本記事は映画ストレイヤーズクロニクルのキャストやあらすじなどについて記述しております。
個人的に期待している映画があります。
映画「ストレイヤーズ・クロニクル」で原作作品をご存知の方は多いのではないでしょうか。
本多孝好さんにより「すばる」で2010年から2012年に渡って連載されておりました。
監督「アントキノイノチ」などを手掛けた瀬々敬久さんで、脚本は「桐島、部活やめるってよ」などを手掛けた喜安浩平さんでとても豪華な面子だと思います。
2015年6月27日から全国公開され、主題歌はゲスの極み乙女。の「ロマンスがありあまる」です。
ストレイヤーズ・クロニクルのあらすじとしては90年代はじめ、極秘機関の実験により、特殊な能力を持った子供達が誕生します。
しかしその能力と引き換えに彼らは20歳前後までしか生きられないという運命を背負っています。
成長した彼らは悲しき宿命を背負いつつも未来への希望を信じ、その運命の解消の鍵を握る外務副大臣の渡瀬から裏の仕事を請けおっていた者達、「チームスバル」と、宿命に絶望し未来の破壊を望み、渡瀬を狙う者達、「チームアゲハ」とが、死闘を繰り広げる、というお話です。
本多孝好さんにしては珍しい作風だと思います。短編とかを読んでいると、超能力的なモノに関心があるようにも思えますが。
キャストについては以下のような感じですね。
「チーム スバル」キャストと特殊能力
スバル - 岡田将生 3秒先の未来が見える、先読みし反応が出来る為銃弾すらかわせる。
沙耶 - 成海璃子 1km先の虫の音まで聞き分けられ、位置も把握出来る。
亘 - 白石隼也 大柄の男を10m以上投げ飛ばす、そして痛覚が麻痺している為痛みをほとんど感じない。
良介 - 清水尋也 目にした全ての事象を映像として脳内に記憶。その能力はスーパーコンピューターに匹敵するほど。
隆二 - 瀬戸利樹 速筋が異常発達していて、通常に人間の視力ではまったく見えない程、高速で移動出来る
「チーム アゲハ」キャストと特殊能力
学 - 染谷将太 体内に致死率80%のウイルスとその抑制抗体を併せ持つ、身体能力は車イスを必要とするほど低く、学が死ぬと抑制抗体が無くなりウイルスが拡散してしまう。
モモ - 松岡茉優 テッポウウオなどの異常肺活量持った動物の遺伝子を組み込まれており、口からマシンガン並みの威力を持った鉄鋲を飛ばせる。
静 - 高月彩良 フグやヘビなどの毒素を持つ遺伝子を組み込まれている離れた相手を幻惑麻痺させるフェロモンを放て、硬直した相手にキスして毒を注げる。
壮 - 鈴木伸之 チーターやバッタの遺伝子を組み込まれており、超高速移動が可能。
ヒデ - 柳俊太郎 アルマジロや甲虫の遺伝子が組み込まれており、皮膚がうろこ状に変形し銃弾をはじくほど体を硬化出来る。
碧 - 黒島結菜 イルカやコウモリの遺伝子を組み込まれ、人間には聞こえない高周波を発し、相手を探索するレーダー能力を持つ。アゲハで唯一の生殖能力を持っている。
渡瀬 - 伊原剛志 衆議院議員、外務副大臣で昴達を生み出したプロジェクトの重要人物。彼らの特殊能力を利用し政界で暗躍している。
大曾根 - 石橋蓮司 衆議院議員、元官房長官。昴らの実験の初期段階に関わっていた。
井坂 - 豊原功補 元自衛官でイラク派遣の経験もある。普段は警備会社を運営、しかし裏では渡瀬の腹心として謎のプロジェクトに関わっている。
こうしてみると、キャストはかなり豪華ですね。近いうち公開される映画では大作だと思います。
原作はどんどん人が消えていくし、いい終わり方なのか、悲しい終わり方なのかよくわからないのですが、総じて面白かったと思います。
映画情報なのですが、意外にラブコメ要素も含まれてるとか。
ネタバレになる可能性もありますが、映画では両チームの戦いの結末がラストではなくその、もう1つ先が映画のラストのようです。
原作とは違うってことですかね。
そうすると、ラストを勝手に予想してみると、唯一の生殖機能を持ったチームアゲハの碧とチームスバルの誰かが始めは敵対していたが、信じあえる中になれ子供を授かり。「光は見出せるんだよ」とメッセージを伝える作品になるような気がしています。