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エクストレイルがSUVの中でもかなり高い評価となっている理由の一つとして挙げられるのは「先進技術」が備わっていることです。
また、その技術のクオリティが高いことを受け、ユーザーはその先進技術が備わったグレードを購入する方が多いのです。
その先進技術とは新型エクストレイルから搭載され始めた「プロパイロット」という機能です。
プロパイロットとは、一体どんな機能なのでしょうか?
今回は、エクストレイルで高い評価を持つ「プロパイロット」について紹介していきます。
ぜひ、競合車のSUVとの機能を比較してエクストレイルの魅力を知っていってくださいね。
エクストレイルのプロパイロットは実際に役に立つのか?
エクストレイルのプロパイロットとは、一体どのような機能なのか、まず見ていきましょう。
また、プロパイロットはどのグレードに搭載されているのか、プロパイロットの後付けは可能なのかもご紹介します。
・エクストレイルの「プロパイロット」機能とは?
エクストレイルのプロパイロットとは、主に安全装備の機能となっており、ホンダでいう「ホンダセンシング」、スバルでいうと「アイサイト」のような機能です。
もちろん内容は若干異なりますが、プロパイロットを上手く使いこなせれば、長距離運転の疲労の軽減や、安全に運転することが可能です。
プロパイロットの主な機能は下記の通りです。
- インテリジェントクルーズコントロール
先行車を検出している時、運転者が設定した車速(30~100km/h)を上限に、車速に応じた車間距離を保つように走行します。
先行車が停止した際は、先行車に続いて停止し、先行車が発進した際はステアリングスイッチの「RES+」を押すか、アクセルペダルを踏むと解除され、再びインテリジェントクルーズコントロールによつ追従走行が開始されます。
また、先行車を検出していない場合は運転者が設定した車速で走行します。(約30km/h以下の走行で先行車がいない場合は使用が出来ません。)
- ハンドル支援
車線中央付近を走行するようにステアリングを制御し、運転者を支援する機能です。
大きく分けてこの2種類が「プロパイロット」の機能となっています。
他のメーカーの先進技術よりも、内容が少しシンプルに思えますが、その分複雑な機能がないので気軽に使ってみたくなりますよね。
・プロパイロットが装備されているグレードは?
プロパイロットが搭載されたグレードは特別仕様車の「20Xi」「20Xi ハイブリッド」のみとなります。
また、エクストレイルの中でも廉価グレードにあたる「20S」を除いた全車種に、”メーカーオプション”として装備が可能となっています。
そしてエクストレイルの新車購入者の7割以上の方が、「プロパイロット」をオプションで装備しているのです。
このことから、車を運転する際の負担や安全に関心がある方が多いことや、実際に利用している方も多いことが分かります。
そもそもプロパイロットの搭載が始まった車種は「セレナ」でしたが、セレナでのプロパイロット機能がその頃とても高い評価を受けていました。
そんな評判の良さを知っていた方々も多く、実用性もあり簡単に操作が出来る安全装備ということでこの機能を付ける方が増えたのかもしれません。
エクストレイルのプロパイロット、良い口コミ、レビュー
エクストレイルのプロパイロットはとても便利で実際に使いやすいということが分かりますね。
ではここで、そんなプロパイロットを利用しているユーザーの口コミや評価をご紹介します。
・プロパイロットの良い口コミとレビュー
- 車間距離を保ちながら走るところは短め・普通・長めと車間距離を選ぶことができ、その距離感も絶妙でとても良い。
- 「半自動運転」のような機能なので、ステアリングから完全に手を離すことはNGだけど、軽く握っているだけで運転が楽になった。
- 渋滞などの緊張感のある道路では、プロパイロット機能のおかげで神経を使うことが少しだけ減った気がする。
- かすれた見づらい線も、カメラがしっかり検知してアシストしてくれるので、走行中に白線からはみ出る心配はなかったです。
- 高速道路の走行時にはとても便利。一定の速度で走ることが多い場所では実用的です。
ご紹介した口コミは一部になりますが、他にもとても高い評価が目立ちました。
最も多かった口コミは「高速道路では、プロパイロットを利用するのとしないのとでは全く違う。」といった意見でした。
高速道路ではプロパイロットを使用することによって、運転の負担がかなり減るようです。
運転はとても神経を使うので、少しでも疲れを減らすことが出来れば、事故防止にも繋がりますよね。
エクストレイルのプロパイロット、悪い口コミ、レビュー
エクストレイルのプロパイロットは、利用者も多い事から良い評価がとても多いです。
しかし、一方でまだまだ改善の余地あり、と思うユーザーも沢山います。
良い口コミに続いて、プロパイロットの悪い評価、レビューも一部ご紹介します。
・プロパイロットの悪い口コミとレビュー
- プロパイロットが検知しているのはあくまで”前車”のみ。そのため自分のブレーキタイミングよりも数秒ズレがあるので、「本当に停まるのか?」と不安になることもしばしば。逆にストレスになることがあります。
- オプション装着してみたけど、下道走行ではまず使わない。価格の割に使用頻度があまりに少なすぎるので、付けなくてよかったかも。
- CMや売り文句ではとても魅力的と感じたが、ちょっと宣伝はオーバーすぎ。他のメーカーと比較したら、プロパイロットの機能はまだまだだと思う。
- あくまで運転するということは、運転者が”主導権”を握っています。プロパイロットに委ねすぎるとかえって事故の元になると思う。試乗で確かめた方がいい。
- 「自動運転」にはまだほど遠い。ハンドルから手を放し良いわけではないし、ブレーキを踏まなくても良いわけでもない。あくまで安全装備の一つとして取り入れるべき。
この他にも、少し厳しめな辛口意見も多数ありました。
「便利」の意味をはき違えてしまうと、プロパイロットの魅力が損なわれてしまうのかもしれませんね。
使い道がかなり絞られてしまうということも不満に思うユーザーが居ました。
また、「CMなどで大げさに宣伝しすぎ」という意見が多く、プロパイロットはあくまで運転者の支援をする、ということを理解しておきましょう。
あとがき
いかがでしたか?
今回は、エクストレイルの「プロパイロット」機能は、一体どんなものなのか、またプロパイロットの良い口コミと悪い口コミを紹介させて頂きました。
セレナから導入されたプロパイロットは、当初からとても評判が良く、今後も更に他の車種で搭載されるようになると思います。
そこから更に機能がグレードアップしていくことは間違いありません。
まだまだ課題の残るプロパイロットですが、全体的には実用的でしっかりとした機能、と思っている方が多く、特に遠出や高速道路を利用する機会が多い方は装備して後悔はないオプションかもしれません。
プロパイロットはあくまで車をより安全に運転しやすくしてくれる機能だ、ということを忘れずに、ぜひディーラーで体感してみることをおすすめします。
また、「プロパイロット」はこれからの技術の進歩に期待の出来る機能なので、今後の日産車や新たなエクストレイルが楽しみですね。
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