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レガシィツーリングワゴンの後継モデルとして投入されたレヴォーグ。
発売から5年が経とうとしており、スバル車では最終型を意味するE型まで登場しフルモデルチェンジの動きも噂になっています。
そこで今回は、スバルレヴォーグの新型や旧型の型式、年式についておさらいの意味で解説していきたいと思います。
Contents
【スバル・レヴォーグ】の現行・新型モデルについて
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
レガシィツーリングワゴンに代わって投入されたツーリングワゴン専用モデルのレヴォーグ。
ミニバンブームにおいて、ツーリングワゴンを造り続ける姿勢にスバルのこだわりを感じずにはいられません。
スバルレヴォーグの魅力はなんと言ってもスポーティーな走りと、荷物がたくさん積めるステーションワゴンならではの機能性が融合した点。
そこに安全装備のアイサイトが備わり、
- 楽しい
- 便利
- 安心
の三拍子揃ったスポーツワゴンです。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
スバルレヴォーグのパワートレインはガソリンエンジン仕様のみ。
エンジン種類 | 最高出力 | 最大トルク |
1.6L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ | 170ps | 250Nm |
2L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ | 300ps | 400Nm |
トランスミッションは、リニアトロニックCVT、駆動方式は4WDのみとなります。
燃費はJC08モード13.2~16.0km/Lで、パワフルなターボエンジンからは想像もつかないような燃費性能を実現しています。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
スバルレヴォーグの目玉の一つである先進安全装備のアイサイト。
発売当初から最新のver.3を搭載しており、年次改良によって最新版にアップグレードされ、より安全性が高まっているのも一つの魅力。
スバルリアビークルディテクション、サイドビューモニター、ハイビームアシスト、アイサイトアシストモニターの4つの機能をセットにしたアドバンスドセーフティパッケージを搭載。
全方位の安全性を向上させています。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
ビッグマイナーチェンジと言われたD型では、アイサイトツーリングアシストを搭載。
アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をサポートし、長距離・長時間ドライブでも快適性を損なわず疲労軽減を向上させています。
更に、後退時自動ブレーキの機能追加、ステアリング連動ヘッドランプの追加など先進安全装備をパワーアップさせ安全性を更に高めています。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
現行レヴォーグには、STI sportグレードもラインナップされ、昔のスバルのハイパワー車を思わせる走りを堪能することもできます。
この手の車は乗り心地は我慢しないといけない、そんなイメージが強いですがレヴォーグは硬さがありながらも、しなやかさも兼ね備えている絶妙な乗り心地が特徴です。
ボディ剛性も高く、車内の静粛性はスポーツワゴンとしては及第点以上。
車内では大きな声をあげなくても会話でき、ターボエンジンを積んでいることを忘れてしまうほどです。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
そしてステーションワゴンと言えば積載力。
長年ステーションワゴンを作ってきたスバルだけに、レヴォーグの荷室の積載力は抜群です。
ホイールハウスの出っ張りを極限まで抑え、左右いっぱいに荷物をのせることができます。
スポーティーな走りを重視しつつも、趣味や家族も大事にしたい方にピッタリのクルマではないでしょうか。
【スバル・レヴォーグ】の旧型モデルの歴史
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
スバルレヴォーグは2014年6月に発売されました。
発売から5年が経とうとしていますが、レヴォーグはまだフルモデルチェンジしていません。
そのため、レヴォーグには旧型モデルはまだ存在しません。
ただし、レヴォーグはレガシィツーリングワゴンの後継モデルにあたるので、ここではレガシィツーリングワゴンを旧型モデルとして歴史を振り返りたいと思います。
旧型モデルの歴史
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/legacy_touringwagon/grade/#fmc748
初代レガシイツーリングワゴンが誕生したのは1989年。
走りのイメージを追求していた初代レガシは、伝統である2L「EJ20」型エンジンを搭載。
後に、ターボエンジン搭載モデルを追加し、その当初では珍しい快速ワゴンというジャンルを確立しました。
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/legacy_touringwagon/grade/#fmc748
2代目レガシィツーリングワゴンが誕生したのは1993年。
ターボエンジンはパワーアップして受け継がれ、国産の2Lモデルでは280馬力に初到達しました。
ビルシュタインダンパーを装備し、高い走行性能を発揮しました。
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/legacy_touringwagon/grade/#fmc748
3代目レガシィツーリングワゴンは1998年に登場しました。
レガシィ発の6気筒エンジンを搭載したモデルで、シンプルなグレード構成でスポーティーさを全面に出したモデルです。
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/legacy_touringwagon/grade/#fmc748
4代目レガシィツーリングワゴンは2003年に登場。
それまで続いていた5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへ拡大したのが、このモデルです。
ボディを拡大しながらも重量は100kgほど軽量化し、走行性能を向上させています。
カー・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/legacy_touringwagon/grade/#fmc748
2009年5月に5代目レガシィツーリングワゴンを発売。
先代よりもさらにボディを拡大し、アメリカ市場を視野に入れたモデルに。
室内長・幅・高すべてにおいて拡大された室内空間はゆとりがあり、これまでにない快適性を実現しました。
また、スバル発の電動パーキングを採用し、サッシュレスドアからプレスドアへ変更されたのもこのモデルからです。
後に6代目レガシィも発売されましたが、ツーリングワゴンは廃止になったため、実質的に5代目がレガシィツーリングワゴンの最終モデルとなりました。
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/levorg/grade/#mc8595
2014年6月20日、レガシィツーリングワゴンの後継として誕生したのがレヴォーグです。
キャッチコピー「25年目のフルモデルチェンジ」にある通り、レガシィツーリングワゴンの後継車となりました。
同年10月には6代目レガシィを発売しています。
【スバル・レヴォーグ】の各年式・モデルの比較
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
レヴォーグ A型(2014年6月)
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/levorg/grade/#mc8595
レヴォーグA型は2014年6月に登場しました。
A型から搭載されるアイサイトはver.3で、高い安全性能を誇っていたモデルでもあります。
レヴォーグ B型(2015年4月)
レヴォーグA型発売からわずか10ヶ月で年次改良となりました。
B型の年次改良の変更点は、以下の通り。
- アドバンスドセーフティパッケージの追加
- 1.6Lモデルの燃費向上
- GTグレードのサスペンション変更
- リヤシートの静粛性向上
- 新色「ピュアレッド」「ラピスブルー・パール」追加
B型の年次改良で注目すべきはアドバンスドセーフティパッケージが設定されたことです。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/advancedsafety.html
当時、最高レベルと評されていたアイサイトが更に安全性を高めました。
具体的に追加された装備は、
- 後側方警戒支援システム
- ハイビームアシスト機能
- 自動防眩ミラー
- サイドビューモニター
- アイサイトアシストモニター
以上の5つです。
レヴォーグ C型(2016年6月)
2回目となる年次改良の変更点は以下の通り。
- グレードの追加・廃止
- 衝突安全性能の向上
- 装備品の廃止と追加
- 静粛性能の向上
C型では、グレード体系を見直し新たにSTI系グレードを追加しました。
合わせて、2.0LのGTなどは廃止され、グレードラインナップは6種類に整理されました。
レヴォーグ D型(2017年8月)
引用:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/levorg/grade/#mc8595
レヴォーグ D型はビッグマイナーチェンジということもあり、大きな変更がありました。
これまでなかった外装の変更も、D型で手が加えられています。
- 外装デザインの変更
- 内装の質感向上
- 新色「ストームグレーメタリック」追加
- アイサイトツーリングアシスト搭載
外装は、フロントグリル、バンパー、LEDヘッドランプのデザインを刷新しています。
また、グレード「1.6GT EyeSight S-style」、「1.6GT-S EyeSight」、「2.0GT-S EyeSight」には専用のアルミホイールを装備させています。
レヴォーグD型には、新型アイサイト「アイサイトツーリングアシスト」が搭載されました。
引用:https://www.subaru.jp/safety/function/
アイサイトver.4の噂もありましたが、ver変更はなくアップデートと言う形になっています。
アイサイトの変更点は、
- 車間距離・速度の制御範囲が100km/h⇒120km/hへ変更
- 車線内キープが0~120km/hの範囲で作動
などです。
レヴォーグ E型(2018年)
引用:https://www.subaru.jp/levorg/smartedition/
現行レヴォーグ最後の改良と言われているE型。
大きな変更点は以下の3つです。
- 特別仕様車「スマートエディション」の追加
- STI sportの一部仕様変更
- アイサイトver.3の改良
レヴォーグE型への改良で大きな変更点は特別仕様車の追加です。
とは言え、外装・内装デザインの変更、安全性能の特別装備などちょっとした変更のみです。
アイサイトの改良では、道路をクルマと同一方向に歩いている歩行者や自転車を認識すると、早めに減速制御を行い衝突回避の可能性が向上しました。
また、低速走行中に前方に障害物があるのにアクセルを踏み込むと、自動ブレーキを作動させて衝突回避をアシストするようになりました。
あとがき
スバルレヴォーグは運転する楽しみとステーションワゴンの利便性を両立したスポーツワゴンです。
国内ではSUVとミニバン人気に押され、ステーションワゴンの数はめっきり減ってしまいましたが、それでもレヴォーグは国内では売れているステーションワゴンです。
2020年にはフルモデルチェンジするとの噂もあり、今から楽しみですね。
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