スバルフォレスターの下取り相場は？XTの買取相場などについても調査してみた。

4WDでもスタイリッシュさを兼ね備えたスバル・フォレスター。

今回は、フォレスターの下取り相場・買取相場についてご紹介します。

スバル・フォレスターはターボ車のほうが査定額は高くなりやすいですが、ノンターボ車だとしても運転支援システム「EyeSight（アイサイト）」や「サンルーフ」装着車であれば高価買取が期待できます。

フォレスターは、SUVブームということもあり海外での需要も高く、走行距離や年式をさほど気にせず査定依頼できる車種です。

では、早速スバルフォレスターの下取り相場について見ていきましょう。

フォレスターの下取り相場はいくらぐらい？

スバルフォレスターの下取り相場を年式別にご紹介します。

フォレスター6年落ち(3代目・SH系)の下取り相場

引用：https://www.subaru.jp/accessory/catalog/pdf/Forester_Acc_sh.pdf

車の乗り換えサイクルは人それぞれですが、5～6年乗って別の車に乗り換えるという方は多いです。

そのため、スバルフォレスターの6年落ちモデルも下取りデータは豊富にあります。

• 3代目フォレスター

引用：https://www.subaru.jp/accessory/catalog/pdf/Forester_Acc_sh.pdf

3代目フォレスターの中でも非常に人気があったグレード「XS」が特に下取り価格は高めの傾向にあります。

走行距離がある程度行っている場合でも下取り価格はなかなかのもの。

6年落ちモデルでも、走行距離が10万km未満なら70万円近くも狙えますし、状態が良かったり人気のオプションがついていれば10万円以上の下取りになる可能性も十分あります。

6年たった今でも10万㎞以内であれば85万円程度での買取額。購入時のオプションや車の状態が良ければ、100万円以上も狙っていけるはずです。

近年SUVブームも影響しているせいか、6年落ちでもフォレスターなら下取り額は高額になりそうですね。

フォレスター10年落ち(2代目・SG系)の下取り相場

引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Subaru_Forester_SG_CrossSports_T.JPG

車は一般的には10年で乗り換えるケースが多いです。

走行距離が長くなるのはもちろんですが、車の状態も決してよくありませんのであちこちでガタが出始める頃です。

フォレスターが人気と入っても、10年落ちとなると高額下取りを期待するのは難しくなってきます。

ここでは特に下取り相場のデータが多かったグレード「クロススポーツ」「10thアニバーサリー」の2種類を見ていきましょう。

• 2代目フォレスター クロススポーツ

走行距離別の下取り相場です。

当然ながら年式が10年落ちとなると下取り額は一気に落ちます。

とは言え当時の新車価格が220万円前後であることと、年式が10年落ちであることを考えれば走行距離相応の下取り額と言えるでしょう。

• 2代目フォレスター 10thアニバーサリー

10thアニバーサリーモデルはクロススポーツよりも新車価格が安かったこともあり、下取り額は全体的に低めの傾向です。

ただし、上記はあくまでも平均値ですから、車の状態が良ければクロススポーツよりいも高く下取りされる可能性も充分あります。

一概に新車価格が高いほうが下取りは高いと考えないほうが良いです。

フォレスターXTの買取相場は？

スバルフォレスターでは、4代目までターボエンジン搭載モデルを販売していました。

グレード名は「XT」で、他のグレードよりも新車価格が高いこともあり買い取りも高めの傾向にあります。

走行距離別の買取価格を見ていきましょう。

• 4代目フォレスター XT

引用：https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/grade/

他グレードよりもグンと買い取り額が上がっている訳ではないですが、走行距離10万㎞以内なら状態がよほどひどくない限り高額で取引されると考えて良いでしょう。

• 3代目フォレスター XT

引用：https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/grade/

3代目フォレスターのXTも買取価格はまずまず高いですね。

新車価格が270万円台なので、走行距離が5万km超えても6年落ちでもこの価格は人気車種である証です。

走行距離10万キロのものやsj5の下取り価格は？

引用：https://www.subaru.jp/accessory/catalog/pdf/Forester_Acc_sj_c.pdf

最後に走行距離10万キロ以上のフォレスターと4代目フォレスターの下取り価格を見ていきましょう。

走行距離10万キロ以上のフォレスターの下取り価格

まぜ前提として説明しておくと、走行距離10万km以上の下取り価格はデータが非常に少ないです。

比較的最近のモデルだとそもそも走行距離10万kmに達するケースも少ないので、それも当然といえば当然です。

そうなってくると必然的に年式が古いモデルのデータしか出てきませんが、年式が古い＋走行距離が長いとなると下取り価格は期待できるものではないということは理解しておきましょう。

では走行距離10万km以上のフォレスターの下取り価格を見てみましょう。

走行距離10万km以上で下取り相場がわかったのは3代目と2代目フォレスターだけでした。

3代目でギリギリ50万円の下取り価格となり、2代目では10万円を切ってしまうほど恐ろしく低い下取り価格という結果です。

年式が古い上に走行距離が長いことを考えればむしろ妥当な価格と言えるでしょう。

SJ5（4代目）フォレスターの下取り価格

引用：https://www.subaru.jp/accessory/catalog/pdf/Forester_Acc_sj_d.pdf

車を3年で乗り換える人は意外と多いです。常に新しい車を乗っていたいという人はそのような傾向にあります。

仮に3年で売却しないとしても、年を追うごとにフォレスターの下取り額がどのように変わっていくのか見ておくと、正しい売り時を見極めることにもつながります。

では、実際にSJフォレスターの下取り価格を見ていきましょう。

上記でターボモデルのXTの買取価格を紹介したので、ここでは特に下取りデータが多かった2.0i-Lアイサイトと2.0i-Sアイサイトの下取り価格をご紹介します。

2.0XT（アイサイト込）の３種類で見ていきます。

• 2.0i-Lアイサイト

さすがスバルのフラッグシップSUVということで、3年落ちモデルなら走行距離も5万km前後だと思うので150万円近くの高額下取りも狙えそうです。

• 2.0i-Sアイサイト

2.0i-Lアイサイトの新車価格差はわずか1万円ですが、下取り価格は20万円近くも差が出ています。

ただし、走行距離が5万kmを超えてしまうと下取り価格は2.0i-Lアイサイトと殆ど変わらなくなってしまうので、下取りに出すタイミングに注意が必要です。

あとがき

スバルフォレスターは3代目フォレスターまではある程度期待通りの下取り価格が望めそうです。

逆に10年落ちモデルや走行距離10万km以上のモデルとなると、下取り価格はガクッと落ちてしまいますので、下取りに出すタイミングは重要です。

また、基本的に下取りよりも買取のほうが高値がつくケースが多いですから、新車購入を考えていて今乗っているフォレスターを売却する場合は、下取りだけでなく買取の査定も試してみると良いでしょう。