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転職活動は履歴書と職務経歴書が全て。書き方のコツ

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転職活動は履歴書と職務経歴書が超大切

私は現在30過ぎですが、新卒で就職できなかった癖に、転職経験も二度あります。
その後の就職活動、転職活動はかなり上手くいきました。
新卒よりいい所行けたんじゃないかってぐらい。

資格を取ったり、仕事に打ち込んでキャリアをつけた、という点も大きいでしょうが、それよりもある事を重視して取り組んだ事が大きかったのではないかと考えています。

転職を考えている後輩に教えた所、その後輩も上手く行ったと報告がありました。
別に感謝される程の事は教えていないのですが〈笑
本記事では、その辺について述べていきます。

 

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自己資料をしっかり作る

クオリティの高い、履歴書、職務経歴書を作る。
正直な所、これだけで、採用の可能性はかなり高まります。
選考の第一関門は書類選考です。資料のみで合否が判断されます。

従って、その資料がしょぼいと、面接に進める可能性もしょぼくなります。
就活で落ちまくる人の特徴として「まず面接の段階にも進めない人が多い」という特徴があります。

そして、資料がしょぼい、という共通点もあります。
これは大会社の人事で働いている学生時代の先輩が言っていた言葉でもあります。
新卒での就職はともかく、転職の場合、

「自分が何をやってきて、何ができるのか」
「その会社が採用した場合、どんなメリットがあるのか」

といった事を資料で相手に伝わるように表現しないとダメです。
資料を見た時に相手がメリットを感じてくれれば、自然と面接に進める可能性は高くなるはずです。

コツは数字を使う

メリットを相手に伝えるコツは数字を使う事です。
具体的には、次の2つを書きます。
「自分が前の会社で挙げていた売上、利益」

「もらっていた年収、自分を使うのにかかったコスト」

 

この手法、同業他社の転職には特に効果的です。
例えば、年収500万円程度で募集していた企業に、前の会社で1000万円の利益を挙げていた人が応募して来たらどうでしょうか。
普通は好印象を抱くでしょう。

転職先が同じような労働環境を提供できれば、会社にそれぐらいの利益を提供してくれることがわかるからです。
その人が転職先でも同等以上の利益を挙げられるかは実際には未知数ですが、採用する側にとっては選ぶための根拠になり、他の応募者との差別化が計れます。

雇う側は通常、利益がいくらでそうかわからない人よりは、目安とは言え、利益を提示している人の方を選ぶ傾向があります。
なぜでしょうか。

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雇う側は選ぶための根拠を求めている

大企業が特にそうですが、新卒での就職が学歴重視になるのは、資料上で他に判断材料がないからです。
高学歴を採用しておけば、上に説明する際の根拠になるからです。

つまり、雇う側は根拠を求めているのです。
だから、転職の場合も根拠〈メリット〉を提示することで、採用可能性は高くなります。

 

数字の作り方

この数字は正確な方がアツいです。

<算式>

あなたが前の会社でもたらした売上

➖前の会社があなたに払った年収

➖あなたが仕事をする上でかかった経費〈光熱費、文房具、社会保険の会社負担分など〉

=あなたが会社に提供した利益

ざっくりですが、このような算式で計算すればいいでしょう。
この辺も資料で提示するべきです。
〈コスト意識のある人材は利益を出す確率が高いので、評価されます〉

年収とコストの計算方法

源泉徴収票を見ます。
退職年の源泉徴収票であれば、年換算します。

例えば今年の6月で退職しているならば、6で割り戻して、12を掛けます。
そうしたら、1年分と仮定した年収の数字が出ます。

コストの計算方法について、事務用品、光熱費代などは適当でいいです。
コスト感覚をアピールするために、算式には入れておきましょう。
社会保険については、源泉徴収票〈年換算した場合はそれを使います〉をそのままコストに加えて下さい。

厳密にはイコールではないのですが、おおよその会社負担分にはなります。

 

事務職であれば、数字を作る

営業などであれば、売上が作りやすいのでわかりやすいのですが、問題は事務職の方ですよね。
直接的に売上を挙げているわけではない。しかし、組織に対する貢献は間違いなくしている。
そういった場合は数字を作ることです。

もちろん、適当ではなく、何らかの材料を使います。
例えば時給1000円のバイトが居て、自分がその人の倍ぐらい色々な業務ができて、会社に貢献できているならば、1時間2000円の売上をあげている、など。
方法はいくらでもあります。

あとはあなたの時給を計算して、1時間あたりいくらの利益を出しているかを計算します。
できれば、時間単位の時給を出した方がベターです。事務職の場合はより細かくコスト感覚を示した方がいいです。

 

内容は多少盛ってもいいけれど

私は採用活動も行った事があり、結構いろいろな経歴書を見てきましたが、皆盛っているように感じました。
中には「ホントかよ」と思わせるようなものもありました。
皆、盛っているので、多少は盛って書いても不利にはならないでしょう。

しかし、その中で謙虚に数字でメリットを示している資料があったら、どうでしょうか。
好感度は抜群です。

クオリティの高い資料をどう作るか

数字を使って、利益を示して書く。説得力の高い資料を作るにはこれが一番です。
しかし、クオリティの高さはまた別物だったりします。

レイアウトや文章表現なども、影響するからです。
こういった部分はプロである転職エージェントにやらせてしまいましょう。
添削やレイアウトをお願いしてしまうのです。

彼らは転職のプロなのに、いくら使ってもタダです。そして、実に一生懸命尽力してくれます。
なぜか。

あなたが企業に就職した場合、その企業からエージェントにお金が入ってくる仕組みになっています。
エージェント側もあなたが就職してくれれば、お金が入ってくる。
だから頑張ってくれるのです。

利害は完全一致。
WIN-WINであります。

流れとしては、

・転職サイトに登録する。(できれば複数)
・資料を作成する。
・エージェントに添削してもらう。
・応募先を紹介してもらい、書類選考、面接。

というイメージになります。

 

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