経理業務は左手マウスで作業が早くなる?
私は完全な左利きではないですが、箸、マウス辺りは左手で扱います。
経理の仕事をしている際、たまに言われる事があるのですが、左手マウスだと作業早くなっていいよねー、と。
実際関係ないだろうとその時は思ったのですが、よくよく考えてみると案外そうなのかもしれないと思いました。
本記事ではどういう点が有利なのかについて私見を述べてみました。
マウスを持ち変える必要がない。
自分の動作を振り返ってみると。
マウスから手を放すのは文章作成の作業ぐらいで、あとはずっとマウスをつかみっぱなしです。
〈現在はトラックボールマウスなので、正確には左手をマウスボールの上に置きっぱなしという表現です〉
確かに早くなるのかもしれません。
特に仕訳の打ち込みにおいて。
昨今の会計ソフトではショートカットキーが豊富に設定されていますが、流石にキーボード上で全ての作業を終わらせられる人はそうそういないかと思います。
キーボード操作のみで処理をする。
一回試みた事があったのですが、キーボードだけで完結させようとすると、逆に疲れます。
適度にマウスの動作を挟む方が効率がいいのではないかと考えております。
これは別に経理業務だけに限った事ではない話なのかもしれません。
経理の業務の場合、日付や金額を直したり、試算表画面に切り替えたり、結構カーソルを動かすタイミングはあるのかもしれません。
〈この辺りなら矢印やコマンドキーでいけるかもですが〉
テンキーの上に置いてある右手を持ち帰る必要がない。
これはささやかな左手マウスのメリットなのでしょう。
ささやかですが、その動作の数が膨大になると、得られる効果は案外小さくないのかもしれません。
メリットは少ないが、意外と効果があるらしい
メリットはそれぐらいしか浮かびませんが、上述の通り、その動作の数が膨大になると、結構違うのかもしれません。
そうだとすると、経理業務だけではなくテンキーを使う頻度が高い業務において、効果があるのかもしれません。
実際に変えてみた人がいるのですが、その人曰く「ちがう」そうです。
業務スピードは普通に上がるそうです。
その人は生粋の右利きだったのですが、資格試験の勉強を始めるタイミングでマウスも左手にしたそうです。
簿記関係の試験を受ける場合、ペンを持つ手と反対の手で電卓を扱えると、計算が早くなるというものがありますが、それを身につける過程のついでに逆矯正のような練習をしたそうです。
振り返ると確かに処理、早かったなあと。
仕訳処理や申告書作成などはもちろんのこと、エクセルなどを用いるスピードも上がるそうです。
あとがき
ちょっとした逆矯正みたいな事までして、身につけるメリットはあるのか。
本当に処理が早いプロになりたいのなら、ありかもしれませんが、上には上がいると思いますし、作業に対する理解を深めるなど違ったアプローチもあると思います。
というかキーボード、マウス関係の処理の速さではそもそも男性は女性に敵わない気がします。
経理業務に限らず、タイピング関係などもそうですが、女性の方って軒並み早い傾向があります。
男性と女性の指の太さなども関係しているのかもしれません。