楽器とは専門性のあるものであり、
その楽器にしか出せない音や音色というのが存在するものです。
それをうまく引き出せるかどうかが弾き手として求められる要素であります。
そしてキーボードはその中でも指の動きや音色の多さで攻める楽器になります。
うまく使いこなすことができれば、
楽曲や音楽をより豊かに奏でることができ、
非常に楽しいものでもあります。
しかし練習方法はどのようにしたらいいのかということが、
意外とわからなくて難しいのもキーボードの特徴の一つと言えるでしょう。
今回はそんなキーボードの練習方法に重点を置いてみました。
どのようなパフォーマンスが求められるのかなどについて書いていきたいと思います。
Contents
キーボードの役割
キーボードは楽器の中でも、指の繊細さが求められるものであります。
巧みな指さばきによって、流れるようなフレーズを弾くことが求められます。
かと思えば、連弾のように思いっきり弾き倒すこともあるでしょう。
様々な技術を要するため、練習するのが難しい楽器でもあります。
キーボードはどんな役割を持つかと言いますと、
多くの場合は演奏に寄り添うような優しい音やふわりで楽曲を支えます。
しかしときには演奏の中心となってガンガンリードする場合もあります。
音色によっても弾き方は変わってきます、
ストリングスやピアノ、シンセの音色で持って全体を支えてあげたり、
ブラスやリードなどでメロディを弾くこともあります。
周波数帯域を考える
キーボードの役割として、
要所に音をどれだけ詰め込むことができるかが重要になってきます。
例えばベースとの音の重なり具合やギターが弾いているところは弾かないようにするなどの工夫が必要になってきます。
あとはボーカルの旋律とあえて被らせることによって綺麗なハーモニーを生み出したりすることもできます。
あとは音の重なりを避けることも大事です。
ベースと重なる時は特に慎重になる必要があり、鍵盤全ての音を駆使して音の配置バランスを考えていきましょう。
周波数を意識することで、
楽曲に馴染んだり楽曲を台無しにしてしまうことも考えられるのです。
もっとも音数やリズムを被らせたり被らせなかったりすることも大事で、
連弾やオクターブ奏法など様々な奏法を駆使してオケに馴染ませていきます。
その場合EQをいじることになり、
ギターと被らせないためにhighの音を削ったり、
ベースと被らせないようにlowを削ったり、またあえて被らせたりします。
抜けを良くするためにmidも持ち上げてあげると良いでしょう。
まとめ
キーボードはバンドにしっかりなじむように音数を意識したり、
フレーズを工夫したりする必要があります。
また音色も色々設定して他の楽器との兼ね合いなんかを考えなければならないため、
難しい楽器と言えるかもしれません。
しかしうまく使いこなすことができれば、
バンドでも十分目立つ楽器と言えます。
以上キーボードの上達法について私見を述べてみる記事でした。