【トヨタ・プリウス】の値引き相場はいくら？限度額についても

トヨタ・プリウスを安く買いたいと考えている方は多いハズです。

安く買うためには値引き交渉は必須となりますが、

• どうやって値引き交渉すればいいのかわからない
• 値引きっていくらぐらいできるの？
• 交渉しなくても安く買う方法はないの？

など、プリウスを値引きしてもらう上で様々な不安や疑問を持たれている方は多いのではないでしょうか？

そこで今回は、トヨタ・プリウスの値引き術をまとめてみました。

値引き相場から具体的な値引き交渉の仕方など詳しく解説していくので、参考いただければと思います。

【トヨタ・プリウス】の値引き相場はいくらぐらい？

引用：https://toyota.jp/prius/

まずは、トヨタ・プリウスの値引き相場について見ていきましょう。

現時点でどのぐらいの値引きを引き出せるのか、きちんと把握しておかないと、ディーラーにいいように扱われてしまい損するハメになるかもしれません。

値引き交渉に望む前に、プリウスの値引き相場を抑えておきましょう。

プリウスの値引き相場

• 車両本体価格の値引き：18万～21万円
• オプションの値引き：25％前後

2019年5月現在のプリウスの値引き相場は上記のとおり。

現行プリウスは2018年12月にマイナーチェンジしており、その当初は値引きはかなり渋く10万円以下でしたが、現在は20万円近くまで値引いてくれる傾向にあります。

値引き交渉する際、いきなり総支払額からの値引きをお願いしてしまう方も多いですが、実はこれ、非常にもったいないです。

というのも、いきなり総支払額からの値引きをお願いしてしまうと、

• 車両本体価格からいくら値引きされたのか
• オプションはいくら値引きされているのか
• 下取り車の査定額はいくらなのか

詳細を知ることができなくなってしまうからです。

上記では、車両本体価格とオプション値引きの相場しか載せていませんが、この他にも下取り車の査定額上積みや用品のサービスなど、値引きやサービスしてもらえるものがあります。

そういった意味合いも含めて、車両本体価格とオプションを別々にしてそれぞれの値引き相場をご紹介しています。

ライバルと競わせる

プリウスの値引き交渉をするうえで重要となるのが「ライバル車と競わせること」です。

単に「プリウスを値引きしてください」なんて交渉では、値引きは拡大できません。

ディーラー営業マンに「なんとしてでもプリウスを買ってもらいたい」と思わせないといけません。

そのためには、ライバル車とどっちを買うか迷っているスタンスで交渉する必要があります。

たとえば、商談で「ノートe-POWERもいいと思っていて、条件次第ではそっちにしようかなと思ってます」と言えば、営業マンは「価格で勝負するしかない」と考え値引きを拡大してくれる可能性が高くなります。

このように、値引き交渉するときはライバル車と迷っていることを営業マンに伝えるのが基本です。

決算期は値引き拡大のチャンス

決算時期は値引き拡大のチャンスです。

メーカーもディーラーも決算に合わせて販売台数を稼ぎたいですから、値引きを拡大してでも販売台数を稼ごうとします。

つまり、決算時期は値引きを拡大しやすいということです。

トヨタディーラーは、1月中旬～3月末、8月中旬～9月末に決算セールを行うことが多いです。

決算時期にプリウスを値引き交渉すれば、値引きを拡大しやすいでしょう。

他にも、四半期報告となる6月・9月・12月も値引きは緩みやすい傾向にあります。

【トヨタ・プリウス】の値引き目標と限度額

引用：https://toyota.jp/prius/

トヨタ・プリウスの値引き交渉をする上で値引き目標額を設定しておくことが重要です。

ここでは、プリウスの値引き目標額と限度額について見ていきましょう。

なぜ値引き目標を決めたほうがいいのか？

プリウスの値引き交渉を始める前に値引き額の目標を設定しておくことは重要です。

あらかじめ目標額を決めておけば、余裕を持った対応ができるようになります。

現実的でない値下げ交渉をしても営業マンは受け入れてくれません。

無理やりな値引き交渉は無駄な労力を払うだけでなく、ディーラーとの関係性を悪くしてしまうだけ。

今回紹介したプリウスの値引き相場を参考に目標値引き額を決めておくようにしましょう。

ただし、実際にはディーラーごとに値引き額の限界値が決まっているので、口コミでそれを上回る値引きに成功したしても、必ずしも応じてもらえるわけではないということは理解しておきましょう。

あくまでも、プリウスはどの程度の値引きが期待できるのかの参考程度にしておくのがベストです。

プリウスの値引き目標と限度額

一般的に新車の値引き額は、車両価格が300万円以下の国産車なら10％値引きできれば成功と言えます。

プリウスの新車販売価格は251.8万～328.4万円なので、セオリー通りにいけば値引き額は25万～32万円程度となります。

ただ、マイナーチェンジ以後、値引きはやや引き締め傾向にあるため、この通りに値引きできるとは限りません。

プリウスの値引き目標額は車両本体価格から20万円、オプションや諸費用等から5万円、合計25万円の値引きを目標にするのが妥当でしょう。

注意点として、見積もりしてもらう際は下取りなしでお願いしましょう。

はじめから下取りありで見積もりすると最終的に下取り車の査定額で値引き額を調整されてしまい、結果的に損してしまう可能性が高いです。

そのため、下取りを含めずに25万円の値引きを目標にし、値引き限界に到達したら下取り査定を依頼するようにしましょう。

値引きの引き合いに出すと効果的なライバル車とグレードは？

引用：https://toyota.jp/prius/

プリウスの値引きに出すと効果的なライバル車について見ていきましょう。

値引きに効果的なライバル車

プリウスの値引きに効果的なライバル車は次のとおりです。

• 日産・ノートe-POWER
• マツダ・アクセラハイブリッド
• ホンダ・ヴェゼルハイブリッド
• ホンダ・インサイト

ライバル車となるのは、基本的に同じハイブリッドシステムを搭載するハイブリッドカーです。

ディーラー同士を競わせる方法も効果的

ライバル車と競わせて値引き交渉が煮詰まってきたら、ディーラー同士を競わせて値引き拡大を狙いましょう。

プリウスはトヨタ全店で購入することができるので、どのトヨタディーラー同士でも競合させることができます。

たとえば、「トヨペットでは○万円値引きしてくれると言われました。これよりも値引きしてくれるならこちらで契約します」などと言えば、値引き拡大しやすくなります。

ライバル車のグレードはどれでもいいの？

ライバル車と競わせて値引きを引き出すには、ライバル車の中でも価格や装備内容が近いグレードを選ぶと効果的です。

たとえば、ライバル車はベースグレードでプリウスは上級グレードでは価格や装備内容は全く釣り合わないので比較対象とするのはNGです。

できる限り価格や装備内容が釣り合うグレードを引き合いに出すようにしましょう。

下取り車を高く売って値引きを拡大させる手も！

今ある下取り車を高く売ることができれば、そのお金をプリウスの購入資金に回せば実質値引きしてもらったも同然です。

ただし、ディーラーの下取りではなく中古車買取業者に買い取りしてもらうようにしましょう。

その理由は、ディーラーの下取りは中古車相場よりも安く買い取りされてしまうからです。

基本的に、中古車買取業者のほうが高く買い取りしてくれますので、プリウスを少しでも安く買いたいなら中古車買取業者に査定を依頼しましょう。

あとがき

引用：https://toyota.jp/prius/

以上、トヨタ・プリウスの値引き情報をお届けしました。

現行プリウスはマイナーチェンジしたばかりということもあり、値引きは渋めの傾向にあります。

徐々に値引きは拡大しつつあるようですが、25万円程度が限界値引きと考えたほうが良いでしょう。

より値引きを拡大させたいのであれば、今乗っている車を下取りではなく買い取りに出して高く売却することができれば、その分プリウスを安く買うことができます。