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アルファードの下取り価格は走行距離でどれぐらいの影響を受けるのでしょうか？
今後、アルファードの下取りを考えている方であれば、走行距離が下取り価格に与える影響の度合いについては知っておきたいところでしょう。
たとえば、走行距離が数千キロ長くなっただけで下取り価格に大きな差が出るとなれば、常日頃走行距離を気にしながらアルファードを運転するようになりますね。
そこで今回は、アルファードの走行距離が下取り価格に与える影響について、下取り価格相場を交えて解説していきます。
Contents
走行距離5万キロのアルファードの下取り価格
引用：https://toyota.jp/alphard/
まずは、走行距離5万キロのアルファードの下取り価格の相場を見てみましょう。
なお、下取り価格は走行距離だけではなく年式でも変わってきます。
そこで今回は、
- 2016年式（3年落ち）
- 2013年式（6年落ち）
- 2009年式（10年落ち）
以上の3つのモデルで人気グレードをピックアップし、それぞれの下取り価格相場を調査してみました。
| 年式 | グレード | 下取り価格相場（残存率） |
| 2016年式 | 2.5X 新車価格296万円 | 197.4万円（67%） |
| 2.5S 新車価格327万円 | 223.4万円（68%） | |
| 3.5SA 新車価格383万円 | 249.6万円（65%） | |
| 2013年式 | 240S 新車価格322万円 | 137.6万円（43%） |
| 240X 新車価格285万円 | 116.6万円（41%） | |
| 240Sタイプゴールド 新車価格349万円 | 153.2万円（44%） | |
| 2009年式 | 240G 新車価格342万円 | 86.9万円（25%） |
| 240S 新車価格318万円 | 77.1万円（24%） | |
| 350G 新車価格379万円 | 100万円（26%） |
走行距離が5万キロ程度なら、下取り価格は高値です。
現行アルファードなら新車販売価格の70%近くの価格で下取りも可能になります。
引用：https://toyota.jp/alphard/
6年落ちは現行アルファードの一つ前で2代目となります。
やはり年式が古くなると下取り価格の差が大きく開きますね。
2013年式アルファードだと走行距離5万キロでも、新車販売価格の半分以下の査定額しか付きません。
最後に10年落ちですが、やはり10年もモデルが経過すると下取り価格もガクッと落ちます。
走行距離5万キロと短くても下取り価格は100万円を切ってしまい、新車販売価格の約25%しか査定額が付きません。
走行距離10万キロのアルファードの下取り価格
引用：https://toyota.jp/alphard/
続いて、走行距離10万キロのアルファードの下取り価格を見てみましょう。
現時点で2016年式の走行距離10万キロとなると、年間に3万キロ以上走る計算になるのでさすがにそこまで走る人もいないと思いますが、参考までに走行距離が下取り価格にどの程度の影響を与えるのかご紹介します。
| 年式 | グレード | 下取り価格相場（残存率） |
| 2016年式 | 2.5X 新車価格296万円 | 178.9万円（60%） |
| 2.5S 新車価格327万円 | 202.9万円（62%） | |
| 3.5SA 新車価格383万円 | 229.7万円（60%） | |
| 2013年式 | 240S 新車価格322万円 | 117.4万円（36%） |
| 240X 新車価格285万円 | 98.7万円（35%） | |
| 240Sタイプゴールド 新車価格349万円 | 131.3万円（38%） | |
| 2009年式 | 240G 新車価格342万円 | 65.8万円（19%） |
| 240S 新車価格318万円 | 57.5万円（18%） | |
| 350G 新車価格379万円 | 80.6万円（21%） |
年式が新しいモデルだと、走行距離が5万キロ増えても、下取り価格はそこまで大きく変わりません。
2013年式、2009年式も下取り価格は落ちるものの、5～8%程度の下落で落ち着いています。
同じ年式のアルファードなら走行距離が10万キロでも、下取り価格はそこまで極端に変わらないと見ていいでしょう。
走行距離15万キロのアルファードの下取り価格
引用：https://toyota.jp/alphard/
最後に走行距離15万キロのアルファードの下取り価格です。
さすがに15万キロ走った車となると、下取り価格も一気に落ちそうですが実際の相場はどうなのか見てみましょう。
| 年式 | グレード | 下取り価格相場（残存率） |
| 2016年式 | 2.5X 新車価格296万円 | 168万円（57%） |
| 2.5S 新車価格327万円 | 193.6万円（58%） | |
| 3.5SA 新車価格383万円 | 218万円（57%） | |
| 2013年式 | 240S 新車価格322万円 | 105.6万円（33%） |
| 240X 新車価格285万円 | 88.2万円（31%） | |
| 240Sタイプゴールド 新車価格349万円 | 118.5万円（34%） | |
| 2009年式 | 240G 新車価格342万円 | 53.3万円（16%） |
| 240S 新車価格318万円 | 45.9万円（14%） | |
| 350G 新車価格379万円 | 69.2万円（18%） |
走行距離15万キロのアルファードと走行距離5万キロのアルファードの下取り価格を見比べると、約10%程度の値落ちであることがわかります。
引用：https://toyota.jp/alphard/
もっと差が開くと思いましたが、こうして比較してみてもわかるように、いうほど走行距離が下取り価格に大きく影響するとは言えなさそうですね。
もっとも、上記の下取り価格はあくまでも相場ですから、走行距離が長くなるほど各所にガタが出始めるので実車の査定額は下がる可能性が高いです。
アルファードの下取り価格は走行距離だけで決まるものではない
引用：https://toyota.jp/alphard/
走行距離は、その車の走行による劣化状態をわかりやすく示す指標の一つです。
かつては、走行距離が10万キロ以上の車両は痛みが激しいため、値段はほとんどつかないとされていました。
しかし、最近の車はエンジンを含めた機関部の耐久性が向上していて、以前よりも走行距離が長いことに対する不安は解消されています。
今回紹介したアルファードの下取り価格はあくまで相場とは言え、走行距離が10万キロ、15万キロ以上でもある程度の値段がつくことがわかりました。
引用：https://toyota.jp/alphard/
ただ、そうは言っても、走行距離が長い車は下取りだと価格がつきにくい傾向にあるのが現状です。
もし、アルファードで走行距離が10万キロ以上で売却に出そうと考えている方は、下取りではなく中古車の買取査定に出すほうがいいかもしれません。
基本的に、買取業者のほうが査定額は高くつく傾向にあります。
アルファードは海外での需要も高く、そうした海外への転売実績のある買取業者ならそれなりの価格で買い取ってくれる可能性が高いです。
色はどれくらい下取り価格に影響する？
引用：https://toyota.jp/alphard/
これからアルファードを買おうと思っているけど、ボディの色によって下取り価格に差は出るのか？と気になっている方もいるのではないでしょうか？
実際、どの色にしようかと悩む方は多いと思いますが、好みで選ぶ人もいれば、やはり下取り時の査定額を基準に決める方も少なからずいます。
中古車の買取査定では、ボディカラーが査定額に大きく影響するとされていますが、これは下取り時でも同じです。
引用：https://toyota.jp/alphard/
引用：https://toyota.jp/alphard/
人気カラーだからといってそこまで極端に査定額が跳ね上がることはありませんが、
たとえば、アルファードで定番人気のカラーであるブラック系やホワイト系は中古車買取相場では他の色と比べてプラス20万～30万円になることもあります。
下取りだとここまで差は出ない可能性が高いですが、それでもやはり人気色だと査定額がプラスになると考えていいでしょう。
最終的に自分の好みの色を選べばいいのですが、いざ下取りに出すときに損したくないというのであれば、定番人気のブラックやホワイトを選ぶのが良いでしょう。
あとがき
引用：https://toyota.jp/alphard/
以上、トヨタ・アルファードの走行距離と下取り価格の関係についてご紹介しました。
アルファードの下取りは、単に走行距離が長いというだけで査定額に大きく響くことはありません。
一般的には、年間1万キロを平均の走行距離としており、走った年数に対して1万キロ/年が基準とされています。
この基準を大きく上回っていると大きく減点される可能性がありますが、そうでなければ下取り価格がガクッと落ちることはないと考えていいでしょう。
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