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国際基督教大(ICU)偏差値レベルは高い?評判や就職など進路も

公開日: : 最終更新日:2017/07/01 資格 大学受験 

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国際基督教大(ICU)の偏差値や評判について

先日のニュースで秋篠宮ご夫妻の次女佳子さまが国際基督教大の入学式に出席なされたと目にしました。

皇族の方といえば、学習院大学に進学されるイメージがありますが、最近は国際基督教大に進学される方もいらっしゃいますね。
通称ICUと呼ばれる国際基督教大。

関東圏であれば有名ですが、実はどんな大学なのかあまり知らない方もおるのではないかと思います。
本記事では、国際基督教大について、偏差値などの難易度や評判、就職先などについていろいろ調べてみました。

 


 
 

国際基督教大の概要

国際基督教大は戦後に設立された大学で、創立は1949年。
大学の設置や開学にはGHQ総裁のダグラス・マッカーサーや当時の日本銀行総裁などが尽力されたとあります。
1949年創立ですから、2015年現在で創立65年ぐらいですね。

場所は東京の三鷹にあり、最寄り駅は中央線の武蔵境駅。
学生数は2800人前後で、学部は教養学部のみ。かなり小規模な大学です。
ちなみに男女比はざっくり1:2位。
女子の方が多いです。

 

リベラルアーツカレッジ

ICUの特徴はなんといっても、リベラルアーツカレッジにあるでしょう。

リベラルアーツカレッジとは「人文科学や社会科学などの基礎を少人数体勢で学ぶ教育システム」をとっている大学の事です。
通常の大学は高校までの勉強を基礎にして、大学では専門課程を習得することを目的にしております。
それに対して、リベラルアーツカレッジでは大学では教養の基礎の習得に重点をおいています。

この時点で、通常の大学とはかなり異なりますね。

教養学部を設置している大学は他にもありますが、本当のそれ専門のリベラルアーツカレッジは国際基督教大の他には、公立大学の国際教養大学ぐらいしかありません。
ICUが小規模で教養学部しかないのも、リベラルアーツカレッジだからです。

ICUでは通常の大学と異なり、専門課程を決めるのは3年からです。
普通の大学だと、入学時からもう専門課程まで決まっているケースが多いですが、ICUは違います。
1、2年は分野にとらわれず、学内に設置してある授業を自由に学ぶ事ができます。
3、4年になっても学べる分野の自由度はかなり高いです。

 

偏差値レベルや評判

少人数を学ぶ環境を前提としているリベラルアーツカレッジですが、本家アメリカではエリート養成期間として、歴史的にみても高く評価されております。

日本における国際基督教大の偏差値レベルや評判はどの程度なのでしょうか。
調べてみると、基本偏差値は67とされており、これを通常の私大と比べると、私立最難関の早稲田や慶應と遜色ないレベルであります。

しかし、上述の通り、通常の大学とは教育スタイルが異なる大学ですので、入学試験もかなり独特なのです。
現実的にはその難易度を通常の私大と比べるのは難しいです。

 


 
 

独特な入試

国際基督教大の入試科目は英語や人文科学、社会科学、適性試験から成っております。

通常の大学入試と比べると、英語以外は科目が違いますね。
唯一被っている英語ですが、リスニングの比重が多く、どちらかというとTOEICなどの試験に近いという話です。

TOEICと大学受験の英語の偏差値は思ったより相関しないですし、通常の大学入試とは異なった対策をする必要があります。

人文科学のノリは国語の現代文に近いですが、やはり人文科学の知識を問われるので、読解力だけではダメです。
そこまで専門的ではないにしろ、多少は素養や背景を身につけて望む必要があります。

社会科学の試験については、政治や近代思想などの文章を読んで設問に回答するという、本当に教養が問われる試験なっております。
極めつけの適正試験は、いわゆるIQテストに近い感じの試験です。

こうした入試の特徴を総括すると、ICUは「英語ができて、地頭が良くて、教養もなければ合格できない大学」と言えるでしょう。
さらに、学部が一つしかなく、募集人員も少ないため、倍率も高いです。

総じて。
ICUは間違いなく難易度が非常に高い大学と言えるでしょう。

 

学費は通常の大学より高い

ちなみにICUは少人数に質の高い教育を行うので、授業料も通常の文系の大学と比べると、高い傾向にあります。

ICUの入学金は30万円。
通常の文系は18万〜25万位なので、若干高いです。

ICUの年間授業料が106万円、施設費が34万円程かかりますので、年間にかかる学費は140万円程になります。
卒業するまでに大体600万円ぐらい。
これは理工系の私大と大体同じ位の金額です。

ちなみに通常の私大文系の学費は年間90万〜110万円。
4年間で高くても470万円ぐらい。
それに比べるとICUは高いと言えますが、教育の方針やシステムが違うので、一概に「高い」と評価を下すべきではないのかもしれません。

もともとはアメリカのエリート養成期間としてスタートしたリベラルアーツカレッジですが、日本のICUにおいても、その要素はふんだんに残っていることが伺えますね。

 

評判や進路、出身OB

国際基督教大の評価は非常に高いです。
日本の文系の私立に通う学生は勉強しないとよく言われておりますが、国際基督教大は別です。

入試の難易度も高く、大学でもしっかり勉強する。
就職活動においても、これで評価が低いはずはないです。

就職先

近年の就職状況です。全部は書ききれませんですが、こうして就職先を並べてみるだけでも、その就職力の凄さに驚きます。

日本IBM 9人
楽天 8人
大日本印刷 5人

3人就職している企業
三菱商事、トヨタ自動車、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、日本経済新聞社、日立製作所他

2人就職している企業

アクセンチュア、NTTドコモ、JTB、シャープ、ANA、大和証券、東京海上日動、日本貿易振興機構、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、朝日新聞、伊藤忠商事、損保ジャパン、日産自動車他

ICUの卒業生者数は600人です。
計算してみた所、5人に1人以上の方が、超一流企業に就職している計算になるんです。
こんな大学、日本に数える程しかありません。

 

出身OB

ICUは歴史も比較的浅く、小規模な大学なのに、数多くの著名人を輩出しております。
多過ぎてここでは紹介できない程です。

学者、ジャーナリスト、政治家、起業家、アナウンサー・・・など、非常に幅広いです。

学者が特に多い印象があります。
学者が多いということは、大学時代に思考作業の基礎となる教養をしっかり学んでいる事も、関係あるのでしょう。

学者は本当にたくさんいるので、挙げきれないですが、経済学者の鳥山雅博さん、室谷哲さん、社会学の宮崎恒二さん、歴史学では桜井真里子さん、文学では森洋子さんなど、それはたくさんおられます。

多くの学者を輩出している事から、国際基督大学は私立の文系にしては、非常にアカデミックな大学でもあるという事が伺えます。

政治家だと、有村治子さんやみんなの党の山内庸一さんなどがおられます。
企業家はあまり多くないのですが、トヨタ自動車の顧問である、田口俊明さん、ソニー社長の平井一夫さんなどもICUのOBです。

宇宙飛行士の秋山さん、鏡リュウジさんなんかもICUのOBですし、本当に多くの分野に人材を輩出しております。

 

ICUはかなり異色な存在

ICUは文系の大学ランクでは、早慶と一緒に括られることもあります。
これだけ若い大学としてはかなり希有な例です。

東大、早稲田、慶應。
日本の難関大学は皆、明治以前からの長い歴史を持っておりますよね。

やっぱり、その大学が難関、名門とされるのは古くから積み重ねて来た実績がモノを言っている部分があります。
明治時代から、その大学を卒業した人達が社会に貢献してきた実績。
難関、名門とされる大学はやはりこれらの積み重ねが圧倒的に違います。

歳で言えば、ICUはこれらの大学の半分程しかないわけですから、積み重ねられた実績、伝統も難関大学の半分以下になるはずです。
加えて大学の規模が違いますから、普通に考えれば並ぶどころか、レベルが近づくことも難しいはずです。

それなのになぜ、ICUはこれだけ難関とされ、高い評価があるのか。
その理由はリベラルアーツカレッジにあると私は考えています。

 

リベラルアーツはいいシステム

リベラルアーツはどう考えても、いいシステムです。

高校3年の時点で、明確に学びたい分野が決まっている人って、やっぱり少数派だと思うのです。
でも、大学受験の際にあらかじめ勉強したい分野を決めて、受験しなくてはならない。

文系の大学受験において、経済学部に人気が集まりやすい傾向があります。
これは「何を勉強したらいいかわからないから、とりあえず経済いっときゃ無難でしょ」みたいな考えの人が多いからです。

大学に受かったはいいが、思ったより勉強に興味を持てない。

こんな事はよくある事です。
実際に学んでみないと、その分野が自分に向いているかどうかもわからない。
普通の大学だと、入学後にその分野を選ぶ時間は与えられない。

入学した時点で、専門課程が決まってしまっている。

でも、ICUはその猶予を与えてくれる。
入学後に興味を持った分野があれば、そっちに進む事も許される。

そりゃあ、勉強のモチベーションも違いますよ。確実に好きなものを学べるのだから。
才能ある子が勉強にやる気出したら、鬼に金棒でしょう。
歴史が短い割に、これだけの実績があるのも当然と言えば、当然です。

ICUの人気が高い理由は、すでにその事に気がついている人が増えてきたから。
頭も良いし、大学でしっかり勉強する意欲もある。けれど、どの分野を選べば良いかわからない。
そんな子がICUの価値に気がついてきている。

本当の意味で利発な子が増えてきている証拠だと、私は思うのです。

 

ICUに興味がある方は

まずは大学案内を請求してみると良いでしょう。
リベラルアーツカレッジがどんなものなのか、詳しく調べてみると良いです。
他の大学と比べてみると、その違いが良くわかります。

大学案内の請求はこちら無料でできますよ。

ICU以外の大学もできます。

 

 

まとめ

関東圏を離れると、あまり知名度がないと言われている国際基督教大ですが、実は超名門私立大学といってよいのだと思います。

日本の私立大でリベラルアーツカレッジは国際基督教大だけですし、今後ますます、その地位を高めていくものと思われます。
ICUを志望される受験生の皆さん、頑張ってください。

 


 
 

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