愛車の最高の査定額を知る方法
車の下取り、査定を考えている方、
最高価格で売るためにはコツがあります。
ディーラー下取りはメチャクチャ損しますよ!
本当に賢い査定方法をご紹介します。
トヨタ・ヴェルファイアの新車購入を検討している方の中には、リセール価格が気になっている方もいるでしょう。
ヴェルファイアを数年後に売却する際の価値をリセール価格といいますが、この値が高いほど高く売れる可能性があり、お得感が強いと言えます。
今回は、トヨタ・ヴェルファイアのリセール価格について解説していきます。
Contents
【トヨタ・ヴェルファイア】のリセールバリューは高め?
引用:https://toyota.jp/vellfire/
トヨタヴェルファイアのリセールバリューはいくらぐらいなのでしょうか?
3年落ちのヴェルファイアのリセールバリューを調査してみました。
グレード | 新車販売価格 | リセールバリュー |
2.5 X | 335.4万円 | 79.10% |
2.5 V | 418.5万円 | 80.20% |
2.5 Z | 373.5万円 | 87.20% |
2.5 Z Aエディション | 390.5万円 | 87.30% |
2.5 Z Gエディション | 436.2万円 | 88.0% |
3.5 ZG | 494.7万円 | 86.10% |
3.5 VL | 520.5万円 | 73.70% |
3.5 エグゼクティブラウンジ | 703.4万円 | 64.10% |
2.5 X(4WD) | 360.3万円 | 73.90% |
2.5 Z(4WD) | 398.6万円 | 83.00% |
2.5 Z Aエディション(4WD) | 415.4万円 | 78.40% |
2.5 Z Gエディション(4WD) | 461.1万円 | 77.50% |
ハイブリッド X | 440.5万円 | 67.30% |
ハイブリッド V | 497.5万円 | 67.30% |
ハイブリッド V Lエディション | 552.9万円 | 62.3% |
ハイブリッド ZR | 512.0万円 | 71.40% |
ハイブリッド ZR Gエディション | 567.4万円 | 68.20% |
ハイブリッド エグゼクティブラウンジ | 735.8万円 | 64.20% |
3.5 ZG(4WD) | 514.0万円 | 68.40% |
3.5 エグゼクティブラウンジ(4WD) | 722.7万円 | 66.20% |
なお、販売台数や中古車市場流通量が極端に少ないグレードは相場がないため今回は除外しています。
傾向としては、ヴェルファイアは2.5Lモデルのリセールバリューが高いです。
中でも人気グレードの「2.5Z Gエディション」は最もリセールが高いですから、リセールバリューを重視して購入するならこの辺りのグレードが狙い目でしょう。
エグゼクティブラウンジは一見するとリセールバリューが高く思えますが、新車販売価格が高額なので相対的に見ればお得感は低いグレードなので注意してください。
また、ハイブリッド車も新車販売価格に対してリセールバリューは低めなので、この点にも注意が必要ですね。
【トヨタ・ヴェルファイア】の下取り価格の具体例
引用:https://toyota.jp/vellfire/
では、トヨタヴェルファイアの下取り価格は実際のところいくらぐらいになるのか?
具体例をいくつかご紹介します。
残念ながら現行モデルのヴェルファイアは、中古車市場の流通量がまだまだ少ないため下取り価格はハッキリしていません。
そこで、旧型モデルを参考にしてみたいと思います。
ヴェルファイアの下取り価格
引用:https://toyota.jp/vellfire/
- 2.4Z Gエディション7人乗り
年式 | 2011年式 |
走行距離 | 70,000km |
下取り価格 | 207.3万円 |
ヴェルファイアの2011年式は、2.4Lモデルで200万円超えと比較的高値の下取りとなっています。
3.5Lモデルもありますが、税金が高いことと燃費が悪いこともあり中古車市場での人気は今ひとつです。
そのため、基本的には2.4Lモデルのほうが下取り価格は高めになります。
- ハイブリッドV Lエディション
年式 | 2011年式 |
走行距離 | 70,000km |
下取り価格 | 225.7万円 |
ヴェルファイアにはハイブリッドモデルもあり、下取り価格は同じ2.4Lでもハイブリッドのほうが高くなる傾向にあります。
ただし、ハイブリッドモデルは新車販売価格が高いので、下取り価格が多少高い程度では、お得感は薄いです。
現行モデルではガソリン車とハイブリッドでは価格差が70万円近くあるので、リセールバリューも含めたトータルで見ると、ガソリン車を購入するほうがお得感があるでしょう。
覚えておきたい「下取り」と「買い取り」の違い!
車を売る方法は大きく分けて2種類。
それは下取りと買い取りです。
車を売るという点では同じですが、大きな違いがあります。
- 下取り
下取りは、新車購入時にディーラーに車を引き取ってもらうこと。
新車購入金額から引取金額分が差し引かれますが、新車値引き額と混同されてしまうので、実際にいくらで買い取ってもらったのかわかりにくです。
- 買い取り
買い取りは、中古車買取業者など専門のお店に売って、現金に替えることです。
中古車市場の相場を基準として、車の状態やオプションなどをトータルで判断して買取価格を算出しています。
タイミングによって買取価格が変わることもありますが、基本的には高額買取が期待できる売却方法です。
下取りのメリット・デメリット
- メリット1:手間がかからない
下取りの一番のメリットとも言えるのが手間がかからないことにあります。
新車購入する際、ディーラーにそのまま引き取ってもらうので、購入と売却が並行してできます。
別々に交渉することがなく、交渉が苦手という方におすすめの方法と言えるでしょう。
また、基本的には新車購入時のタイミングに合わせて下取りに出すので、新車が届くまでの間、車に乗れないということもありません。
逆に、クルマを2台保管しておくこともないので駐車スペースに困ることもないです。
- メリット2:状態が悪いクルマでも引き取ってくれる
あまりにも状態がひどい車だと中古車買取業者では買い取ってくれませんが、下取りの場合は状態を問わず引き取ってくれる可能性が高いです。
もっとも事故車だと引き取ってもらえない可能性はありますが、中古車買取業者に比べると確率は高いです。
中古車買取業者の場合、買い手を前提として買い取るためです。
- デメリット1:下取りは買取価格が安い
ご存知のかたも多いかもしれませんが、ディーラー下取りは買取価格が安いです。
新車販売するディーラーは新車を売ることが仕事です。
下取り車を買い取って高く売ることが仕事ではないのです。
ディーラーは新車を売る際、値引きしたりサービスを提供しています。
当然ながら、値引きして売ればその分利益は減るので、下取り車をできるだけ安く買い取って値引き分の補填に充てているのです。
結果的に、下取り車を高く買い取ってもらうことは難しいのです。
- デメリット2:他メーカー、カスタムカーは不利
ディーラーで扱いのない車は下取り額が低くなります。
たとえば、トヨタディーラーで日産車を下取りに出す場合、他メーカーなので、下取り額は安くなります。
なぜなら、ディーラーは下取りした車を自社系列のお店で販売するので、他メーカーの車だと売りづらいからです。
また、ディーラーは中古車販売店のように中古車を上手に売るノウハウや販売網はないので、カスタムカーも下取り額は安くなりがちです。
買い取りのメリット・デメリット
- メリット1:買取価格が高くなる可能性が高い
中古車買取専門店へ買い取りしてもらう最大のメリットは、買取価格が高くなることです。
中古車買取専門店は買い取った車を売却して利益を得るのが仕事。
この点がディーラーと大きく異なります。
当然ながら、在庫不足は死活問題で相場よりも多少高くなっても買い取ってくれる可能性が高いです。
また、中古車買取専門店は、カスタムカーや修復歴のある車でも高く買い取ってくれる業者のノウハウと販売網があるので、正当な価格で買い取ってくれます。
しかもカスタムカーの場合、パーツによっては買取額が上がることさえあるのです。
- デメリット1:手間がかかる
買い取りの場合、ディーラーとは別に中古車買取専門店と交渉が必要になります。
当然その分の手間がかかります。
また中古車買取専門店へ買い取りして貰う場合でも、業者によって得意とする分野や車種が違うので、査定額にも差が生じます。
少しでも高く買い取ってくれる業者を探すとなると、複数の業者に査定をお願いしないといけないので手間と時間がかかります。
しかも、新車購入と売却のタイミングが合わないと、車に乗れない期間や、自宅に2台保管しておかないケースがでてきます。
- デメリット2:車の状態が悪いと買い取ってくれない
中古車買取専門店は、中古車として一定の価値がない車を買い取ってはくれません。
状態がひどすぎる車では引き取ってもらえない可能性が高いです。
とは言え、中古車買取専門店なら中古車市場のニーズと相場に合わせて適正な価格で買取査定してくれます。
そのため、ディーラーへ下取りに出す前に愛車の適正な買取価格を調べておく価値はあるでしょう。
極端かもしれませんが、ディーラー下取りで5万円程度しか価格がつかな車でも、中古車買取専門店なら30万円以上で買い取ってもらえることもあるのです。
【トヨタ・ヴェルファイア】を買取ってもらう際の注意点
引用:https://toyota.jp/vellfire/
トヨタ・ヴェルファイアを買い取りしてもらううえでの注意点を解説します。
まずは中古車買取業者に買取査定してもらう
トヨタ・ヴェルファイアを売るとなったとき、多くの方は新車購入するお店に下取りに出そうと考えがちです。
しかし、前述した通りディーラー下取りよりも中古車買取業者の買取のほうが高値が付く可能性が高いです。
ディーラーは新車を売るのが仕事であり、車を買い取り中古車として売って利益を得るわけではありません。
そもそも、ディーラーには中古車販売のノウハウも販売ルートも不十分です。
これに対して、中古車買取業者は車買取のプロであり、ノウハウも販売ルートも充分整っているので、適正な価格で買い取ってくれます。
ですから、ディーラーの下取りよりも中古車買取業者のほうが高く買い取ってくれます。
査定の前に車はきれいな状態にしておく
ヴェルファイアを下取りに出すにしても買取りに出すにしても、車はきれいな状態にしておくことが大切。
査定してくれる業者に良い印象を与えるためです。
買取査定に直接影響する可能性は低いですが、汚れているよりもきれいな状態で査定に出す方が査定する方も査定される方も気持ちがいいもの。
また、きれいな状態で査定に出せば査定士からは「このオーナーはヴェルファイアを大事に乗ってきたんだな」と好印象を与え、僅かながらも査定額が上乗せされる可能性もあります。
また、案外見落としがちですが整備手帳や純正品も忘れず用意しておきましょう。
購入した状態に近いほど、査定額はアップになる可能性が高いです。
自分で無理に補修しないこと
車に傷や凹みがあるとマイナス査定になります。
だからといって、自分で補修するのはおすすめしません。
素人が補修したことにより、逆に査定額が下がる可能性があるからです。
気持ちはわかりますが、傷や凹みがあってもそのままの状態で査定を依頼しましょう。
査定額の内訳は確認すること
車はできるだけ高く買い取ってもらいたいと考えるでしょう。
そのため、複数の業者に買取査定を依頼する方もいるはず。
その際、注意してほしいのが査定の内訳をきちんと確認することです。
見落としがちなのが、支払い済みの税金の還付金が含まれているかどうかです。
業者によっては、査定額に含めてないのに還付されることもあるので覚えておきましょう。
トラブルになりやすい方法では売らないこと
最近は、個人売買やオークションを利用して車を売却される方も増えていますが、正直オススメしません。
というのも、トラブルが起きやすいからです。
もしトラブルが起きた場合、当事者同士で解決しなければいけないので対処が困難となります。
契約書は自分で作成しなければいけず、最悪の場合裁判沙汰に発展する可能性もあります。
中間マージンがないぶんお得に思えますが、安心して売る方法としては一切おすすめできません。
あとがき
引用:https://toyota.jp/vellfire/
トヨタ・ヴェルファイアは、中古車市場でもニーズは高いです。
相場よりも多少高くなっても買い取ってくれる業者も少なくないです。
それでも充分売れますし、採算が取れる見込みがあるということです。
今回紹介したリセールバリューや下取り価格は一つの目安として抑えておきましょう。
実際に売るときは、それよりも高くなることもあれば低くなることもあります。
少しでも高く売るなら、中古車買取業者への買い取りがおすすめです。
業者によっても買取価格は異なるので、複数の業者に依頼して比較するのも良いでしょう。
記事を閲覧いただきありがとうございました。
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新車の購入を検討している方へ。
ディーラーの値引き金額から、さらに安くできる裏技があるのをご存知でしょうか。興味がある方の参考になれば幸いです。