本記事は健康器具のラドン発生器の廃棄物に放射能が検出されたニュースについて、その危険性について記述しております。
先日東京都北区が回収した不燃ゴミの金属製の箱から毎時4.15マイクロシーベルトの放射線を計測したというニュースがありました。
その放射能の量は通常の北区の基準値のなんと50倍。
放射能で50倍っていうだけで、非常に危険そうなイメージが浮かびます。
この形は健康器具として発売されていたラドン発生器に似ているとのことです。
先の大震災から放射能のリスクがかなり浸透したように感じておりますが、今回の健康器具のラドン発生器の放射能のリスク、危険性はどの位なのでしょうか。
調べると、まず放射能にさらされる事を「被爆」というらしいです。被爆という響きの時点でめちゃくちゃ怖いのですが。
つまり、この健康期のラドン発生器を処理したひとも放射能にさらされていたわけですから、被爆状態にあったということになります。
被爆という言葉は恐ろしげですが、実際にはやはりその放射能の分量が問題となるようです。
少し話が逸れますが、放射能の被爆の恐ろしいところは、致命的なレベル又は、治療不可能なレベルの障害が出る程に大量の放射能を浴びた(被爆した)としても、五感で感知できないそうです。
染色体などの遺伝子レベルでガンや白血病などを引き起こすそうです。
それまで自覚がないってことですよね。恐ろしい。
話を戻しまして、放射能の種類にもよるそうですが、放射能の被爆量としては毎時50ミリシーベルトぐらいを被爆していると、人体に明らかな影響が起こるそうです。
放射能の種類や被爆時間などの要素が確定しないので、話はそんなに単純ではないですが、今回の健康器具のラドン発生器の放射能の見込み被爆量は毎時4.15マイクロシーベルト。
単位が違うので、直します。
1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルトになります。
つまり、0.00415ミリシーベルト。
少し、安心しました。
1ミリシーベルト位の放射能では人体から排泄されるので、あまり問題がないそうです。
まあ、考えてみれば健康器具のラドン発生器でそんなに大量の放射能が出るわけないですよね。
潜在的にそんな危険性があるとすると、製品化も無理でしょうし。ただの放射能被爆器具になってしまいます。
それで、北区の通常時の50倍ってことは北区の通常本当は微量な量の放射能なんですね。
それでも「被爆」していることには変わりないですが。
ちなみに、先の震災の原発事故は毎時400ミリシーベルトを超えていたそうです。
これは危険というレベルを通り越した放射能の数値のようです。
このレベルの放射能を被爆するとなると・・・。考えただけでも恐ろしいです。