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就活の学歴フィルターとは?かからない大学名はどこまでか調査

公開日: : 最終更新日:2017/10/20 就職 転職 仕事

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就活における学歴フィルターは本当にある

先日、ゆうちょ銀行で学歴フィルターがしかれていた事が話題となりました。

なんでも、ゆうちょ銀行主催の就活セミナーで日東駒専と書いた場合、「満席」、東大と書いたら「予約可」と表示されたとか。

これが事実であれば、少なくとも、ゆうちょ銀行においては学歴フィルターはあるという話になります。

本記事では学歴フィルターについて、私の経験も交えてまとめてみました。

 


 
 

学歴フィルターとは?

学歴フィルターとは、主に大学生の就職活動において、特定の大学以外は就職の説明会にすら応募する事ができないように採用企業側でラインを設けてしまう事です。

具体的にはラインに満たない大学の学生が会社の説明会に応募しても「満席」とされ、応募ができない状態になることを指します。

学歴フィルターを設けているのは大企業、特に一流と呼ばれている企業です。

昔からこのような制度はあったようですが、10年程前から大学生の就職活動はパソコンを使って行う事が主流になりましたし、2ちゃんねるなどの掲示板サイトなどの存在もあり、学歴フィルターが話題に上がる事が多くなったようです。

 

学歴フィルターの大学区分け

一般的な区分けとして、知られているのが、次の学歴フィルターです。

 

〜学歴フィルター一覧〜

フィルター1 コンサル系の超エリート企業の採用ライン

東大・京大・一橋大・東工大・早慶の上位学部のみ

 

フィルター2 一部上場企業でも一流とされている企業の採用ライン

旧帝・早慶・上智大・神戸大や筑波大などの上位国立まで

 

フィルター3 一部上場企業の採用ライン

静岡大学や新潟大学などの中堅国立・MARCH・関関同立クラスまで

 

フィルター4 非上場で中堅どころとされている企業の採用ライン

下位国立・日東駒専・産近甲龍クラスまで


 

ただ、私の周りの知人の就職実績を見る限り、これは厳しめのフィルターだと思います。

実際に私の周りを見ていると、MARCHの学生でもフィルター2の会社に入っているケースもありますし、日大の学生でもフィルター3の会社に入っているケースは多々ありました。

 

学歴フィルターにかからない大学名はどこまでか

もちろん、業種や企業によって学歴フィルターの基準は変わってくると思います。
ここは一部上場企業を前提として述べてみます。

上記のフィルターにもありますが、一般的に関東の私立で言えば、MARCHクラス、関関同立あたりが一流企業のボーダーという意見は多いようです。
また、成蹊大学や明治学院あたりをボーダーとする意見もありました。

私見になりますが、知人の就職活動などを見ている限り、日東駒専クラスの学生であれば、一部上場企業の学歴フィルターを通過できているような印象がありました。

もちろん、これは学歴フィルターを通過できるかどうか、といった点のみの話です。
就活には、面接、エントリーシートなど他の要素もありますので、実際に就職できたかどうかは別問題です。

 


 
 

学歴フィルターにひっかかった知人

私が就職活動をしたのは6年ぐらい前のことです。

私自身は中小企業ばかりを受けていたので、学歴フィルターをそこまで体感はしておりません。
(大きな所もちょっとだけ受けました)

しかし、親しい知人が学歴フィルターにかかって苦戦していたのを間近で見ています。
その知人は地方の俗にいうFランクと呼ばれる私立大学に通っておりました。

学歴フィルターを気にするのは主に私立大学の文系の学生が多いかと思います。
参考までに、私立文系の序列を偏差値で区切ってみました。
 

〜私立文系偏差値一覧〜

 
●偏差値65以上 

慶應 早稲田 上智

 

●偏差値60以上 

明治 立教 中央 青学 同志社 立命館 など
(MARCH+関関同立)

 

●偏差値55以上 

明治学院 成蹊 成城 独協など

 

●偏差値50以上 

日本 専修 駒沢 東洋など
(日東駒専)

 

●偏差値45以上 

大東文化 国士舘 帝京 亜細亜 桜美林など

 
●偏差値45以下 

関東学園大学 上武大学 流通経済大学 江戸川大学など

 
実際、学部によって変わるかと思いますし、上記のくくりの中でも格差はあるかと思いますが、概してこのような感じだと思います。

知人のFランクとされている大学の偏差値は30台
上記の表には載ってきません。
名前を書けば合格できるといわれている大学です。

私も実際にその知人の就職活動をする様をパソコン画面を見たのですが、大手どころか中堅どころの企業までほとんど全ての企業の説明会で「満席」扱いとなっておりました。
 
ある日、実験してみました。
私の別の知人で立教大学に通う人と、その知人とほぼ同時刻に同じ会社に応募したのです。

その会社は一部上場ではなかったと思います。
(この辺の記憶が少しあやふやなのですが)
使っていたサイトは就職活動における2大サイトのうちの片方です。

結果は、立教の方がほぼ空席、Fランクの知人の方は満席。
何回か実験をしてみたのですが、明らかに初めから大学をランク別に区分して、採用人数を決めているように思える結果でした。

結局、その知人は夏過ぎまで、就職活動を頑張って、先物取引の会社に就職しました。

 

学歴フィルターが全てではない。エントリーシートも大切

これらの事実を目の当たりにしたことから、就活における学歴フィルターの影響は大きいと感じているのですが、学歴フィルターだけが全てではないと思わせる事実も知っています。

というのも、Fランク程ではないですが、偏差値45位の大学の大学から大手メーカーに就職した人を知っているからです。

その人は他にも地銀、信用金庫からも内定をもらってましたし、就活においては成功と言って良いかと思います。

その人の特徴として、エントリーシートがものすごく手が込んでいて、面白かった事が挙げられます。

会社説明会に行くと、その会社から案内、パンフレットをもらうかと思います。
あくまで見映えに関しての話ですが、そういった案内、パンフレットと同等レベルのエントリシートを何種類か作っていたのです。

そして、それを郵送で直接送っていたのです。

 

面接で学生がどういう人かなんてわからない

私も面接をするようになってわかった事があります。

「十分や二十分程度の面接ではその人がいい人なのか否かは、全然わかりません」ということです。

選ぶ基準がない時、学歴で判断してしまう事もあります。
資格と違って、学歴は応募してくる人、全員が記載してくる事項ですから、単純に比べやすいのです。

私よりも遥かに学生を見る目に長けている人事のプロの人でも、そこまで確実に見極められるわけではないと思います。
実際、大学生の就職活動において、資格、学歴以外で比べるのは難しいのではないでしょうか。

書類選考の段階では特に。
社会人になれば、職歴も大切にはなってきますが・・・・。

よく言われておりますが、「高学歴の学生をとっておけば、その人が駄目だった時に言い訳ができる」という保険のための理由も相まって、高学歴の人に有利な構図になっているのも事実です。

今、保険のための理由などと書きましたが、実際のところはこれがほとんど全てなのかもしれません。
人事の人もよくわからないから、高学歴の人を採る、という身も蓋もない・・・。

ただし、実際社会に出ると、学歴=仕事の能力ではありません。
(というか、会社に勤めなければ、学歴はあまり役にも立たないと思います)

なかなか、面接に進めなくとも、「自分はダメだ」なんて思う必要はないのです。
就職の仕組みのシステムがアレなだけです。
採用数側に都合の良いシステムになっていて、割を食う人が多いだけです。

就職サイトがそういうアレなシステムになっているのなら、使わなければいいのです。

サイトを利用しないで、直にアプローチをかけるのも手です。
いわゆる肉食系ですが、そういった行動力のある人は基本的に人材として優秀だと思います。
自分がその会社の人事なら、そういうアプローチをして来た人は少なくとも面接はしようと思います。

これは完全な私見ですが、行動力、バイタリティがある人は学歴など関係なく、優秀な傾向が高いです。
もう一つ、優秀な人だと思う特徴は責任感がある。

これは一緒に働いて、困難な業務にあたらないと判別できない資質です。
履歴書に「責任感がある」などと、書かれていても信憑性は低いと思います。

責任感のある人は困難な仕事にぶつかる度に真の力を発揮して、助けてくれます(笑

こう書くと、「いやでもさ、優秀だから高学歴なんでしょ、そういう人を採るのが合理的じゃないか」という意見もありますが、必ずしもそうではないと思います。

 
 

高学歴=仕事において優秀か

高学歴の人が、一般入試や推薦などを通じて、学歴を獲得するために必要な属性をざっくり挙げるとこんな感じになります。

・とんでもなく要領がいい
・真面目な努力家
・家が裕福でレールに乗っかれた。
(有名私立の附属校に中学あたりから入った)
・AOや推薦入試で入った。
(受験したくないから、できるだけ労力をかけないで入れる方法を探した)

この人は=努力型、とか決めつけるのではなく、一人の人が複数の属性に該当する事もあるでしょう。
その人が高学歴を獲得するために、どれが一番大きかったかで、属性付けを判断する感じでしょうか。

この内、だいたいどんな仕事でも力を発揮してくれそうな属性は、真面目な努力家、ぐらいではないでしょうか。

要領がいい人はもちろん優秀なのですが、仕事に対するモチベーションが高ければ、の話です。

その人の中で、仕事は適当にやってそこそこの金がもらえればいいや、などという価値観があれば、なまじポテンシャルが高い分、仕事は手を抜いてしまう可能性もあるでしょう。

有名私立大の附属から上がった人も、ポテンシャルは一般入試組以上のケースが多いはずです。

私大の大学受験は学部に拘らなければチャンスは何回かありますが、中学、高校で附属を受験する場合、チャンスは大体それぞれ1回です。
個人的には一般で大学に入るよりも、大変なのではないかと思います。

AOや通常の推薦も特徴が際立っています。

明らかに受験がダルいから、という理由で推薦を狙った人は要領の良さもありますし、できるだけ楽をする、という合理性は評価できる属性です。
その姿勢が仕事に向けば、の話ですが。

つまり、どの属性も就いた仕事とハマれば強いのです。
しかし、仕事が自分にとって気持ちのいいことのみ、という事はまずあり得ません。

そういう時、真面目な人はある程度のモチベーションは保てるので、パフォーマンスは安定しますが、他の属性はあまり能力を発揮できないのではないでしょうか。

この辺りの話は国立生の方にはそこまで関係の無い話かもしれません。

ただ私立に関しては、皆いろいろな過程を経て進学しています。
学歴を獲得するために必要な属性も様々、というわけです。
興味がある方は私大の一般入試率について調べてみると良いでしょう。

 

真面目な人は多いハズ

ここまで書くと、付属だろうが、一般だろうが、高学歴の人は基本的には真面目な人が多いでしょ。
じゃあ、仕事で使える人は高学歴多いんじゃないの? と言われそうですが、人数的に考えるとそういうわけではありません。

真面目だから、進路を真剣に考えた結果、高卒で働いたり、専門学校に行ったり、勉強したい内容があるから、あえてレベルが高くない大学に行った人もいるはずです。

どこが高学歴というのは難しいですが、仮にMARCHや関関同立がラインとしましょう。
この大学に行く人はその世代の10%〜20%です。

仮にMARCH以上の学校に通っている人全てが、真面目だとしても、その世代のわずか2割。
残り八割も同世代の人はいるのです。

どう考えても、真面目な属性を持った人は残りの人数の中に2割相当以上いるかと思われます。

というか、毎年その世代の八割がまともな人じゃなかったら、日本はとっくに「ひゃっはーッ」な世紀末と化しているでしょう。

 

ちゃんと見てくれる会社もある

「偏差値が低い大学だと、エントリーシートを読んでもらえない」という話は事実な面もあります。
応募者何万人とか集まってくると、人事部だけでは物理的に見ていくのは厳しいかもしれません。

けれど、そういう企業ばかりではなく、きちんと書類を見てくれる所もあります。
中には全社員分担して、エントリーシートを見させるようにチェックしている会社もあると聞きます。

一万人ぐらい社員がいて、一人あたり、三人ぐらいエントリーシートを見るようにと指示する感じです。
これなら三万人ぐらい応募者がいても、ちゃんと見てもらえます。
恐らくこういった会社であれば、学歴フィルターもさほどは強くない傾向があるかと思います。

クオリティの高いシートを作っておくと、こういった場面ですごく有利になるのではないでしょうか。

というか、エントリーシートをいい加減に書くと、中小企業だって内定はもらえません。
私自身、適当に書いたエントリシートを圧迫面接でボロクソにつつかれ、不合格になった経験もあります。
(半ばお説教みたいな感じでした・・・)

これは新卒でも、転職もそうですが、就職活動をされる際にはエントリシート、自己資料は綿密に作っておく事がおすすめです。

内容もそうですが、まずは見映えが大切です。
見映えが良ければ「とりあえず見てみようか」という気になってきますし。

見映えが悪いと、いい事を書いていても、見てもらえない可能性があります。

就職活動全般に関しまして、エントリーシートなどの資料をしっかり作っておくと、採用可能性は確実に高まると私は感じています。

 

まとめ

そもそも、学歴フィルターで学生を選別しているのなら、企業側もそれを公表すればいいのではないでしょうか。

学歴フィルターを設けても現状は違法ではないはずです。
企業のイメージが悪くなるというのなら、主要企業で一斉に公表すれば条件は同じと思います。

一流企業に入るだけが人生ではないように思います。
大企業は安定と言われておりますが、私にはそうは思えません。

確かに経済的にはリスクが安定していて、中小企業と比べて、潰れるリスクも低いのかもしれませんが、例えば嫌な上司や同僚がいたりしたら、精神的な安定は得られないのではないでしょうか。

大企業はやはり辞める人は少ないですから、人間関係の環境は変えづらいということもあるでしょうし。
それに転勤や首になるリスクは少ないですが、ゼロではありません。

その辺りの事についてまとめている記事もあります。
やたら長文ですが、よかったらご覧下さい。

 

新卒で就職できないのならしないという道もある件について

 

また、就活を意識されている学生さん向けにはなりますが、「就活において新聞を読むのはアドバンテージにならないと思う」という記事も参考になるかもしれません。

私の面接での失敗談についてまとめています。

 


 
 

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