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大抵のデスクワークにはトラックボールマウスがおすすめできる件
デスクワーク中心の人で肩こりや腰痛に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
また、デスクワークから来る疲労についても同様です。
筆者も例にもれず、そういった症状に苦しんでおりました。
バランスボールなどを導入して改善した面もあるのですが、いかんせん肩のこわばりや痛みに悩まされ続けてきました。
しかし、少し前にマウスをトラックボールマウスに変えてみた所、かなり改善を感じられたのが実感できました。
本記事ではトラックボールマウスについて私見をまとめております。
肩を動かさないで作業ができる。
マウスの場合横に滑らせたり、遠くに移動する場合は軽く持ち上げたりという動作がつきまといます。
対してトラックボールマウスは指先で捜査を行うので、手首は動かさず、肩の位置が安定します。
やってみるとわかるのですが、これはかなり疲労が軽減されます。
トラックボールマウスに変えてから4ヶ月程度ですが、肩のこわばりがだいぶ解消されている事を実感しています。
同時に上述の動作が肩のこわばりの大きな原因になっている事に気がつきました。
背もたれによりかかったまま仕事ができる。
トラックボールマウスにしてから、椅子の背もたれに寄りかかって仕事をする時間が増えました。
これも疲労改善にかなり効果があったと実感しています。
実際にやってみて欲しいのですが、キーボードを入力する動作は背もたれに寄りかかったままでも十分できます。
ただ、マウスの捜査は背もたれに寄りかかってやるのはやりづらいです。
また、仕事に集中していると前のめりになりますが、マウス捜査も影響していると自覚できました。
これは日常生活でも実感しているのですが、じっと身体を固定していると、頭がリラックスしてきます。
創造性を要したりや分析的な作業などにはむしろ効率性を感じております。
背もたれの効果は偉大です{笑
バランスボールは使えなくなりますが、個人的にはトラックマウスを優先しております。
本当に楽です。
あと、モニターから距離をとれるので、目の疲れも少しだけましになった気がします。
指先が器用になる気がする。
トラックボールマウスを使い始めてから、左手の指が器用に動くようになった気がします。
{私はマウスは左で扱います〉
指と脳の発達度には関係があるようで、脳に効く「指回し体操」なんてものもあるぐらいですから、トラックボールマウスを使うことにより、脳が発達するかもしれません。
眉唾的な話かもですが。
場所をとらない
トラックボールマウスはマウスと違って、移動を要しないので、比較的コンパクトな感じです。
といっても、トラックボールマウス自体少し大きいので、いくらかのスペースは必要です。
場所よりもマウスの重さを気にしなくて良い点が個人的には嬉しいです。
捜査に慣れるのに時間がかかる
正直な話、使い始めた初日は「普通のマウスの方が楽なんじゃ・・・」なんて思いました。
細かなカーソル移動とか、まどろっこしいのです。
高かったので使い続けるうちに、だんだん使っていくうちにその楽さを体感して、今ではこれなしでは仕事をする気が起きなくなりました。
トラックボールマウスを用いる際、カーソルのレスポンスや速度の調節をするのがおすすめです。
高い
上で少し述べましたが、トラックボールマウスは普通のマウスよりも高いです。
一万円とか普通にします。
高いという点はもちろんデメリットです。
ただ、私の場合、元を取りたい精神が働いて、トラックボールの良さに気がつけたのは良かった気がします。
私が使っているものはケンジントンの一万円ぐらいするものですが、これがもし千円ぐらいだったら、初日の時点で使うのを止めていたかもしれません。
一万ぐらいするので、もったいない精神の元、使い続ける事ができました。
苦手な動作もある。
線を引いたりするのはマウスの方が便利です。
私は音楽関係の作業をしている際、オートメーションデータというものを作成するのですが、この作業には波線や直線を描く動作を要します。
そうした動作の場合は通常のマウスで行っております。
ただ、それ以外の事務作業において、例えば、
・ワードやエクセル
・ブログ
・メール
・ネットで調べ物
・アマゾンで買い物
・銀行振込
・計算
・経理の仕事{会計データ入力、申告書作成〉
などはトラックボールマウスで十分に行えます。
なので、大抵のデスクワークの方はトラックボールマウスで十分に仕事ができるかと思います。
イラスト関係の業務にはあまり向いていないかと思います。
あとがき
ちなみに私が使っているものは、冒頭の写真のものと同じです。
ケンジントン・ワイヤレストラックボールマウス・K72359という機種です。
トラックボールマウスは高いですが、使い慣れればその値段以上のメリットがあると私は感じております。
興味がある方は導入して見るのがオススメです。