく、しっかりとしている乗り心地で段差もいなしてくれて快適と評価は高いです。

家族を乗せても十分満足できる乗り心地のようですね。

乗り心地は快適という点で比較すればゴルフヴァリアントに軍配が上がります。

大きさ比較

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

スバルレヴォーグとゴルフヴァリアントの大きさ（外寸）を比較してみましょう。

なお、ゴルフヴァリアントは室内サイズを公表していませんので、今回は外寸のみの比較となります。

全長はスバルレヴォーグが長く、全幅はゴルフヴァリアントの方が広いですね。

全高はわずかにスバルレヴォーグのほうが高いです。

ホイールベースは、スバルレヴォーグのほうが長い造りとなっています。

一般的にホイールベースが長いほうが、室内の奥行きを広く取ることができ前後スペースが広いです。

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

ただし、レヴォーグは荷室スペースを広く取っているため、後席スペースが若干狭い造りになっています。

どちらも、室内サイズは前席は十分余裕があります。

一方後席は、レヴォーグは狭いとの意見が多く、ゴルフヴァリアントは丁度よいという意見がレビューで多く見られます。

室内サイズは、実際に試乗するなどして確認することをおすすめします。

最小回転半径はゴルフヴァリアントの方が小さいため、小回りが聞いて運転しやすいです。

レヴォーグVSゴルフヴァリアント！燃費や維持費はどっちが安い？

スバルレヴォーグとゴルフヴァリアントの燃費・維持費を見比べてみましょう。

燃費

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

上記はあくまでもメーカー発表の値です。

実燃費は、これに7掛けぐらいの値になるぐらいに考えておくと良いでしょう。

スバルレヴォーグは、AWDによる重量増でゴルフヴァリアントよりも100kg以上重いです。

そのため、燃費においてはやや不利と言えるでしょう。

燃費対決はゴルフヴァリアントンに軍配が上がります。

年間維持費

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

最後に両車の年間維持費を比較してみます。

比較対象は両車ともベースグレードとします。

スバルレヴォーグ：1.6GT EyeSight
ゴルフヴァリアント：TSI Comfortline

年間の維持費はゴルフヴァリアントのほうが安いですね。

レヴォーグは排気量が多く、重量も重いため税金負担が大きくなっていること、燃費が悪いことが年間維持費に影響しています。

維持費対決はゴルフヴァリアントの勝ちです。

それぞれの比較項目は下記で解説します。

自動車税

自動車税は、排気量に応じて税額が決まっています。

レヴォーグのほうが排気量が多いため、税額も大きくなっています。

なお、両者ともエコカー減税対象外なので減税にはなりません。

車検代

車検代は、法定費用・車検基本料・部品代の3つの総合計で料金が決まり、2年に1回行います。

上記の金額はすべて年間に換算したものです。

法定費用には、重量税・自賠責保険・印紙代が含まれます。

車検基本料には業者の人件費が含まれるため、車検を受ける業者によって料金が異なるので全国平均で算出しています。

部品代は、車の走行距離やコンディションによって金額が変わってくるので今回は除外しています。

燃料代

燃料代は、カタログ燃費の7掛け、年間走行10,000km、ガソリンは全国平均値の条件で算出しました。

レヴォーグは1.6Lモデルはレギュラーガソリンですが、2.0Lはハイオク仕様になるので注意する必要があります。

ゴルフヴァリアントはどのグレードもハイオク仕様です。

あとがき

引用：https://www.subaru.jp/levorg/levorg/

以上、スバルレヴォーグとゴルフヴァリアントの比較でした。

今回の比較をまとめると・・・

価格：引き分け
乗り心地：ゴルフヴァリアントの勝ち
大きさ：ゴルフヴァリアントの勝ち
燃費：ゴルフヴァリアント
維持費：ゴルフヴァリアントの勝ち

という結果になりました。

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

ゴルフヴァリアントは、レヴォーグのように走りを愉しむ車というよりかは実用性を重視したステーションワゴンです。

なので、日常使いやファミリーカーとして使うのに最適な車と言えるでしょう。