キーボードを上達させたいけど、
どうやって練習すればいいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
キーボードを上達させるためには、
キーボードの音の鳴る仕組みを理解することも大事です。
今回はそんなキーボードの表現について焦点を当てて語っていきたいと思いますので、
ぜひ参考にしてみてください。
キーボードソロの表現力
どこの音を押したらどの音が出るのかを把握することも大事ですし、
どんなリズムでどんなフレーズを弾いたらいいのかを考えながら弾くことも大事です。
キーボードソロの場合はそれこそアルペジオや、
駆け上がったり駆け下りるフレーズというのも重要になってきて、
時に荒々しく、時に切なくゆっくりと弾くことも大事です。
この緩急こそキーボードに求められるものであり、
これを表現するためには、
しっかりとした基礎練習に加え、
目的の音を根気よく弾き続ける忍耐力や努力も必要になってくるのです。
キーボードはある特定の技術が突出するということはあまり無く、
総合的にうまくなるということが言えます。
そのため様々な技術が複合してキーボードサウンドに繋がっているので、
全体的にフレーズを練習したり早さを極めたりする必要があるのです。
うまいキーボーディストはここら辺の色々なテクニックを持っているものであり、
引き出しが多く、バンド演奏などでも、
その時々に細かな表現を出すことができる繊細で多彩な芸の持ち主と言えるでしょう。
キーボードのテクニックとしましては、
音色の切り替えも入ってきます。
曲中であったり、曲の移り変わりで瞬時に切り替えることができる対応力も大事になってきます。
速さを極める
キーボードにおいて、速さを極めることは非常に重要なこととなります。
同じフレーズをいかに早く繰り返し弾けるかというのも基礎練習と関わってくる大事なことです。
また複雑なリズムであったりフレーズを早く弾けることも重要になります。
その際BPMというものを理解すると良いでしょう。
BPMとは一分間に一定に刻んだ音が何回鳴るかというのを数値で表したものになります。
BPMが100であれば、一分間に100回、一定の間隔で音が鳴ります。
この音が4回続くのを一小節として捉え、キーボードを弾いていきます。
この小節の合間になんどもキーボードの音を鳴らすことができれば、
それだけ早く弾けていることになります。
そのため、
反復して音を鳴らす練習にはこのBPMを鳴らせる機械と一緒にセットにして練習すると良いでしょう。
リズムを極める
キーボードには大事な要素として他にもリズムを鍛えるということが挙げられます。
リズムは例えばバンドの中で鳴らす時に、
ドラムや他の楽器と同じタイミングで鳴らしたり、
あえてずらして鳴らすことを意味します。
この感覚は、合わせる練習を何度もすることで身につけることができます。
このリズムをずらすことはかっこいいと言われるものであり、
音をぴったり合わせることができた上でできる技になります。
そのため、まずは一定のリズムを刻めるように練習をしましょう。
そのあとにリズムをずらす練習をしましょう。
意識の中にぴったりと合っているリズムがなければ、
リズムをずらした時に、変なズレ方として聴こえてしまう場合があるためです。
またこれは早弾きと組み合わせることでも効果を発揮します。
早く弾きつつも、リズムをずらしたり元に戻したりすれば、
聴く人をあっと言わせることができます。
その際最初はリズムをぴったり合わせてゆっくりと弾いていき、
だんだん早くしながらリズムをずらしていってまた元に戻すなどの弾き方をすると良いでしょう。
機材の力
キーボードの技術というのは、
何も腕だけにとどまりません。
良質な機材を揃えているかということも大事なのです。
よく機材が安くても技量が足りないといいサウンドを出すことができないとは言いますが、
決してそういうことはなくいい機材を使うことは練習にもなります。
ですから積極的にいい機材を導入することをお勧めします。
いい機材を使うと腕の伸びも早く、
すぐに上達も見込めます。
いつまでも安っぽい機材を使って、
自分の努力不足のせいにしていると、
自信もどんどん失ってしまうことになります。
ですからしっかり練習しているならば、自分の腕に自信を持ち、
機材をステップアップさせてもいいのではないでしょうか。
安い機材を使っていてももちろんうまい人はうまいです。
見た目的にも高い機材の方が派手であったり見栄えも良いため、
そのことを考慮して高い機材を準備する人もいます。
そこは本人のこだわりにも繋がってきますので個人差はあるでしょう。
まとめ
キーボードを上達させるためには、
もちろん自分の腕や技術も大事ですが、
機材が原因で腕が伸び悩んでいるという場合も考えられます。
ですから余裕があるならば、
機材を導入して自分のプレイスタイルを変化させてみることをお勧めします。
以上キーボードの練習方法について私見を述べてみる記事でした。