【トヨタ・アルファード】の試乗評価は？感想についても

トヨタ・アルファードは乗り心地が重視された高級車ミニバンです。

質の高さを求めるユーザーにとっては人気車種となっています。

ただ沢山の荷物が積載できるというだけではなく、内装の質感や見た目の迫力、静かな車内などの特徴が他のミニバンとは全く異なることが魅力的です。

アルファードユーザーもここ数年でかなり増えたようですね。

魅力の中でもかなり際立っている部分は「乗り心地」や「パワー」です。

それは試乗の短時間だけでも、その良さを実感することが出来ます。

そこで今回は、アルファードを実際に試乗した際のレポートや、試乗での評価や感想を紹介していきます。

アルファードの試乗を検討されている方、アルファードの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

【トヨタ・アルファード】の試乗レポート

まず始めに、前期モデルのアルファードとの比較も交えながら、アルファードの試乗レポートを紹介します。

前期モデルよりも、アルファードは更に魅力的になったのか、その違いなども確認してみましょう。

・新しくなった3.5L「V6エンジン」

新型アルファードの3.5Lに搭載されているエンジンは、今までとは異なる新しいV6エンジンで、8速ATとの組み合わせでよりゆとりのある運転が可能になりました。

トルク性能は前期モデルの344Nmから361Nmとパワーアップし、どんなシーンでも力不足を感じさせない仕上がりとなっています。

・ボディ剛性アップで走行安定性も向上

新型アルファードでは、より乗り心地と操縦安定性を向上させるために、構造接着剤の範囲を拡大し車体の揺れを軽減しています。

ショックアブソーバーのバルブ変更や足回りの調整も細かに変更され、ドライバーも同乗者も快適な空間を実感出来るように工夫が施されました。

ですが、高速道路走行などは試乗で出来ない為、実際に80km/h以上加速した際の操縦安定性の確認が出来ないのが難点です。

・静粛性に優れた快適な車内

アルファードの特に高い評価を得ている部分と言えば、やはり「乗り心地」です。

大空間高級サルーンということを謳っていることもあり、広々とした車内はもはや普通のミニバン以上で、部屋のような空間が魅力的です。

飛行機で例えればファーストクラスのような心地よいシートや、優れた静粛性のおかげで、快適に過ごすことが出来ます。

よりアルファードの乗り心地を実感するなら後部座席の2列目シートがおすすめです。

もちろんドライバーでもアルファードの乗り心地の良さを感じることが出来るので、一度は乗ってみてほしいと思えるほどの質感です。

【トヨタ・アルファード】の試乗評価や感想はどう？

続いて、アルファードの試乗評価や実際に乗ってみた感想をご紹介します。

ほとんどの方が一度試乗しただけで即決という事はなく、少し考えてから購入に至ると思います。

ここでは結果的に購入に至った人、至らなかった人の感想と評価を含め、アルファードの良かったところ、悪かったところの感想を紹介していきます。

・アルファードの試乗での良い評価、感想

• 2.5Lガソリンモデルでも、街乗りでは全く不便を感じさせないパワーがあった。
• とても静かで、他のミニバンよりも安定性があるのがすぐに分かった。
• 段差を乗り越える時の不快感が全く無くて驚いた。前期モデルとは劇的に違う。
• 直線走行ではとてもスムーズ。パワーにも余裕があると感じる。
• 足元の広さはとても広々としてていい。助手席が一番の特等席だと思う。
• SCパッケージは装備も充実しているし価格設定もそれなりでとてもお買い得。一番人気らしく値引き率も良いとの事。
• 燃費も街乗りで9～10km/L程と営業マンから聞き、このクラスの車にしては許容範囲ではないかと思う。

・アルファードの試乗での悪い評価、感想

• 曲がるときのロールがそこそこあり、慣れが必要な感じがした。
• どのグレードも価格設定がとにかく高く、値段上げすぎでは？と思う。
• 排気量が大きい割にはかったるい印象を受けた。
• 運転席周りはガチャガチャとしていて落ち着かない印象。もう少し控えめで良かったと思う。
• 3.5Lはともかく、2.5Lで約2トンの車重は無理がある気がする。全体的にもっさりとして運転もそこまでスムーズに感じられなかった。
• 見た目の厳つい印象と異なり、思ったよりも内装は質素に感じる。もう少し内装のデザインも考えてほしかった。
• 見た目も乗り心地も、かなり好みが分かれると思う。気になる点があると、「この値段なのにこのクオリティなの？！」とつい思ってしまう。

・アルファードの試乗評価、感想のまとめ

様々な試乗評価がありましたが、ミニバンの中でアルファードは良くも悪くも一癖ある車種のようです。

エクステリアのデザインや乗り心地、価格などを踏まえると、好き嫌いが分かれやすい車種であることが分かりました。

前期モデルよりも画期的な進化を遂げたアルファードだということは、試乗したユーザーもほとんどの方が実感しており、「より高級感が増した」という評価も多くありました。

一方でアルファードがあまり良いと感じられなかった方の中で多かった感想は、「高い価格設定の割に、カーブでのロールやふらつき、出だしの遅さが気になる」といった事です。

乗り心地は人それぞれで感じることがあるので一概には言えませんが、アルファードで気にる悪い点があった場合は、他のミニバンやSUVなども試乗をして比較してみることをおすすめします。

また、ボディ形状の異なる車種を試乗してみると、購入視野が広がることもあれば、「やっぱりアルファードの方が良い！」と感じられるかもしれません。

購入を検討する際は、アルファード以外の車種も試乗して視野を広げてみると良いでしょう。

【トヨタ・アルファード】の試乗のポイントは？

アルファードを購入検討するのであれば、”試乗”は欠かせません。

ネットや雑誌の情報だけで判断するのはもったいないことであり、購入したあとに後悔することも少なくありません。

そこで、アルファードを試乗する際にぜひ着目して頂きたいポイントを紹介します。

あまり試乗経験がない方も、このポイントに注目すれば試乗を有意義なものにすることができますので、参考にしてみてください。

・運転席の空間、視界の広さ、ボタンの使い勝手の確認をする

試乗の時に最初に注目してもらいたい部分は、ハンドルの握り心地や運転席からの視界の広さ（前後左右）、ナビやボタンの操作性です。

この3点に関しては、運転するご自身が一番利用し、意識する部分だからです。

ハンドルの握り具合や距離感、足元の空間なども、どんなに良い車でも自分に合わないことがあるのでぜひチェックしてみてください。

また、視界の広さもどの部分が見やすくて、どこが見づらくなっているかなども確認します。

更に意外に重要なのがボタンの操作性です。

アルファードを含め、ここ数年の最新モデルの車はハンドル部分やサイド、ナビ付近などにはボタンが沢山付いています。

利便性を高めるためにボタンがありますが、使い勝手が悪いとストレスになり、運転中は注意が散漫になります。

試乗の際には欠かさずチェックするとともに、機能面で不明な点はディーラーマンにその場で確認することをおすすめします。

・ロードノイズやエンジン音を確認する

静粛性の高いアルファードですが、ロードノイズやエンジン音の感じ方は人それぞれです。

ご自身にとって許容範囲内の音なのかを確認してみましょう。

また、運転席と後部座席ではロードノイズはエンジン音の聞こえ方が変わります。

さらに一般道路と高速道路など、路面状況でも変わってくるので試乗で確認するには限界がありますが、可能な範囲で良く聞いてみてください。

試乗で確認できることとしては、出だしのエンジン音やアクセルを強く踏んだ際の音、それに応じて発生するロードノイズです。

ご自身が現在車をお持ちであれば、その車とアルファードの違いを確認する感覚で聞いてみると良いでしょう。

あとがき

いかがでしたか？

今回は、アルファードの試乗についてでした。

試乗の感想や評価は、様々な意見があります。

ですが、まずはご自身がアルファードを運転して実感することが重要です。

今回の紹介した感想は、あくまで参考程度にしていただき、実際に試乗をしてみる事を推奨いたします。

一番大切なのはご自身のフィーリングですから。