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こち亀の最終回はいつ?結末の予想に長寿、ストックの背景も

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こち亀の最終回について

1976年9月21日発売の週間少年ジャンプ42号から連載を開始して、来年で40歳を迎えるというこち亀。

コミックスは現在196巻。200の大台までもうちょい。
改めて見なくとも、これはものすごい数字ですよね。
というか、漫画そのものの年齢がアラフォーって、すごすぎ〈笑

永遠に終わらなさそうなこち亀ですが、やはりいつかは終わりが来るのでしょう。
ふと「こちかめの最終回っていつぐらいになるんだろう」と気になってきました。

本記事ではこちかめの最終回を中心に、あれこれ調べてみました。

 

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長寿漫画の双璧

日本における長寿漫画としては、ゴルゴとこちかめが2強です。

年齢的にはこちかめは1976年、ゴルゴは1968年から連載されているので、ゴルゴの方が8歳年上です。
漫画における8歳って人間にしたら、どれくらいの歳になるんだろう。

ソースがない数字なんですが、漫画家が連載を始めてから辞めるまでの平均が2、3年らしいです。
生き物に例えると、金魚やハムスター辺りの平均寿命になる感じですかね。

3年を漫画の一生として、人間の平均寿命、男80の女86の平均83でとって換算してみると、

221歳差〈笑

そもそも、人間に例えるのが、間違っていますね。

連載期間を人間の年齢にしたら・・・、

こちかめ、1079歳。

ゴルゴ、1294歳。

もちろん、全てが間違っていますね〈笑
とりあえず、どちらの作品も仙人どころでは無く、神に近しい存在と言う事だけはわかりました。

 

週刊誌としての最長はこち亀

ゴルゴが連載されているビックコミックは週刊誌ではないので、週刊誌としてはこちかめが最長漫画になります。
(ビックコミックは現在月2回発売です。初期の頃は月に1回の完全な月刊誌でした)

現時点の単行本数ではこちかめが196巻、ゴルゴが177巻ですので、こちかめの方が多いんですね。
どちらも長く連載されているので、時々単行本の発売サイクルはずれているでしょうが、単純に計算してみると、

こちかめは現在39歳ですので、196÷39で=1年あたり5冊発売。

ゴルゴは47歳ですので、177÷47=1年あたり3.7冊発売。

週刊誌と半月刊誌の差が出ていますね。
恐ろしいことに、どちらの作品も休載はゼロとの事です。
信じられません。

 

話のストックはしている

こち亀って、基本的にはオムニバス形式で展開され、1話ごとの繋がりはあまりないストーリーですよね。

途中からでも、楽しめるのはこちかめの魅力です。
たまに「誰だこいつ?」というのはありますが、こちかめの場合、知らなくてもあまり問題ないです〈笑
本当に暇つぶしにぴったりの漫画です。

週刊誌でありながら、こち亀が休載なしに発表し続けていられるのはやっぱり、オムニバス方式+書き溜めが大きいんじゃないかと思います。
常に15話分位のストックがあるといいますが、季節外れの話が掲載されていたりすると、わかりますよね。

 

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どうして書き溜めができるのか

以下は全くの私見ですが、こち亀は秋本先生は当然として、アシスタントさんのスキルも圧倒的に高いのだと思います。
要するに、スタッフの基本戦闘力が違う。

こち亀のスタッフには駆け出しはいないそうです。
アシスタントさんは皆人物、背景も描けて、仕上げもできてしまうような高いスキルを持っています。

ではなぜ、アシスタントさんの技量が高いのか。

それは秋本先生が労働環境を徹底的に整備しているから。

アシスタントさんを養うために秋本先生は「有限会社アトリエびーだま」なる会社も経営されています。
アシスタントさん達は会社に所属して、お給料をもらう感じですね。
法人ですので、社会保険も完備されている事でしょう。

勤務時間は9〜20時。
途中、12時〜13時、17時〜18時の間が食事休憩らしいです。
毎週日曜は定休日とのこと。
そして、基本定時で帰れと。

通常の企業と比べると拘束時間、勤務時間は長いですが、タイムカードで完全管理されているという話ですので、法定越えした分はちゃんとお金に還元されているはずです。

これは通常の漫画家さんと比べると大変ホワイトな環境です。
素人の私から見てもそう感じますね。
労働環境だけを、公務員とかと比べると、どうだろうってなるかもですが。

アシスタントさんに安定した環境を与えて、長く勤めてもらって、仕事の腕を磨いてもらう。
スキルが上がったアシスタントさんに任せられる仕事の範囲を増やすことにより、自分が楽になる。

こち亀が休載ゼロなのに、秋本先生が旅行に行ったりできるほど、話のストックがある背景にはこうした事情があるのかなあ、と私は想像しています。

対して、一般的なアシスタントさんの環境はどうなのか。
調べた限りだと、通常の場合、アシスタントさんって、時給とか日給いくらみたいな、バイトに近い感覚の所が多いようです。
アトリエびーだまの社員に比べると、待遇は総じて弱い。

でも、それは仕方ないです。

会社を作って、そこからアシスタントさんに給料を払おう等という芸当は、こち亀のような長期的な連載がほぼ確約されている作品でしかできないです。

漫画の場合は打ち切り=倒産、解雇みたいな感じになってしまいますし。
先ほどの話のように、漫画の平均寿命が仮に3年だとしたら、普通は会社を作って、長期的に人を使おうなんて発想にはなりません。

人気が高く、メディア展開もそれなりにされている、いわゆる看板作品でなければ無理な事です。

 

ストックの中に最終話がある

こち亀の最終話は既にできていて、編集部にストックされている。
こんな噂があります。
そして、私はこの噂はガチだと思っています。

ここまで労働環境に気を配り、プロ意識も高い秋本先生が、ある日突然、自分がこち亀を描けなくなった時の事を想定していないとは、とても思えません。

きっと、最終話は既にストックとして有って、本誌とのストーリー上、辻褄があわない所をちょいちょい修正したりして、キープし続けているのだと私は思っています。

とにかく、いつでも終われるようにしているのだと思います。

なので、こち亀の最終回はいつ? という問いに対して、「もう、既に終わっている」と私は思っています。

それが掲載されるのは、恐らくまだ40年以上はかかるのではないでしょうか。
漫画家って、生活スタイルが不安定なため寿命が短い、なんて嫌な噂がありますが、秋本先生は別でしょう。

秋本先生は現在62歳。
100歳を超えて、なお現役で医者をやっている日野原先生のように、百寿を迎えても、なお現役で漫画を描き続けてる先生の姿が想像できます。

いや、しかし。あと40年かー。
適当な数字ですが、なんとなく信じるに値するような。
とりあえず、こち亀の最終回を迎える前に自分が最終回を迎えぬよう、生活習慣を改めますね。

 

麗子と結婚する?

最終回がどうなるかという事については、こんな噂が一部ではありますね。
でも、こち亀のメインヒロイン〈?〉ってもはや麗子だけではないですよね。

ギャルゲー並みにいろんな女性キャラがいますよね。
とりあえず、あらゆるジャンルを網羅して死角なし。
こち亀の魅力の一つにはジャンルの豊富さもあるのかと。

こち亀のストーリも然り、ヒロインについても然り。

上記のストックの話が事実だとしたら、結婚ENDは無理でしょうね。
ヒロインが多過ぎて、1話ではまとめられないです。
まずあり得ないですが、仮に最終回が3話ぐらい続いたとしても、しんどいと私は思います。

 

両津が異動する?

あり得そうなのが、アニメの最終回に似た感じの終わり方。

両津異動疑惑です。

両津がついに、異動することになった。
みんなで送別会をやったけど、その噂は両津のガセ。
両津はキレたみんなから追いかけられた所で、終わる。

漫画の最終回も大雑把にはこんな感じで終わるような予感がしています。

やっぱり、こち亀ってこういう終わり方が一番キレイだと私は感じています。

 

まとめ

こち亀でパッと思い出す好きな話は73巻収録の「突撃!クレーンゲームの巻」、74巻収録の「クレーンゲーム チャンピオン大会!の巻」、76巻収録の「ゴキブリ大行進!の巻」辺りですね。

FF5の話も面白かったなー。あれ、何巻でしたっけ?

記事を書いていて、秋本先生はやはり神だと再認識しましたね。
秋本先生は芸術にビジネスをうまく取り入れている希有な例です。

私もいずれはそうなりたいな。理想です。
現在、音楽業は時給にすると500円いきませんから、アシ雇ったら2秒で潰れますけどね〈笑

 

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