【トヨタ・アルファード】の魅力は何？乗り心地やスペックについても

トヨタ・アルファードは、国産車大型ミニバンの中でも最も人気が高く、街中でも見かけることが多くなりました。

モデルチェンジをする度に人気度は上がり、現在ではヴェルファイアよりも人気がなかったアルファードの方が売れ行きが良いようです。

そこまで人気が急成長した要因とは一体どのような事が考えられるのでしょうか？

そこで今回は、アルファードの人気に迫るべくスペックや乗り心地、魅力について詳しく紹介していきます。

他のミニバンには無い魅力を知り、改めてアルファードの魅力について知っていきましょう。

【トヨタ・アルファード】のスペックは？

まず初めに、アルファードのスペックについてです。

他のミニバンやファミリーカーにはないアルファードだけの特徴があり、そこに魅了されるユーザーが大半のようです。

アルファードの売りの１つには魅力的なスペックにあります。

例えば、エンジン。

・力強い走りと低燃費を両立させたエンジン性能

ハイブリッド車の3.5Lのアルファードが搭載しているエンジンは、まさにV6エンジンの集大成とも言える、主要部品を全て一新した最新の物となっています。

トヨタ独自の燃料噴出システム”D-4S”と、運転状況に応じて吸・排気バルブの開閉タイミングを最適に制御する”Dual VVT-i”を採用しています。

これにより力強くにごりのない、V6エンジンらしい動力性能や優れた燃費性能を実現しています。

このエンジン性能技術は現在トヨタブランド国内初の採用となっており、アルファードはまさに先進技術を生かしたトヨタ車の中でも最上級のスペックと言えるでしょう。

・優れたトルクと熱効率の高いエンジンの採用

2.5Lのガソリンエンジンも、ハイブリッドに負けないスペックを持っています。

低速から実感できる力強い加速には、ミニバンとは思えないパワフルさがあります。

また、”Super CVT-i”（自動無段変速機）を採用することにより、低燃費も実現されているのがガソリンエンジンの特徴です。

ガソリンエンジンのアルファードは高級さの演出はもちろんのこと、更に運転することの楽しさを感じられるよう”7速スポーツシーケンシャルシフトマチック”が標準搭載されています。

これはマニュアル感覚で運転が出来る機能で、この機能を使えばまるでスポーツカーを運転しているような感覚を楽しむことが出来ます。

燃費やパワーの他にも、こうした遊び心があるのもアルファードの魅力なのです。

・安全性能も最高ランクを採用

走行性能の他に、アルファードは安全性能でも高い性能を誇っています。

アルファードは「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」という運転支援システムを採用のほか、JNCAP衝突安全性能評価は最高ランクの「ファイブスター賞」を受賞しています。

自動ブレーキやハンドル操作サポート、追従ドライブ支援機能などの一般的な安全性能の他にも充実した支援システムを搭載しており、中でも「標識読み取りディスプレイ」「インテリジェントクリアランスソナー（踏み間違えサポート）」「SRSエアバッグシステム（計7個）」は高級車ミニバンならではの性能が備わっています。

アルファードはボディサイズが大きいため、死角が多く事故のリスクが高いことも事実です。

そこで充実の安全性能や運転支援システムが備わることで、事故のリスクを軽減するほか運転者のストレスを減らす支援をしてくれるのです。

【トヨタ・アルファード】の乗り心地は？

ミニバンの中でも高スペックなアルファードですが、高級車ミニバンとして重要なのが”乗り心地”です。

高級車としての静粛性や安定性は備わっているのでしょうか？

続いてアルファードの乗り心地についてご紹介します。

・走行中でも会話がしやすい室内環境を実現

振動や騒音を抑える高剛性ボディを採用し、さらにエンジンルームと室内を隔てるダッシュパネルには”サンドイッチ鋼板”を採用することでエンジンノイズやロードノイズを低減させています。

更に吸遮音材を適正に配置し、高遮音性ガラスも採用することでより静粛性に優れた車内になっています。

この他にもフェンダーライナーやドアミラーステーカバーの素材と形状を変更し、静粛性を向上させています。

こうした高級車ミニバンとしての上質な車内と乗り心地が徹底的に考慮されているのがアルファードの魅力でもあるのです。

・操縦安定性を向上させ、最上級の乗り心地を実現

アルファードは広い室内空間、床下収納スペース、ロングシートスライドなどの機能性を備えながら、質の高い乗り心地と操縦安定性を確保するために”ダブルウィッシュボーンリヤサスペンション”とショックアブソーバーの減衰力を適正化する”新型バルブ”を採用しています。

またボディ剛性を高めるために構造用接着剤の適応範囲を拡大し、高級車にふさわしい走行安定性が実現されています。

細かな部分でも抜かりない工夫が施されたアルファードは、運転する人も車に乗せる人も不快を感じさせない乗り心地となっています。

【トヨタ・アルファード】の魅力は？

最後に、スペックや乗り心地を踏まえ、アルファードの魅力について紹介します。

新型アルファードがデビューしてから数年経ち瞬く間に人気が上昇しました。

一体どんな所が魅力なのでしょうか？

また、どのような方に適した車なのかも、アルファードの購入を検討されている方には知っていただきたい部分です。

・利便性だけではなく”高級車”を実感できる車

アルファードはあくまで”ミニバン”ですが、ミニバンと言えばとにかく荷物を載せることができて、人も沢山乗ることが出来る、といった”利便性”が重視されがちです。

一般的なミニバンは利便性を重視する作りとなっているので、乗り心地や安全性能は欠点が目立つことも多いのです。

しかし、アルファードはミニバンと言いながらも質の高い車となっており、利便性だけが重視された車ではありません。

上述しましたように、アルファードは乗り心地や安全性能、優れた先進の走行性能を持ち合わせることによってミニバンの中でも群を抜いた魅力があります。

こうしたアルファードの”ブランド力"に惹かれるユーザーも多いのが人気の理由の一つでもあるのです。

セダンや2シーター、外車などの高級車に乗らなくても、高い利便性とスペックを持ったアルファードで十分に高級車を実感でき、その割には中間グレードまでであれば400～500万円で購入することが出来るので、コストパフォーマンスも比較的優れているのも魅力です。

国産車で現在求められているのは軽自動車もミニバンも、”質の高さ”です。

多少高いお金を払っても、質の高い車に乗りたいと思っているユーザーが多いので、アルファードはその需要を満たしている車になります。

その点において、人気が集まっていると考えられます。

ミニバンに利便性だけではなく、高級感や乗り心地、安全性、運転する楽しさをより重視したい方はアルファードがとても適していると言えるでしょう。

あとがき

いかがでしたか？

今回は、アルファードのスペックや乗り心地、魅力についてでした。

アルファードはトヨタの中でも誇れる技術をふんだんに採用した、完成度の高い車だということがわかりました。

価格設定はミニバンの中では高めですが、価格以上のクオリティであることは間違いありません。

便利な使い勝手だけではなく質の高さもミニバンに求めるのであれば、アルファードを検討されてみてはいかがでしょうか？