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近年、SUVブームの火付け役とも言える存在の日産エクストレイル。
初代のデビューは2000年、その後2007年に2代目エクストレイル、そして現行3代目エクストレイルは2013年に登場しました。
価格は2,197万円からとSUVの中では割と手を出しやすい価格に収まっています。
機能性や装備面も含めた価格においてはそれほど悩む必要もなさそうですが、やはり購入するにあたって心配なのがエクストレイルの不具合・リコールですね。
今回は日産エクストレイルの不具合・リコール情報についてご紹介します。
【日産・エクストレイル】の不具合情報
現行エクストレイルは、初代・2代目と比べてエンジンの面や走りの面で格段にパワーアップしましたが、その反面に故障や不具合が多々見られる傾向にあるのがちょっと残念ですね。
現時点での日産エクストレイルの主な不具合としては以下のようなものが挙げられます。
・エンジン回転数の不足
アクセルを踏み込んでもエンジンの回転数が思ったよりも上がらない、という不具合が出ています。
原因としてはエンジンに大きな負担ががかかったことで、熱が生じて断線してしまうことが考えられます。
・不安定なアイドリング
これは主にガソリン車ではなくディーゼル車で起こっているようです。
原因はガソリンを燃焼させることで生じる不純物が徐々に溜まっていくことが考えられます。
・エアコンの不具合
エアコンの設定温度にしても正常に作動しないなどの不具合が起きているようです。
年月経過によってエアコン内部のコンプレッサーが焦げ付いてしまうこともありそれが原因となっています。
いずれの不具合も、日産エクストレイルに限ったことではないですが、日常の運転に支障をきたすことには変わりはありませんよね。
では、次にリコールにまで発展した不具合・故障についてご紹介します。
【日産・エクストレイル】のリコールについて
リコールは、メーカーが部分的な欠陥を出してしまったことに対して無料で直してくれる制度です。
車の修理に関してはすべてリコールと勘違いされている方は意外と多いですが、実は自動車に限ったことではなく、たとえば電化製品などでもリコールは適用されます。
自動車に関して使われることが多いリコールは、日本だと自動車のリコール制度が設けられています。
これは道路運輸車両法という法律によって明記されています。
道路運輸車両法内によれば自動車の構造と装置、性能は保安基準をクリアしていない場合には、臨時で検査を受けなければいけないされています。
要するに、安全基準と環境基準は国が定めていて、それをクリアしていない車両は速やかにチェックをしなければいけないということで、これが自動車のリコール制度ですね。
リコール制度は車体だけが対象ではありません。
タイヤもチャイルドシートや対象となっており、言い換えれば道路運送車両法の保安基準に規定されていない箇所の不具合・欠品はリコール対象外という落とし穴がある法律でもあるのです。
では、具体的なリコール情報について見ていきましょう。
リコール情報①ABS・VDCの異常
引用:https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/figure3958.html
ABSアクチュエータというパーツ内におけるギヤポンプの内部にあるオイルシール成形時の温度管理が適切ではないため、オイルシールの硬度が低くなって、結果としてブレーキ液がオイルシールに浸透してしまいシール性能が悪くなるというもの。
アクチュエータ内部にブレーキ液が入り、電気基板にまで到達すると、システムは異常をきたしてしまいABSとVDCの警告灯が勝手に点灯してしまいます。
その結果、機能が停止してしまうのです。
下手すれば、電気回路が漏電し火災になる危険性もあります。
ABS・・・アンチロックブレーキシステムのこと。急ブレーキ時にタイヤの回転が止まるのを防ぎ、車両が進むのを安定させるのをキープし、ハンドルを操って障害物にぶつかるのを避ける可能性を高める装置です。
VDC・・・ビークルダイナミクスコントロールの略で、車両が横滑りしそうなときに、センサーが感知して安定状態に戻す装置です。 |
火災になる恐れもあるのはゾッとしますね・・・日産側の対応としては、ABSアクチュエータの製造番号を確かめた上で正常なパーツと交換してくれるようですね。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
さて、このリコールに関してはエクストレイル全車両が対象となっているわけではありません。
型式や製造年月日によっては、リコール対象から外れているものもあるので、落ち着いて確認しましょう。
今回のリコール対象となる車両は「DAA-HNT32(型式)」です。
型式で言われてもわからないと思いますのでグレードで言うところの「ハイブリッドの4WD」のことですね。
リコールの対象台数は15,549台となっています。
リコール対象となっている型式はもう一つあり「DAA-HT32」です。
グレードは「ハイブリッドの2WD」となります。
リコール対象台数は2,569台です。
リコール情報②バックドアのガス封入式ステーの腐食
引用:https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/figure3803.html
バックドアにはガス封入式ステーという装備があり、この部分の外筒にはエンドキャップがあります。
今回のリコールでは、この部分の塗装が適切ではないため、早い段階で腐食する可能性があるとしています。
放置すれば腐食は進行し、ガスが封入されている外筒は損壊して、該当するステーが車外へ飛び出すというものです。
もしくは、バックドアを開ける際にステーが壊れて、人に負傷を負わせるおそれがあります。
これまた、考えるだけでゾッとしてしまいますね。
今回のリコールはエクストレイルだけではありません。
セレナやウイングロードを始め計7車種でリコール対象となっています。
日産側の対応としては、不良品であるガス封入式ステーを良品と交換してくれるとのこと。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
今回のリコール対象型式は「DBA-NT32」「DBA-T32」つまりガソリン車の2WD・4WDということになりますね。
対象車の台数は2WD車が16,491台、4WD車が63,124台となります。
更に「DAA-HT32」「DAA-HNT32」も対象で、こちらはハイブリッドの2WDと4WDですね。
現時点での現行エクストレイルのリコールはこの2件となります。
エクストレイルに限らず様々な車種でリコールが相次いでいます。
現行エクストレイルのリコールは決して多くないですが、人気車種なので市場に出回る数は多いです。
そうなると当然ながら絶対数が多くなるわけですから、リコールの台数自体はが多くなりますね。
先述しましたが、現行エクストレイルはリコールが少ないです。
これから購入を考えている人の中には不安に思っている人もいるかもしれませんが、比較的リコールは少なめですから安心してよいのではないでしょうか。
もし、購入後に異常を感じた場合は、遠慮せずにディーラーなどに連絡して処置を受けるようにしましょう。
【日産・エクストレイル】に不具合があった場合のリコールの対応について。
エクストレイルに不具合があった場合、リコール対応はどのように行われるのでしょうか?
エクストレイルがリコール対象になった場合、最近ではニュース報道で取り上げることも多いですが基本的にはディーラーから手紙で通知がきます。
重大なトラブルに発展する可能性もありますから、通知が来たら速やかに最寄りのディーラーに連絡して持っていきましょう。
大抵のリコールでは大事に至るケースは少ないですが、症状次第では放置して使い続けると出火することもありますし、エンストすることもあります。
運転中にエンジン停止したら困りますし、出火なんてしたら命の危険もありひとたまりもないですよね。
リコール通知が届いたら、早めにディーラーもしくは自動車販売店に連絡してください。
大抵のリコールは良品や対策品と交換することになります。
その際、ディーラーと日程の調整をして、約束した日時にエクストレイルを預ければあとは無償で修理してくれますよ。
あとがき
以上、日産エクストレイルの不具合・リコールについてでした。
最近ではタカタ製エアバッグに不具合が見つかり、国内だけでなく世界で大きな問題になりましたし、三菱自動車の問題も記憶に新しいですね。
実は、自動車のリコールは年々増加傾向にあるとされています。
これはひとえに車の構造が複雑化してきていることが原因とも考えられます。
リコールは自動車メーカーに否があるわけですが、それを知っていながら放置していると問題になりかねません。
ときには大きな事故を招く結果になってしまうことだってあるのです。
そうならないためにも、エクストレイルがリコール対象になってしまったときは、速やかに対処するようにしましょう。
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