フォレスターSTIのパーツ、ホイールやマフラーの金額は？中古はどう？

スバル・フォレスターには以前、「フォレスターSTI」なる仕様があったのをご存知でしょうか。

現在は、MT車の需要が減ったことや、「WRX　STI」という車種に絞って製作したことなどを理由に、フォレスターSTIは無くなってしまいました。

フォレスターSTIはコアなファンの中では今でも根強い人気があります。

あの大きなボディやMT車があることの面白さが魅力だったのだと思います。

フォレスターSTIが発売されたのはもう10年以上前の出来事です。

乗っている人も少なくなり、部品の供給も少なくなってしまっているのが現状です。

そこで今回は、そんな今でもフォレスターSTIがお好きな方のために、STIのパーツの情報を中心に紹介していきます。

参考になれば幸いです。

ホイールやマフラーなどフォレスターSTIのパーツについて。

見た目も中身もスペックも、ほとんどが現行フォレスターと異なるフォレスターSTIですが、当時はとても魅力的でした。

乗っているとなれば一目置かれるような車種でした。

今やファミリーカーとしても乗る方が増えている現行フォレスターですが、

STIはどちらかというと、「コアな車好き」という印象です。

さて、それではフォレスターSTIのホイールやマフラーなどのカスタムパーツを見ていきましょう。

・STIマフラー

STIマフラーは、現行フォレスターでも発売がされております。

現行フォレスターはMT車仕様はないものの、STIのパーツを取り付けることが可能です。

また、フォレスターSTIは標準でSTIマフラーが付いております。

この「STI」ロゴもまた、印象的です。

STIマフラーと、スバル特有の水平対向エンジン（ボクサーエンジン）との相性は抜群です。

ボクサーサウンドは程よい重低音と走り出しの「ドコドコ音」が心地よいです。

それでいて、全く不快感が無いのが特徴です。

「あ、これはSTIマフラーの音だな」と、好きな方には分かるくらい個性的なマフラー音ですが、雑な音が一切しないのがSTIマフラーの良さと言えるでしょう。

また、スバル車が社外品マフラーで推薦しているのは「柿本マフラー」で、フォレスターSTIを含めたスバル車との相性はとても良いです。

しかしSTIマフラーでも十分なボクサーサウンドを味わうことができ、乗車している方も不快にならない音質感なので、一番オススメです。

・STIホイール

STIホイールは基本的に「ゴールドカラー」が主流でした。

スバル車がWRCの大会でもこの色のホイールを履いていたことから、とても人気がありました。

しかし、ブラックやガンメタ、シルバーもとても似合うので、ゴールドにこだわらず履いていた方も多かったのです。

ゴールドのホイールだと、少し派手に見えるかもしれませんが、なぜかWRブルーマイカのボディカラーには似合ってしまうのが不思議ですね。

この色合いは「インプレッサ」のイメージが強いですが、フォレスターSTI仕様ももちろんこの配色が人気です。

「STIと言えばこのブルーのボディカラーとゴールドのホイール」なのかもしれません。

新品の金額の相場はいくらぐらい？

新品のフォレスターSTIのパーツは現在いくら位で購入可能なのでしょうか？

新品のマフラーとホイールを紹介します。

・フォレスターSTIの新品マフラーについて

フォレスターSTIは10年以上前に発売され、部品もだいぶ少なくなってしまいました。

STI純正マフラーは、購入することが”ほぼ不可能”で中古でしか扱いがありません。

ただ、柿本レーシングやHKS、フジツボなどのメーカーでは、フォレスターSTIのマフラーの取り扱いがあります。

価格はおおよそ￥45,000～￥75,000位で購入可能です。

特に柿本レーシングのマフラーは約￥45,000程で購入出来る物がありますので、比較的手ごろな金額と言って良いでしょう。

工賃は別途必要となりますが、STIマフラーとは一味違ったボクサーサウンドを聴くことができますよ。

・フォレスターSTIの新品ホイールについて

フォレスターSTIでも最も人気だったゴールドカラーのホイールは、マフラーと同様に、現在は新品ではほぼ販売されておりません。

中古で購入する必要があります。

ちなみに現行フォレスターでも、ブラックやシルバーが主流なので、現行でもゴールドのホイールは無いのです。

また、フォレスターSTIで装備されていた「BBS製」や「RAYZ製」のホイールは、金色でデザインもフォレスターにとても似合います。

新品で同じホイールはありませんが、中古でも高価なことが多く、相場は4本分で約￥100,000超えもあります。

現在は少しレアなようで、金色の純正ホイールは価格が高い傾向にあります。

ですので、お安く購入したいのであれば、新品で社外品のホイールを購入するのが良いでしょう。

中古品は微妙か？

フォレスターSTIのマフラーやホイールなどのカスタム品の中古はどうなのでしょうか？

「良い」か「悪い」かで言うと、物の状態にもよりますが基本的には「良い」と言えます。

なぜかというと、STI仕様の車種に乗っていた方々は、基本的に車が特に好きで愛着を持ってフォレスターSTIに乗られていた方が多いと予測されます。

ですので、部品や車体なども比較的キレイで状態が良い場合がほとんどです。

しかし、10年以上も前の車種ということもあり、経年劣化は避けられませんので、いかにも「中古品」といった傷や汚れは目立ちます。

その部分を割り切れれば、許容範囲内の良い状態の物は沢山あります。

「どうしても全て、STIで揃えたい！」というこだわりのある方は仕方ないのですが、「社外品でも補えるものがあればそれでもいい」とお考えの方は、マフラーなどは新品で購入することをオススメします。

フォレスターSTIのマフラーは、ご紹介した通り、社外品のものであれば、お安く新品が購入出来るからです。

ゴールドのホイールはどうしてもオークションや中古カー用品店で購入する必要があります。

フォレスターSTIは人気車種だった為、現在でもまだまだ出回っているパーツです。

きっと良い状態のものが見つかると思いますよ。

あとがき

いかがでしたか？

今回はフォレスターSTIのホイールやマフラーについてでした。

現在はフォレスターSTIのラインアップは無いのですが、実はこんなに魅力的で面白い車種を出していたのに驚きですよね。

フォレスターSTIは、数年後にもしかしたら復活するかもしれないとの情報もありますので、これからの新型フォレスターにも期待が持てます。

現在は車体もパーツもほとんど中古品で購入しなければならないので、価格とその状態が見合っているのかをしっかり見極める必要があります。

あまりご自身の条件にあった物でないのに妥協して中古品を購入してしまうと、すぐに破損したり故障して無駄にしてしまう恐れもあります。

社外品でも新品で買い直すのも一つの手段です。

中古品の購入は、少なからず「リスク」があることを忘れないようにしてくださいね。

フォレスターSTIの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。