本記事は5月10日にテレビ朝日系列で放送された、ドラマ「迷宮捜査」のキャストやネタバレ感想について、まとめてあります。
先日、ドラマスペシャル「迷宮捜査」が放送されましたね。
キャストは主演の反町隆さんを筆頭に橋克実さんや貫地谷しほりさんに竜星涼さん、中村ゆりさんなど実に豪華なキャスト陣だったと思います。
キャスト自体も適役だったと思いますが、それより豪華という印象の方が先に来てしまいますね(笑)
これだけの豪華キャストがそろったのですが、ストーリーもすごかったと思います。
原作ありきの本作品ですが、原作の話はぶっ飛んでいたと思います。
以下、ネタバレ感想になっちゃいます。
原作の主人公の名波は実に報われなかったと思います。妹を守るためには何でもやるという姿勢が実に悲しかった。
その妹が既に別人だったわけですから。
主人公はそれを知らずに、亡くなってしまうわけですから。
まじかよって感じです。
結局妹のニセモノは妹の財産もゲットして、罪も問われずいい感じにいってしまうわけですから。
特に犯人の鷹栖が暗躍しすぎですね。
息子の復讐はともかく、結局その罪を隠すという行為からすると、ぶっちぎりで悪かったと思います。
第一の事件の犯人に罪をなすりつけようとした第二の事件もそうですし、悪すぎ。
娘の同級生も消してしまって、主人公が最後亡くなるのも、この人の「黙っていろ」という一言の影響があったように思えます。
結末において、ドラマではは結構話が違ってきますね。
妹が本物ですし。それはまだ救いがあるというか。
あと、主人公が逮捕されるところも原作に比べたらまだハッピーエンドだと思います。
でんでんをやってしまったのは、よくわかりませんでしたが。
シスコンというのかはわかりませんが、実際に妹は捕まっていないわけですし、始末しなくても良かったのではないかと思います。
だって、バラされてもそんなにヤバくはないように思います。
多少、名声に傷がつきそうですが。
だって、妹の罪は事故のようなもので、そもそも妹を襲おうとしたピアノの先生の自業自得ですよね。
妹の落ち度は零ですよね。トラウマ級のショックな過去なのは間違いないですが、罪の意識を感じるものなのか
そんなに繊細ハートだったら、世界的なピアニストにはならないで、ひっそりとどこかで生きているような気もします。
兄が自分を守る為に罪を犯したという事実の方が悲しい気もするのですが・・・。
しかし、原作も原作でぶっとんでましたが、ドラマもこうしてみると結末は相当すごいっすよね。
だって、同じ課の刑事が二人とも犯人みたいなもんですからね。
今回のドラマ、ハッピーエンドな人物は皆無じゃないでしょうかね。
一番かわいそうだなと思うのは麻子かな。
父親は刑事で犯人で姉も利用されて泣くなってしまって、
評価を調べると、ぶっとんだ話には賛否両論ですね。
話が暗すぎるというような意見や感想が多そうです。
中盤の見せ方ちょっとあれだったかな、明らかに鷹栖怪しい的な感じがありました。
まあ、鷹栖が犯人なのもそうですが、強調したかったのが主人公も、別の事件ですが犯人に仕立てる、ということだったのかもしれません。
個人的な感想としては2時間ドラマで、豪華なキャスト陣に話もいろいろ詰め込んでいて、面白かったと思います。
後味はあんまり良くなかったですが。