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大ヒット中のSUV。
各国産メーカーは鎬を削って、さまざまな個性を持ったSUVを私たちに届けてくれます。
SUVの中でも、今注目されているのが今回紹介する三菱アウトランダーです。
時代の最先端を先取りしたスペックで他メーカーとの優位性を出していると言ってもいいでしょう。
根強い人気がある、スバルフォレスターと比較してみることにしますが、今回の記事は、なんとも比較がし難い結果になりそうです。
三菱というメーカーは実はすごいメーカー
フォレスターにつきましては、本サイトの別記事をご参照いただければと思います。
三菱アウトランダーがどんな車なのかを紹介する前に、三菱と言う車メーカーとはどんな車作りが得意なメーカーなのかを簡単に紹介してみることにしましょう。
まず、三菱と言うメーカーは三菱グループと言う会社組織の一部。
いわゆる独立系の車メーカーと言うわけではなく、三菱商事グループの中の自動車部門と言ったイメージです。
ですから、あまり表だって際立った個性がないのか?と言う印象を受けがちですが、とんでもありません。
三菱は、あの世界的なラリー選手権、パリダカールラリーをパジェロで何度も制覇しています。
このパリダカールラリーは、フランスパリからアフリカセネガルのダカールまで、延々続く砂漠の中を1万キロいう超ロングの距離を有するラリーです。
世界一過酷な自動車レースとも呼ばれています。
そんな過酷なレースに於いて、三菱は1983年に初参戦を試みます。
看板車である、パジェロで初参戦、なんとそのまま優勝してしまいました。
完走するだけでも難しいこのラリーでいきなりの優勝。
三菱は一気に世界から注目されるようになりました。
そして、その後も何度も優勝などを繰り返す中で、パジェロに代表されるオフロード車から、デリカと言ったワンボックス、ランサーエボリューションのようなスーパースポーツ、EKワゴンと言った今の軽ワンボックスの原型のような車まで、様々な名車を世に送り出してきました。
その時その時の時代を見据えた車作りが得意なメーカーと言って良いでしょう。
さて、本記事で取り扱うアウトランダーですが、他のSUV各車と比べてもかなり若い車になります。
スバルフォレスターの初代が発売されたのは1997年であるのに対し、2005年に初代アウトランダーが登場しました。
後発であったので、当初は苦しい戦いだったようです。
価格はどっちが高い?
スバルフォレスターとまずは、価格面で比較してみましょう。
スバルフォレスターの最上級グレードである、Advance。
スバル初、ボクサーエンジンハイブリッドタイプのグレード価格は、309万9600円です。
一方、三菱アウトランダーの最上級グレードである、PHE・Sedithionの価格は、なんと509万400円。
200万も差があります。
がしかし!
先ほども述べたように、今回満を持して三菱が発表した、この新型アウトランダーはとりわけ注目されているPHEVに搭載されている装備が半端ないのです。
燃費の圧倒的な差をどう考えるか?
まずは、燃費。
アウトランダーの燃費は異常です。
なんと街乗り数値で65キロも走ってしまうのです。
一方のスバルフォレスターのAdvance。
燃費が伸びリッター18キロとなります。
もちろん、ガソリン車のハイブリッドを、PHEVの車とを比較するにはかなり無理があるのは承知ですが、65キロと言うのは、本田の新型スーパーカブ110の燃費と同等に当たります。
SUVとカブが一緒の燃費。
単純に約3倍ほどの燃費性能と言う点で、この200万の価格差をどう見るか。
かなり乗り込めば、元がとれるかもしれません。
機能面は後述しますが、かなり多機能になっております。
もちろんユーザー側の価値観に伴ってくるわけですが、燃費に関していえば、アウトランダーはかなりの優位性を保っていると言えるでしょう。
アウトランダーの装備はすごい
今回発表されたアウトランダーに搭載されている装備の充実度はすごいです。
まさに車最先端装備のオンパレードと言っても過言ではありません。
例をいくつか挙げてみます。
S-Awc…TWIN モーターコントロール。
4WD前後のモーターの回転数を抑制して、回転トルクを適切に制御する装置。
AYC…アクティブヤーコントロール。
左右両輪の回転数をコントロールすることで、高い旋回性能を発揮する装置。
ASC…走行時にタイヤの滑りを抑制する装置。
ABS…アンチロックブレーキシステム。
さらに、4タイプのドライブモードを搭載。
各場面に合わせたドライブフィールを楽しめる機能。
アラウンドビューモニター。
これは空から車を見ているような映像を停車時に映し出してくれる装置。
さらに、一部グレードには、ビルシュタイン製のショックアブソーバーを標準装備。
これだけの様々な装備がついているアウトランダーはまさに走る電子機械と言えるでしょう。
一方のスバルフォレスターには、アイサイト以外の特別な装備は特段見当たりませんが、ボクサーエンジンを搭載しており、車そのものを楽しむには、とっておきの車です。
スバルは、もともと、中島飛行機と言う車メーカー。
ボクサーエンジンのコンパクトさと、パワー感、独特なサウンドはそのままフォレスターにも受け継がれています。
最先端装備を満喫したいなら、アウトランダー。
本当に走りを純粋に楽しみたいなら、スバルフォレスター。
値段や燃費を比較しておきながら、矛盾しているようですが、この2車種は値段と言う枠を外して考えるべきだと思います。
長く付き合える相棒として、自分が車に何を求めるかで、今回の2車種の選択が決まってくるのではないでしょうか。
乗り心地や評判はどっちが良い?
ここではアウトランダーの乗り心地について、多かった意見をまとめてみました。
エクステリア:渋い。シック。それでいてスポーティ。大人っぽさがある。
ハリアー辺りと比べると、地味だけれどそれがいい。
インテリア:シンプルでハイセンス。実用性を重視している感じ。何故か無印を連想させる。広さは十分に広い。3列シートはかなり使える。
エンジン:パワーはかなりある。普通に高級車っぽい静かさがある。
乗り心地:シルキー。滑らか。上品な乗り心地。
その他:4WDモードを選べる点が良い。オート4WDの性能も良い。本当に多機能。
参考にした情報の数値を点数化したところ、86.4点の高評価!
上述した乗り心地については85.6点でした。
それでは次はフォレスターです。
エクステリア:顔つきは確実に良くなった。リアは相変わらず賛否両論。SUVっぽい顔つきになった。
インテリア:高級感はないが、確実に進化はしている。ただ、コンソールボックスはスライドしなくて、感触が微妙になった。
エンジン:カーブや坂道走行時に2.5NAエンジンとなった恩恵を実感できる。2.0NAと比べて、格段のトルク感がある。
乗り心地:確実に良くなっているが、他車と比べると普通感は否めない。
ただ、運転的な意味ではとても良い。
その他:アイサイトは素晴らしい。安心感が半端ない。
参考にした情報の数値を点数化したところ、88.2点の高評価!
上述した乗り心地については91.4点でした。高すぎです。
その割には評価がアウトランダーよりぱっとしないような気がしますが。
点数で比べてみますと、購入者の満足度はフォレスターの方が良いようです。
スバル車は辛口評価が多いのですが、スバリスト達はツンデレ属性の持ち主が多いのかもしれませんね。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回あえて、三菱のアウトランダーシリーズの中でも、PHEVのグレードでスバルフォレスターと比較してみました。
もちろん、アウトランダーシリーズの中でも通常のガソリンエンジンタイプでのグレードはあります。
皆さんに記事を紹介する上で、PHEVと言うこれから増えるであろう車のタイプに少しでも触れてみてはという思いがあり、あえて割愛させていただきました。
ふと、思い出します。
三菱は2000年代前半、自社の発売したトラックやバスなども脱輪事故、自動車火災事故などが相次ぎ、車部門の存続すら危ぶまれた時期もありました。
もちろん、売り上げもどん底に落ちますが、今回のような素晴らしい機能満載のアウトランダーを発表するまでに復しています。
スバルももちろん、ボクサーエンジン一筋に、スバリストと言われる多くのファンに支えらえている車メーカーです。
スバルも、三菱も国産自動車メーカーとして、ニッチなメーカーであり、独特な車作りをしてきたメーカーです。
ただ、共通して言えるのは、どちらも世界で戦ってきたノウハウがあると言うことです。
パリダカで何度も優勝を勝ち取ってきた三菱。
そして、WRC・世界選手権ラリーでこちらも何度優勝してきたスバル。
ラリーと言った共通の土俵で培ってきた技術は本物です。
どちらのメーカーもトヨタや日産にない、コアな車好きとしての魅力が詰まったメーカーだと思います。
記事を閲覧いただきありがとうございました。
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