エクストレイルVSホンダ・ヴェゼル！どっちがいいか比較してみた。

日産・エクストレイルは、2018年上半期のSUV販売台数で1位を獲得し、SUVの中でも人気車種となっています。

エクストレイルには、一体どんな魅力があるのでしょうか？

国産車メーカーは現在、人気の波に乗ろうと様々なSUVが続々とデビューしていますよね。

そこで今回は、エクストレイルと他社SUVのホンダ・ヴェゼルとの比較をし、どのような部分が異なるのかをご紹介していきます。

SUVの車でどれにしようか迷っている方には、特に必見ですよ。

エクストレイルVSホンダ・ヴェゼル！価格はどっちが高い？

ではまず、エクストレイルとヴェゼルの価格を比較してみましょう。

エクストレイルのグレードは、2WDだけでも約17種類の展開があり、それに比べてヴェゼルは約7種類程で、バリエーション数も全く違います。

今回は、一部グレードを抜粋して価格比較をご紹介していきます。

・エクストレイルの価格（2WD）

• 20S（2列）　￥2,197,800.-
• 20X（2列）　￥2,548,800.-
• 20X（3列）　￥2,621,160.-
• 20Xi（2列）　￥2,803,680.-
• モード・プレミア（2列）　￥3,093,120.-
• モード・プレミア（3列）　￥3,187,080.-
• モード・プレミアi（2列）　￥3,272,400.-
• 20S　HYBRID（2列）　￥2,589,840.-
• 20X　HYBRID（2列）　￥2,892,240.-
• 20Xi　HYBRID（2列）　￥3,071,520.-
• モード・プレミア 　HYBRID（2列）　￥3,437,640.-
• モード・プレミアi　HYBRID（2列）　￥3,616,920.-
• モード・プレミアi　HYBRIDハイコントラストインテリア（2列）　￥3,638,520.-

エクストレイルは、ガソリン車仕様とハイブリッド車仕様があり、20Sグレードとモード・プレミアグレードでは、見た目も内装も大きく印象が異なるのが特徴です。

・ヴェゼルの価格（FF)

• G・Honda　SENCING　￥2,075,000.-
• X・Honda　SENCING　￥2,165,000.-
• RS・Honda　SENCING　￥2,475,000.-
• HYBRID　Honda　SENCING　￥2,460,000.-
• HYBRID　X・Honda　SENCING　￥2,539,000.-
• HYBRID　Z・Honda　SENCING　￥2,710,000.-
• HYBRID　RS・Honda　SENCING　￥2,810,000.-

ヴェゼルはガソリン車仕様とハイブリッド車仕様がエクストレイル同様に展開されており、スポーティな仕様の「RS」グレードが、それぞれ一番価格の高いグレードとなっているのが特徴です。

また、ヴェゼルはガソリン車仕様が廉価版扱いのようになっているので、装備や見た目もハイブリッド車仕様と比べてシンプルになっています。

・エクストレイルとヴェゼルの価格はどちらが高い？

エクストレイルの一番下のグレードにあたる20Sと、ヴェゼルの一番下のグレードにあたるG・Honda　SENCINGを比較しても分かるように、価格面は全体的にエクストレイルの方が高いと言えるでしょう。

ヴェゼルはどのグレードも、ナビなどのオプションを付けても約300～350万円で収まりますが、エクストレイルはオプションも込みで考えると約350～400万円程はかかってしまいます。

装備やボディサイズも異なるので仕方ない部分もありますが、価格は圧倒的にエクストレイルの方が高価となります。

エクストレイルVSホンダ・ヴェゼル！乗り心地や大きさの比較

価格の違いが分かったところで、エクストレイルとヴェゼルの乗り心地と大きさはどのくらい異なるのでしょうか？

それぞれの違いを見ていきましょう。

・エクストレイルの乗り心地、大きさについて

エクストレイルの車体の大きさは、全長4690mm・全高1740mm・全幅1820mmとなっており、少し狭い道や一方通行の道路では気を遣うことが多いかもしれません。

運転に不慣れな方や、今まで軽自動車に乗っていた方は特に、車幅感覚を掴んでから遠出することをおすすめします。

乗り心地はSUVならではで若干硬めの印象ですが、走行バランスは良く不快になることはありません。

ボディはとても大きいので積載性は十分あり、遠出には向いている車ですが後部座席がSUVにしてはめずらしくフルフラットにならないのが難点です。

車中泊やキャンプお好きな方には少し不便と感じる点があるかもしれませんね。

しかし、グレードによって2列シートか3列シートで選べるので、様々なニーズに応えてくれると思います。

硬めの足回りですが、アクティブな走行には十分適しているのでSUVの車を楽しむには適した車となっています。

・ヴェゼルの乗り心地、大きさについて

ヴェゼルの車体の大きさは、全長4330mm・全高1605mm・全幅約1770mm（全幅のみグレードにより多少前後）となっています。

エクストレイルとは異なり、ヴェゼルは3ナンバーではありますが「コンパクトSUV」という部類で販売している為、一回り小さなボディサイズとなっています。

小回りが利くのでどなたでも運転しやすいでしょう。

しかし、コンパクトな見た目からは想像のつかない内装の上質さは評価が高く、室内空間に一目惚れして購入する方も多いようです。

足回りはSUVでは一般的な少し硬めですが、ハイブリッド車仕様は特に加速がスムーズで、静粛性も高いのが特徴です。

パドルシフトも付いているので、運転する楽しさも十分に味わうことが出来ます。

また、後部座席はシートアレンジが可能なので、このサイズにして機能面や走行性能はかなり優秀です。

・エクストレイルとヴェゼルの乗り心地、大きさではどちらがおすすめ？

2車種の乗り心地と大きさではどちらがおすすめなのでしょうか。

ここでは機能面と質を考慮すると「ヴェゼル」がおすすめです。

普段使いではそこまでエクストレイルのような大きいボディサイズではなくても、生活に支障のない方がほとんどだと思います。

そこで十分な機能と内装の質感で満足度が高いのは、圧倒的にヴェゼルでしょう。

いざという時の遠出や車中泊でも、コンパクトなボディながらシートアレンジができ、荷物もエクストレイルとまではいきませんが十分に積載できます。

どんなシーンでもどんな方でも使いこなせるのはヴェゼルかもしれませんね。

エクストレイルVSホンダ・ヴェゼル！燃費や維持費はどっちが安い？

最後に、エクストレイルとヴェゼルの燃費と維持費を比較します。

車の維持費はかなり重要な部分とも言えますよね。

2車種の比較をしていきましょう。

・エクストレイルの燃費と維持費について

実際にエクストレイルに乗っているユーザーの評価では「燃費はあまり良くない」と言った声が多かったです。

エアコン使用時期になると、約8km/L前後になってしまい、高速道路の走行などで良くても15km/L位が限界との事です。

しかし、このボディサイズのSUVだと仕方ないと割り切っている方も多いのでそこまでマイナスな印象ではありません。

現行のエクストレイルは排気量が2,000ccとなっており、自動車税は￥39,500.-の為ヴェゼルとあまり差がないのです。

車検費用は特に大きな修理などが無ければ10万円を切りますので、保険代や駐車場費用も大まかに考慮すると、年間40万円前後の維持費が掛かると想定されます。

このサイズのSUVにしては妥当な費用となります。

・ヴェゼルの燃費と維持費について

ヴェゼルの燃費はハイブリッド車では特に良く、通常の走行ですと約12～15km/L程で、高速道路で走行すると約20km/L近くになります。

コンパクトなボディが燃費の良さをより際立たせているのでしょう。

まず燃費が一桁台になることはないと思って良さそうです。

ヴェゼルの排気量は1500ccのみで、自動車税は￥34,500.-となっています。

エクストレイルとあまり変わりませんが、自動車税の安さもヴェゼルの魅力です。

年間維持費はおよそ30～40万円位と想定され、軽自動車のようなコストパフォーマンスの高さとは言えないものの、乗用車では平均的な金額です。

・エクストレイルとヴェゼルの燃費と維持費のまとめ

エクストレイルとヴェゼルは、維持費や燃費は多少異なりますが大きな価格差はそこまでなく、どちらかと言えば「エクストレイルの方が維持費がかかる」かもしれません。

排気量やボディサイズが違うので、今回の維持費と燃費はあくまで参考程度になりますが、ご自身の生活スタイルと車に充てられるコストをしっかり考える必要がありそうですね。

あとがき

いかがでしたか？今回はエクストレイルとヴェゼルについて様々なご紹介をさせて頂きました。

どちらの方が良い、悪い、というわけではなく、どちらの車も様々なシーンやニーズに応えられるような車なので、とても魅力のある2台となっています。

ぜひ、エクストレイルもヴェゼルも、SUVの車種ではとても優れたスペックを持つ車なので、ご購入候補に入れてみてはいかがでしょうか？